ティール会議|テーマパークでの会議2
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皆さん、いつもありがとうございます。
ワンダーイマジニア今井です。
今週は、よりティール会議がどんなものなのか、その現場での効果性について具体的なお話をしていきたいと思います。
もう、ネタのようになってきましたが、、、、
オンラインコミュニティメンバーは今だ0人更新中・・・((^^;))です。
我こそは!!と思う方、是非とも仲間になって頂けると嬉しいです。
必ず、皆さんの必要な情報がティール会議の中にはあります!
皆さん、会議の中で現場オペレーションの方向性を決める会議とかってよくやられていませんか?
例えば、各シーズンごとのオペレーションをどのようにするのか、お客様、個々に対してどのようなオペレーションの質が求められるのか、お客様にアピールしたい行動ってどんなことなのか???
様々な議題が挙げられ、それを決めていると思うのですが、皆さんはどのようにそれらの議題に上がる内容を決定しているのでしょうか?
私がお世話になったテーマパークも様々な現場オペレーション会議が開催されてきました。その中のエピソードをいくつかご紹介したいと思います。
まず、皆さんはより良いサービスを実施する為に、オペレーション(運営)のやり方をどのように決めますか?
それは『理念』に沿って決めますか?
それは『Vision』に沿って決めますか?
それは『Mission』の実現にむけて決めますか?・・・
どうように決めるかは様々な軸となる考え方、基準があるのではないでしょうか。
企業様によっては、
行動規範、行動基準などを整備されて、それに基づいてオペレーションを決めるということも会議内で実際に行っているところもあるのではないでしょうか。
また、基準や権限の移譲を明確にすることで、月曜日にお話しした、会議室で行う会議だけではなく現場で【ショートミーティング】のような会議として、現場で起こる大小の事案に対して随時【ショートミーテイング】を行い、どんどん改善を行っていらっしゃる企業様もあるかと思います。
オペレーションについての【ショートミーティング】を考えて頂く上でテーマパークの清掃についての話をさせて頂きます。
テーマパークに遊びに行ったことがある多くの方の印象の一つに、「パークの中にゴミが落ちてない。綺麗な場所だなぁ」という印象がありませんか?
そしてさらに、観察力がある方が気付くのが、
案外、お掃除の担当の人ってこのお客様の人数に対して少ないな・・・・
ゴミ箱のゴミを回収している回数が多い気がする(駅などのゴミ箱の回収に比べて)・・・・
この人数でなぜゴミがこんなに綺麗なんだろう???明らかにゲストの数の方が掃除の方より多すぎるので、この人数でよくきれいに保ててるなぁ・・・・ 不思議!!
といったことが挙げられます。
なぜそう感じるのに綺麗な場所を提供できているか?
その答えは、私の現場での失敗談を通して学んでいきましょう。
こんな、現場のでのやり取りが繰り広げられたのです。。。。
ある日のこと
上司:「今井~、ちょっと待って!!」
今井:「はい!なんでしょう?」
上司:「今井、今、何かに気づかなかった?」
今井:「え?????? なんにも?????」
上司:「そうか。。。 あのな、、、、今、今井の足元にゴミ(紙クズ)が
落ちていたの、気づいていたか?」
今井:「あー、すいません。気づいていたんですが、近くにほら、あそこ
(5mくらい先)に掃除担当のスタッフさんがいたんで、拾ってくれ
るかなと思いまして・・・・」
上司:「ふーん、そうなんだ。。。」
「じゃ、質問しても良いか?」
今井:「はい。なんでしょう?」
上司:「今井さぁ、例えば、ここは現場だよな。もし、ここが自分の部屋
だったとしたら、今井はどうする?」
今井:「えー、自分の部屋だったら、自分のゴミなので拾います」
上司:「そうだよな。自分の部屋だし、自分がだしたゴミだもんな!」
今井:「・・・・はい・・・・(何かに気づき、気まずそうに、、、、)」
上司:「今井は、うちの現場のことを自分の部屋のように愛着を持っていな
いんだな。。。寂しいな」
今井:「そんなことないんですが、、、、(言い返す言葉なし・・・)」
上司:「でも、言ったよな。自分の部屋でないし、自分のゴミじゃないか
ら。。。」
「これは俺のものじゃないから、知らない・・・・みたいなことだよ
な」
「まぁ、自分のゴミじゃないし、掃除担当の人が仕事だし、拾ってく
れたらOK・・・・・」
「これってどうなのよ。皆が仕事現場で、こんな発想だとしたら、パ
ーク中がゴミだらけになってしまわないか」
今井:「すいません・・・・」
上司:「俺は今井に自分の部屋のように愛着があって、自分の事にすべてな
るような環境を作ってほしいと思っているんだ。だってそうだろう
、皆が目の前にゴミがあったら、自分のゴミだと認識して、拾えた
ら、パーク中のゴミは一気に無くなると思わないか。それぞれの現
場の担当者が自分の持ち場は自分が責任を持って、管理する。その
基準は、まさしく、自分の愛着のある部屋と同じ基準で!」
「掃除担当のスタッフさんもその光景をみたら、さらに僕らも掃除担
当としてさらにがんばろうって思ってくれるんじゃないか?」
今井:「本当にそうですよね。お互いがお互いのことを想いながら相手の立
場に立って自分から行動できたらこのパークにゴミなんて一つも落
ちてない状況を創り出せる。本当にそう思いました。」
「本当にすいませんでした!相手を想い行動する、そして全てのも
のに愛着と主体的に関わるこで素晴らしい成果が出ることを学び
ました!」
「ありがとうございます!!!!」
上司:「今井、ありがとうな!今井が自分で気づいてくれて本当に俺は嬉し
いよ!」
「これからも、ゴミは、まさに現実を象徴するよな。ゴミをみたら楽
しい一日の思い出もなんだか引き戻される感覚ってあるじゃんか。
だから、俺たちの力でお客様に最高に楽しんでもらえる環境を作ろ
うな!」
今井:「はい!ありがとうございます!」
上司:「もうひとつ、今井に掃除の基準だけ伝えておくよ。それはな。
この地面は常にオープン時はグランドオープンのその日の地面に毎
日戻すんだよ。そして、また明日もグランドオープンの状態からス
タートする。そして、運営中も俺たちは、「赤ちゃんがハイハイし
ても大丈夫!安心安全な地面のクオリティを保つんだ。」
「その地面のクオリティを保つ為にできることはたくさんあるよ
な。」
「どんなアイデアがあるか、また考えてみてくれよ。今井ならたく
さんの新しいアイデアがでると思うからよ!期待してるよ!!!
いつもありがとうな~」
今井:「わかりました。また現場ミーティングで話聞いてください!!」
ほんの10分もない時間の中でこのような私たちは【ショートミーティング】を行っていたのです。その事案が起こったその瞬間にすぐに鮮度の良い状態でコミュニケーションする。私は、こんな風に現場で上司からたくさんの気づきと、学びを自主性を持ち育てられました。
この話でお気づきの方はファシリテーナーに近い方だと思います。
この話の中で上司の方は研修、育成の高いスキルを使い指導されています。
まず1つ目のポイントはより高いレベルのファシリテインを行うには高い研修、育成のスキルが必要だということです。
次にここでミーテイング という表現をしています。日本語において英語の『Meeting』は会議とミーティングに意味において別れる傾向にあります。
会議は「決定する」内容を軸にしたもの、ミーテイング は「話あう」内容を軸にしたものとして無意識的に使われています。
大きな決定事項が多い場合は【会議】、現場に近い問題や問題のスケールによって話し合いで解決が可能な場合【ミーティング】という表現で日本人は捉えているといえます。
2つ目のポイントは日本人にとって【会議】には2つの言い回しがあるということです。
重複しますが会議には『話し合う』という側面がありだからこそ研修や育成のスキルが必須とも言えます。
このように様々な会議(ミーティング)をより効果的に行うには研修や育成のスキルを磨き、その上で会議全体を俯瞰してコントロールする高いスキルを持つことが【ティール会議】を創り出すファシリテーナーの腕の見せ所と言えます。
改めて皆さん考えてみてください。
皆さんの現場にて行っている会議(ミーティング)はどれくらい現場とリアルタイムで繋がっていますか。そして、話し合われている基準は現場での活きた基準を扱っていますか?さらに研修や育成のスキルを使い相手から引き出す形でオペレーション訓練ができているでしょうか?
曖昧な指示は曖昧な思考しかうまず、曖昧な思考は曖昧な行動を引き出し、曖昧な行動は曖昧な成果しか生み出しません。
相手から引き出し明確に指導することそしてそこに基準という指標を持たせることが出来てようやく、より効果的なオペレーションを考える会議の基礎が出来るといえます。
次回は、基礎の上で行われる感動のオペレーションを生み出す会議を実例を元にお話させて頂きます。
是非とも、皆さんと共に素晴らしい現場で通用する現場会議の運用実現をしませんか?
それでは、皆さんのお申込みをお待ちしています!
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