こそだて・息子に聞いてみた①
20代の終わりから
私と夫の子育ては始まった。
息子は今年、成人した。
母としての「子育て」に
ついては、その時々で
誰かと語り、悩みを
共有し、お互いに助け
合ってようやく今に至る。
私の視点での子育ては
いくらでも語れるが、
果たして、子ども自身の
息子は、育っていく中で
どう感じていたのか。
私と夫のもとで
育った経験から何を
今思うのか、
率直に聞いてみた。
☆母からの質問☆
私たち二人のもとで
育って良かったことは?
★息子の回答★
①良かったのは、基本的に
Noがなかったこと。
常識的に違うのでは?
ということを除いて
自由な選択が多かった。
そこにしっかり結果を出す
ことや努力が求められても
いたから、そこも自分的
には良かった。
②どんなに忙しくて
疲れていても俺の話を聞いて
くれたことかな。
これが1番大きい。
子どもって話を聞いて
欲しいし、反応が
欲しいから、それを今でも
続けてくれるのは非常に
嬉しい。
◎回答を受けての感想◎
息子の気持ちや考えは、
尊重してきたと思っている。
①彼の「結果を出すことや
努力が求められた」との
言葉が少し気になり、
付箋を貼ってみる。
時として、それが彼の
負担になっていたことも
あったはずだ。習い事や
クラブ活動など、一度も
自分から辞めたいと言わ
なかったのも、そのあたり
からきているように思う。
結果が出なくても、
ずっと努力できなくても、
(私もできないし)
やりたいことは
やってみればいい。
辞めたくなったら、
一度離れてみてもよい。
寄り道や逃げ道は
作ってもいいことを、
もっともっと
伝えれば良かった。
②2歳頃からすでに
始まっていた息子の
自分語りは本当に
面白かった。
それを聞くのが
楽しみだったし、
おかげで次の日も
なんとか頑張れた。
おばあちゃんに
なってもずっと
聞いていたいと思う。
次回は、私たちのもとで
育って「困ったこと」
そして、「母の姿は
ずっとどんな風に映って
いたのか?」
を書こうと思う。