ザシザマミルタンク
2022CL愛知で使用した。
【ザシザマミルタンク】の構築記事になります。
基本戦略
バトル場にミルタンクを壁兼アタッカーとして置き、サポートやグッズで相手を妨害しながらベンチでザシアンorザマゼンタを育てます。その過程で相手がサイドを進める為に無理矢理リソースを削りその結果相手を詰みにさせる二通りの勝ち筋があります。
使用した理由
・対戦回数が多いCLでスタートするポケモンが安定している。
・有利対面も不利対面もそこまで多くない事、ミルタンクをケアしていないデッキには簡単に勝利する事が出来る。
・環境に存在しないデッキタイプの為初見殺しを出来る。の3点です。
各カードの採用理由
ポケモンは基本的に1試合4~5体までしか使わないので試合で使いたい枚数+サイド落ちケアの1枚です。スタートポケモンを安定させる為3種類以外のポケモンは採用していません。
《ザシアンV》3枚
優秀な230打点。3枚ドロー。自己エネ加速。
ミルタンクを壁にして妨害サポートを使うターン手札を補充する事が出来る。主にミルタンクを倒すポケモンを倒したりサイドを進めていく。
《ザマゼンタV》3枚
詰ませるデッキを詰ませに行く事が出来、環境の耐久デッキに対して耐性がある。Vmaxからのダメージを防ぎつつ特殊エネを破壊していく。
《ミルタンク》4枚
環境の中心であるVポケモンからダメージを防げる。
突破手段の無いデッキを詰ませる事が出来る。
《タフネスマント》4枚
盤面に出すポケモンに1枚は付けたい為、最大枚数採用しています。HPラインを160.270.280に上げ各苦手とする打点の確定数をずらしたり、非ルールポケモンとの試合では結晶の洞窟と合わせ耐久面を上げていきます。ツールスクラッパーの採用も増えてるので無闇に貼るのは要注意です。
《ポケモン入れ替え》4枚
相手に呼び出されたザシアンザマゼンタをベンチに下げる役割とザシアンの攻撃不可になる効果を消す為の役割があります。現環境1試合で使われるボスの司令の枚数が2~5に対しての鳥使いを含めた4+1の合計5枚にする為、最大枚数採用しています。
《クラッシュハンマー》4枚
このデッキはミルタンク+相手の妨害を使うのがコンセプトなのでターン制限の無いクラハンは最大枚数。各試合毎に振るタイミングがあるので無闇に振るのはよくないです。大事な場面で試行回数を増やす為に温存しましょう。
《メタルソーサー》3枚
鋼エネを付けたミルタンクが気絶させられた後にザシアンやザマゼンタの完成を早める為に採用しています。ゲーム中ハンドに2枚までなら嵩張っても強いのですが、初手に複数枚引くと初手の動きが鈍くなる為3枚の採用にしています。
《クイックボール》2枚
使いたいポケモン3枚+クイック2枚+キャプチャー4枚の合計9枚にする為の枚数です。山札に9枚あれば5.6枚カードを引く事で使用したいポケモンを用意する事が出来る計算なので2枚だけの採用にしています。キャプチャーと合わせデッキを混ぜる事が出来る数少ないカードなので無闇に切らない様にしましょう。
《やまびこホーン》1枚
トラッシュのポケモン呼び出しボスで縛る。
ザシアンで倒しサイドを稼ぐ。
ミルタンクミラーで打点を稼ぐ。などの器用に使える1枚です。1試合に1枚使えればいいのでこの枚数です。
《ツールスクラッパー》1枚
アルセウスに付くこだわりベルトがマントなしのザシアンザマゼンタに対して致命傷なので採用しています。相手の風船などを割って動きを鈍らせたりする事が出来ます。
《ボスの司令》4枚
サイドを進めたり相手のベンチを縛り妨害にも使える為、最大枚数の採用です。
バトル場ミルタンク、ベンチザシアンの盤面でボスで相手のポケモンを縛る事で相手はミルタンクにダメージを与えられるポケモンを用意出来ていない場合
入れ替え+ボスの司令+手張りを要求する事ができ条件を満たせない場合はターンを貰う事が出来る。
《アスナ》2枚
環境で遭遇する場面が多い《頂への雪道》《キャプチャーエネルギー》《連撃エネルギー》《ダブルターボエネルギー》をトラッシュする為に採用をしています。
スタジアム3枚+アスナ2枚の合計5枚で雪道4枚の突破手段としています。
《博士の研究》3枚
ハンドを溜め込みたいデッキとアンチシナジーですが、マリィからの復旧と序盤ハンドが無くなってからの復帰として採用しました。ハンドに他のドローサポートがある場合トラッシュされていく事が多いです。マリィから引き込む為に多めの3枚採用です。
《ヤロー》2枚
ハンドを溜め込みながら縦引きをしていきたい為、採用しました。ヒガナとは選択になりこちらのミルタンクを見た場合相手が、ベンチを並べてこない場合があるので安定して引けるヤローを多めに採用しています。
《ヒガナ》1枚
ヤローと採用理由はほぼ同じです。環境にベンチを嫌でも広げるデッキが一定数いるのでヤローより引ける最大枚数が多いです。
《鳥使い》1枚
5枚目の入れ替え札でおまけに3ドローも付いてきます。ドローソースとしては使える場面が限られてるいる為1枚のみの採用としています。
《結晶の洞窟》3枚
クイックシューターや月光手裏剣のダメージを回復しザシアン、ザマゼンタの確定数をずらします。相手のボスが枯れてしまった場合ミルタンクを壁にする事で全回復まで粘る事も出来たりとこのデッキの耐久面を上げてくれる1枚です。スタジアムの張り合いで4枚必要ですが手札に嵩張っても仕事がないので4枚目の枠をアスナにしました。
《キャプチャーエネルギー》4枚
毎ターン手張りをしたいこのデッキではクイックボールよりも優先されるカードになります。
《基本鋼エネルギー》11枚
基本エネルギーは15枚くらい入れたいですが枠の都合上この枚数になります。1枚《ヤロー》か《ヒガナ》に変えても良かったかなと今では思っています。
愛知CLでは2-3と結果は振るわずめちゃくちゃ凹んでいます…。デッキパワーは決して高くはないのですが、プレイングやプランを確立しておくことで現リージョン環境のデッキとも渡り合う事が出来て面白いので是非使ってみて下さい。
各デッキへの立ち回りなどは気が向いたらまた書こうと思います。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?