植物に侵食されている街並みを歩く[ホイアン観光の話]
東南アジアを好んでうろつく理由のひとつとして、建物と植物が融合している風景が好きだというのがあります。なんていうかこう、ナチュラルに植物に住居が侵食されてるような街並みは、歩いていてとても楽しい。
ホイアンはベトナム中部にある古都のひとつです。
ダナンからなら車で1時間くらい、フエからなら4時間くらい。この時フエに滞在してたので、私のスタートはフエからでした。
本当なら朝一番のバスに乗ってフエからホイアンに向かい、帰りはホイアンからダナンへ行き、電車に乗ってフエに戻る計画だったんですが、ホテルの受付のお姉さんに電車は本数が少ないし乗り損ねたら帰ってこれない、車手配してやるから待ってろ、って脅されその場で往復の車をチャーター。
1日チャーター往復300km75ドル。(2017年当時)
お姉さんでら有能。
パフォーマンス↑、冒険度↓。
ホイアンの観光エリアはコンパクトなので、端から端まで歩いても2kmもないくらい。
美観地区として世界遺産登録されているため、町並みは古い建物そのまま。でも建物の中身はほぼすべてがお土産屋さん・カフェ・プチホテル等に改装されているので、なんていうかディズニーランドのスーベニアショップが並ぶ通りを歩いているような不思議な感覚。
狭いので余裕でぐるぐる歩いて回れます。
美観地区内は車の乗り入れが禁止されてるから、むしろ歩くか観光客向けのシクロに乗るしかないです。
木や蔦が屋根を突き抜けていたり壁を覆ったりぶち破っていたり、そういうのって南国ならではの生命力!という感じがします。住んでる人がなんだかあんまり気にしてないのもいい。当たり前の風景になってるのいいですね。ほんとに。
ドライバー氏は請負の際2時間ほどの待ち時間だと予測してたみたいなんですが、5時間滞在予定と言ったら、そんなに長い時間何をするんだって顔されました。
でも余裕で5時間フルに歩いたりお茶飲んだりして堪能しました。オタク余計なところに引っかかりまくって時間伸びる。あるある。
なおドライバー氏はその間「かふぇ・すりーぴん・かふぇ・すりーぴん…」だったそうです。
ごめんよ。
思えば事前に時間の打ち合わせをしてないあたり、おおらかだなあと思う。
ホイアンはごはんも美味しかったので、食べたものの画像も。
コムガー(チキンライス)
東南アジアでは定番のメニュー。
お米がウコンライスで鶏は何故か割いてある。
ホワイトローズ(えびすり身の雲呑包み的なもの)や生春巻揚げ春巻等の盛り合わせ。
蓮の実のチェー。
蓮の実がたいへん好きなので、ベトナム行くとだいたい食べます。美味しいですよ。おすすめしたい。