【海外からでもOK!】 助産師カナさんのオンライン両親学級に参加してみた
4月に出産を控えている私が心配なのは、コロナで軒並み中止になった両親学級に参加できていないこと。
その両親学級では、出産の流れや抱っこの仕方、沐浴の仕方などを教えてもらえるらしいのですが、私にはその知識がすっぽり抜けているのです。
自分の両親に聞いても、遠い昔のことだから忘れてしまったことが多く、この数十年でずいぶんと子育ての常識は変わっていると言われ、本やYouTubeに頼るしかない状況でした。
そんな心細いなか、パッと頭に浮かんだのが助産師のカナさんです。
カナさんは、私たちWOMENCANFLYのYouTube動画に出演してくださった方で、出産だけでなく、ホルモンバランスや生理、性教育など、幅広い分野で活躍されています。
私もカナさんが主催されたセミナーに参加したことがあり、妊娠前の体づくりの段階からお世話になっている、信頼のできる助産師さんです。
《YouTube動画はこちらから》
カナさんに「両親学級をオンラインでやってもらえないでしょうか」と連絡したところ、快く引き受けてくださいました。
事前に知りたいことを聞いてくださったので、私がリクエストしたのはこんな感じです。
・ お産の基本的な流れが知りたい
・ 予定日が近づいてきたら気をつけるべきことを知りたい
・ 立ち合いも面会もできないので、入院中の過ごし方を知りたい
・ 産後鬱について知りたい
・ 初めての出産なので、とにかく励ましてほしい!
海外に単身赴任中の夫もオンラインで参加することになり、上記の質問に沿う形で私たちオリジナルのスライドをつくってくださいました。(感動!)
セミナーは全体で90分くらい。Google meetで行いました。初めて使いましたが、Google meetもなかなか便利ですね!
夫は出産後の育児のことについてはいろいろと調べてくれていましたが、出産のことや妊娠時の体のことは知らないことが多かったようで、かなり勉強になったみたいです。
私も自分でできる限り調べていましたが(例えば、前駆陣痛のことやおしるしのことなど)、ネットやYouTubeは情報量がとにかく多いので情報の取捨選択が難しく、専門家の話を聞けて安心しました。
授乳の指導では人形や風船をつかったり、出産の流れの説明では動画を見せてくれたり、毎回思うのですが、カナさんの説明は本当にわかりやすい!
通っている産婦人科の先生も、検診後に毎回「何か質問はありますか?」と聞いてくれるのですが、大事なことを1〜2こ聞いたら、待合室が混んでいることなどが気になって、「自分で調べたらいいか」と切り上げていたので、この機会に質問もたくさんできてよかったです。
特によかったのは、カナさんが出産時のリスクをしっかり伝えたうえで、それでも「赤ちゃんはかわいいですよ」と励ましてくれたこと。
そして、「赤ちゃんは強いです。子育ては大変であれもしなきゃこれもしなきゃと考えてしまうけど、生きていれば大丈夫。お父さんとお母さんがハッピーでいることが大事です」と言ってくれたこと。
一気に肩の力が抜けました。生きていたら大丈夫!という言葉は、我が家の合言葉になりそうです。
最後に、「お父さんもお母さんも、短くても良いので、できるだけひとりの時間をもつようにすると良いですよ」と言ってくれたのも嬉しかったです。
もちろん夫婦でそういう話し合いはするつもりでしたし、言い合える関係だと思っているのですが、助産師さんの立場からそう言ってもらえたことで、より堂々と「お互いにひとりの時間をもとう」と言えるようになった気がします。
産後鬱は、女性だけでなく男性にも起こることですし、日本よりも海外に住んでいる人の方が起こりやすいのだそう。子どもだけでなく、お互いにしっかりケアしていきたいものです。
カナさんの言葉を借りると、まさに「両親は、育児プロジェクトの共同経営者」。
出産したら、私は夫がいる海外へ行く予定。異国の地での子育てがスタートするので不安もありますが、仕事の休みをとって今回の両親学級に参加してくれた夫とは、より夫婦としての結束力が高まったように感じます。
カナさんのオンライン両親学級は海外からでも参加可能なので、興味のある方はぜひカナさんのインスタグラムなどからコンタクトをとってみてください。
インスタグラム情報は、カナさんを紹介した「WCF-Mates!」の記事の最後に掲載しています。
カナさん、本当にありがとうございました!