【編集後記】夫婦で夢や目標を共有していますか?
少し前になりますが、THE WAYという海外在住の女性をご紹介するインタビューシリーズの「パートナー企画」第一弾をnoteでも公開しました。取り上げたのは、シドニー在住の寺澤さんファミリーです。
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この記事は、夫の悠さんと妻の敬子さんをそれぞれをインタビューし、1本の記事にまとめています。同じ状況を話していただいいるのに、立場や視点が違うと捉え方も違っていて、とても楽しく学びの多いインタビューでした。
家族と夢や目標を共有していますか?
寺澤さんご夫妻は、パートナー間や家族間のコミュニケーションをすごく大切にされています。
オーストラリア移住も、毎年お正月に「今年は何がしたい?」と目標や夢を夫婦で共有する過程で生まれてきたアイディアだったのだとか。
「今年の夢は?」「今年は何にチャレンジする?」という会話、良いですよね。
最近は「やりたい100のこと」を書き出すノートなども売られていて、夢や目標を書いている人は多いと思います。しかし、それを家族と共有している人って、どれくらいいるのでしょう。
子どもがいると、学校のことがある。いつかは親の介護が必要になるかもしれない。家族が増えるということは、それだけ制限も増えるということ。それでも、敬子さんは明るく「自分のやりたいことをやりたい。家族は必ず応援してくれると思うんです」と言います。
▼記事から一部抜粋
キャリアにおけるパートナーの存在
記事の中でもご紹介していますが、悠さんはシドニーで柔指圧院を開業しており、敬子さんは米大手IT企業で働いています(もともと日本法人で働いており、シドニーに転籍されています)。
それぞれ、異国での開業、異国への転籍という大きなチャレンジを経験されているのですが、もちろん現実的な問題もあるわけで。
たとえば、ビザはどうするの? お金はどうするの? 子育てはどうするの? と、挙げたらキリがありません。こんなにたくさんの課題があるなら、とっくに諦めていてもおかしくないだろうなと思います。
悠さんは、渡豪当初、別の方が経営されている店舗で従業員として働くことからスタートしました。やれることはやりきった。辞めて、開業しよう。そう思ったとき、真っ先に敬子さんに電話をしたそうです。
もちろん、敬子さんは悠さんの決断を応援することに! それは、敬子さんご自身も、働くなかで悠さんや家族の支えをたくさん感じたから。
「働いていると子どもに寂しい思いをさせてしまう」と思うお母さんもたくさんいると思います。そうやって本当は働きたいけど我慢している方がいるのであれば、「今頑張ることが将来必ず家族のためになると信じている」という敬子さんの言葉をぜひお届けしたいです。
結局のところ、キャリアとは何だろう?
やりたいことがあっても、結婚や子育て、介護、病気、引っ越しなどでなかなか実現できないことってありますよね。自分自身の課題であれば対応できることも、家族がいると、自分の優先順位を下げざるをえなかったり。
誰しもキャリアの途中には、ギアを入れて突き進むときと、少しお休みするときがあるはずです。
「家族のために、自分の好きなことを諦める」のではなく、「今はいろんな優先順位を家族に譲るとき」と考えるのも良いかもしれません。
ぜひ、インタビュー記事も読んでみてくださいね。
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