ワーママQOLアップnote💛子供の筋トレの迷信アレコレ
思春期前までの子供が筋トレをすると身長が伸びない!?発育に悪い!?一般的なレジスタンストレーニング(筋トレ)にまつわる迷信について書いてみたよ💛
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ども!
コロナ太り撃退でスタンディングテレワークを取り入れ始めたけど、やや疲れる時もある→夜にストレッチ(主におしりの横らへんの立ち姿勢時に使われる中殿筋とか、個人的にこりがちな大胸筋、広背筋あたり)を取り入れたら、疲れも溜まりにくい!と、運動機能学&機能解剖学勉強の効果を実感中の
時短ワーママ&QOLアップアドバイザーのまいです💛(前置き長い。。)
人体の身体の仕組み理解の大切さよ…(*´▽`*)
QOLアップアドバイザーとは
主に身体づくり×キャリアでワーママ、女性のQOL(人生の質)アップに向けての支援をしていくことが使命です。
※姿勢・体幹コーディネーター&国家資格キャリアコンサルタント資格所持 NETSAのPFT(パーソナルフィットトレーナー資格)勉強中
前回までキャリアテーマに書いてきたけど、一旦健康系テーマに戻ろうと決めて選んだ今回のテーマ!
「子供の筋トレ」
前回の、キャリア転機の際の意思決定のポイントを書いたnoteはこちら💛
ママ的にも気になるところだし、実際大人の筋トレは当たり前のようになってるけど、子供のトレーニング系って情報が圧倒的に少ない
実際長男は空手をやってるけど(私と共に)、まだまだ体幹も弱いからフラフラするし、どうしたもんかな~と思ってたところもあり
実際、大人のトレーニング方法は分かるけど子供に対してどの程度やったらいいかを考えたかったから、勉強中のテキストや論文を漁ってみた
と、本題に入る前に、そもそも筋トレ=レジスタンストレーニングの5つのレベルについて触れておこうと思う
いわゆる筋トレと言ってしまうと筋肉ムキムキ!なマッチョな人を思い浮かべることが多いと思うけど(え?私だけ??(*^▽^*))、レジスタンストレーニングは何も筋肉をただ増やすことだけが目的ではないんだよね
ちゃんとレベル、目的があってそれをまとめたのが下記
①第1段階 「神経筋促通」 … 身体を効果的に動かす上で重要な神経系(体からの色々な刺激を脳や脊髄に伝える&運動ニューロンを通して動きを作り出す”運動神経”や自律神経など)と骨格&筋肉がうまく順応させること。
1セット15回~25回くらいできるくらいの低負荷。(MAX100%の筋力を発揮する時の半分以下の負荷) 1~2セット行う
②第2段階 「筋持久力」 … ①で順応させた神経&骨格&筋肉の効果的な連鎖を更に継続して深める。 1セット12~20回くらいできる、MAX1回100%筋力発揮時に対して60~70%くらいの負荷 2~3セット行う
③第3段階 「筋肥大」 … 筋のサイズアップが目的。1セット8~12回行う、MAX100%で1回できるトレーニングに対して70~80%の負荷 3~6セット行う
④第4段階 「筋力」 … 筋の最大の力を発揮する能力を伸ばすのが目的。1セット間を2~4分にして、休息もとり最大筋力を高める。 1セット4~8回行う。 MAX100%の筋力発揮時に比べて80~90%の負荷 2~6セット行う
⑤第5段階 「パワー」 … 爆発的筋力の鍛錬が目的。可能な限り短時間で最大限の力を高める。1セット 1~5回行う。 最大の100%の筋力に対して85~100%の負荷 3~5セット行う
この中では、子供のトレーニングにおいては、特に①第1段階の「神経筋促通」や②第2段階「筋持久力」を目的にレジスタンストレーニングを行うと良い ※NESTAのテキスト参照
あくまで高負荷の筋肥大やパワーをつけるようなレジスタンストレーニングではなくて、低負荷で、神経+骨格+筋肉がうまく連動できるようにするって感じ
ちなみに筋肉の活動としては、いくつか種類があって
一番筋増加につながる「力強い」筋活動は「伸張性=エキセントリック」収縮で
一番「弱い」筋活動は「短縮性=コンセントリック」収縮と呼ばれる動きだから
子供に対しては「伸張性=エキセントリック」は避けて「短縮性=コンセントリック」の動き中心のレジスタンストレーニングが良い(基本は1つの動きには短縮&伸張両方入っている場合が多いから、伸張時になるべく時間をかけないって感じかな)
※伸張性=エキセントリック → 負荷を下ろしていく状態、減速コントロール
例:腕立て伏せの時、肘を曲げて身体を床に近づけた後の、肘を伸ばして身体を持ち上げる動き
※短縮性=コンセントリック → 負荷を持ち上げる、加速を加える
例:腹筋の時に膝に頭を近づけるまでの動き(※落とした状態で維持するのは等尺性といって、伸張性の次に筋力増加になる)
と、ここまで先に子供にとって良い筋収縮やレジスタンストレーニング(筋トレ)のポイントについて簡単に書いちゃったけど
そもそも 小さい時に筋トレすると背が伸びない とか 発達に悪い とかよく耳にすることは全て迷信なんだよね
勿論、高負荷で行うものは避けた方がいいけど低負荷のものであれば、骨にも良い→逆にレジスタンストレーニングの効用である、骨密度増やすことや身体強度の改善や身体能力の向上なんかが認められてる
実際子供のレジスタンストレーニングで身長が伸びなくなったというのは科学的な証拠はまだないし、思春期未満の子供のレジスタンストレーニングによる骨盤軟骨骨折はまだない、という報告もある
子供の未発達な成長軟骨には勿論気を付ける必要はあるけど、全力で筋力発揮!のような高負荷でなければむしろ筋トレの効果の方が勝るってことかなぁ
ちなみに、通常のマシンを使ったいわゆる一般的な筋トレより、自分の身体の重みを使った全身運動や有酸素運動とかを組み合わせたサーキットトレーニング(いくつかの動きを組み合わせた1セット30秒~60秒休憩を挟んで15~20回くらい行う)なんかが良いとされてる
と、いうことでまとめ!
思春期未満の子供の筋トレは良くない!?は迷信で、低負荷で、正しいトレーニングを行えればむしろ運動神経を高められたり、骨密度が上がったり、身体組成(体脂肪や体重のバランス)も整えられる良い効果が得られる
そして、具体的なおススメトレーニング内容としては
筋力100%を出した時の50%の力以下の低負荷で行う&短縮性=コンセントリックの動き中心の、自分の身体の重みを使った全身運動や、有酸素運動と組み合わせた色々な動きを組み合わせたサーキットトレーニングが◎
ってことでした!
勿論子供の年齢によっては、自分の身体の動かし方が分からない子もいるだろうから、やっぱり正しく指導ができる指導者や
身体づくりにおける栄養バランスなんかも重要だけどね
長男飽きっぽいから、色々動きがある方が楽しくできそう。なんか腹筋と背筋あたりの深層まで含めたサーキット系トレを遊びがてらやってみるかなぁ(^^♪
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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