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夢をつかむ! 045_20241021

夫婦に亀裂が入るとき

私たちうぉんばっと夫婦は仲が良い(と自分たちでは思っている)。

仲がいい理由はいくつかある
・同じ体験を共有している(海外滞在経験)
・仕事に共通点がある(今はない)
・お互いに好き勝手なことをしている
・じいちゃんばあちゃん子で育った
・金銭感覚に不満がない

2番目の仕事については、相手がどんな仕事をしていて、どんなところで成果を上げ、失敗をしているかがわかるというのは、良かったり悪かったり。
でも私は元同僚だからこそ、結婚してからの私の仕事に対するスタンスを理解してもらえていると思っている。私にとってはこれは非常に大きいことだ。

ところで私たちには子どもがいない。
これも大きなことだと思っている。
私たちは運命共同体だ。
二人をつなぐものは何一つない。
紙切れ一枚ですぐに離婚できるという気軽さもある。
逆に今後私たちはお互いに支え合って生きていこうという気持ちもある。

そんな夫婦に最近、亀裂が入った。
これは久々のことで、なかなか大変だった。

原因は、やはりばあちゃんの入院だったと思う。

私たちは常に自分か相手の優先順位しかなかった。
自分を優先する場合には、仕事だったり趣味だったり。
相手を優先する場合には、相手が病気だったり何かで相手に合わせたりするときだ。
この2択しかなかったのに、ばあちゃんという別の因子が入ってきた。

途端に私たち夫婦のバランスが崩れた。
要らぬことで言い合いもした。
私も夫も自分のことで精一杯で、相手に対する配慮が欠けていた。
私も夫も「ばあちゃんのために頑張っている」という自負はあった。
それが全面に出たとき、口調が強くなったり、自己主張が強くなった。
(お互いに)疲れている自分をそうっとしてほしかった。

家族のために頑張っているのに、なんだかおかしい。
同じ目標をもって頑張っているのに、どうしてそこで夫婦の仲が悪くなるんだ。

これってもしかして子育ても同じ?

間に第三者が入ると夫婦が直接相手のことを思う気持ちが伝わらなくなっちゃうのかもしれない。

われわれ夫婦に子どもがいたら、もしかしたらしょっちゅう言い合いになっていたかもしれないな。
「子どものため」
「子どものため」

たまには直接、相手の愛情を確かめる時があってもいいかもしれない。

うちの場合は、今回は夫が先に折れた。
なぜかというと、私が実家に帰りたいと言ったからだ。

もともと帰省する予定だった私は、帰省できなくなった状況がストレスになっていた。
これを打開するために、もしかして帰省してリフレッシュした方がいいのではないか、と思ったのだ。

よくドラマで見る「実家に帰らせていただきます」をちょっとやってみた(笑)

次の日から夫の態度や言葉が少し優しくなった。
私は自分の機嫌を直して、夫にもう一度これまでと同じ優しい態度と愛情を向けるのにそこから3日かかった。

それでも私たち夫婦の亀裂はボンドでなんとかくっついたようだ。

よくよく考えてみれば同じ方向を見てたのにな~と思った。
ただただお互いに疲れてトゲトゲしさがあったのかもしれない。

自然と「お疲れさま」「ありがとう」と相手をねぎらう言葉が増えてきた。

私はおばあちゃんを中心に見ることを止めた。
やっぱりおばあちゃんよりも夫を優先すべきだった。
そうしたらおばあちゃんのことも辛くなくなった。

結局、帰省はあきらめた。帰省できないことのストレスもなくなった。
とりあえず私のメンタルの峠は越したようだ。

この生活はもうしばらく続くとは思うが、山あり谷ありでもできるだけ淡々と、感情に左右されずに平穏な日常を暮らしたいと思っている。

<1年前の”種まき日記”>
ナイロンタオルが懐かしい。
今ではもう素手だ。ボディシャンプもやめた。
石鹸が一番だ。石鹸を一生懸命泡立てて、体を泡だらけにして優しくなでている。背中の搔き傷はほぼ消えた。

<2年前の”つれづれ日記”> 
女性の先輩の話。この時の旅がとってもよかったとこの地を気に入ってくださり、今年は春に来てくれた。次は海外旅行を一緒にしたいと言ってくださっている。

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