ほのぼの生きる 218_20230830
ポケットに入れたら・・・
私は何でもポケットに入れてしまう癖がある。
ちょっとした物の移動。
大事なものを預かってほしい、そう思い、ポケットに入れる。
ところが・・・
そのことをすっかり忘れてしまう。
うっかりさんなのだ。
先週、夫が感染し、普段住んでいるアパートに夫を隔離した。
私たちには夫の実家という住まいの選択肢があり、現在は96歳の義祖母の自宅介護期間であるため、1週間の半分を実家で過ごしている。
私は夫の隔離期間が終わるまでずっと実家で過ごすことになった。
そうなると必要な物が揃わないことがあり、私はたびたび1分間の隔離部屋に侵入するリスクを負った。
ターゲット(必要な物)をあらかじめ頭に描き、ゲット後すぐに退散。
先日、写真データの入ったUSBを取りに行った。
USBぐらいの小物、ポケットに入れてしまおう!と思った。
でも私は自分で知っている。
ポケットには大事なものを入れてはならない。
一度入れたら忘れてしまう。
忙しくない時、冷静な時は、そういう自分の悪いところを意識して、カバンに入れたり工夫したりする。
しかし、この日カバンを持っていなかった。
そこでUSBをポケットに入れたような気がする・・・
USBのことに気がついたのは今朝のこと。
カバンを探してもない。
あれ?USBってどうやって持ってきたんだっけ?
まさかっ?!ポケット?
そういえばポケットに入れたような気がする・・・
えっと、いつのことだっけ?
月曜日?
・・・となると、月曜日に履いていたズボンは昨日洗濯物でたたんだよな?
うん?洗濯してしまったってこと?
それを今日の通勤の車の中で思い出し、もうすでに家を後にした私には昨日たたんだ洗濯物を確認するすべはなし。
いや、待て。
もしかして最初からUSBを持ってこなかったとか?
仕方がないから出勤前にアパートに寄ってみた。
USBは・・・ない。
あきらめた。
USBを洗濯したらデータ全部ふっとんじゃうんだろうな。
もうこうなったら、USBがありさえすればいい。
ポケットからどこかに落としてしまった、とかそういうのでなければ。
本日帰宅後、まっ先に月曜日に着ていたズボンのポケットを確認した。
ない。
うぉんのすけ、よーく自分の行動を思い出せ。
USBをポケットに入れようとして、大事なものだからポケットに入れることはせず、どうしたんだ?
そういえば、本を読もうと思って選書した数冊の本を段ボールに入れて運んだった。
あった。
結局、このUSB、何のために運んできたんだか・・・もはやどうでもよくなっている。
あーあ、歳ってやーね。
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