見出し画像

キラキラ✨ひかる 137_20240714

観察の視点の違い

金曜日から連続3日間、通信大学のオンラインスクーリングを受けている。
明日が最終日。

初日、受講生の笑顔に励まされ、先生として重要なことは笑顔なのかもしれないという記事を書いた。

今、学んでいるのは「指導法」

今回の授業はグループ活動が多く含まれていて、意見交換をする場が設けられている。
模範授業のビデオを見て、その授業の良い部分を見つけ出す、という作業を行った。

私はこのグループ活動がとても苦手。
司会をやったり、発表者になったり・・・勘弁。
そして意見交換の際には、人と意見が全く合わない。
いつも「私はちょっと違う意見なのですが・・・」と断ってから発表する。
恥ずかしい。
でも仕方がない、それが私の意見だし。

昨日は特にグループ活動の意見で圧倒的に「先生の態度」が多く発表されていた。
私は一人「指導手順」の細かい部分を指摘した。
私が初日に感じた「笑顔のすばらしさ」
もしかして皆、笑顔が重要だと思っているから意識的に観察しているのかしら。
私はむしろテクニカルの部分ばかり気になり、実は先生の態度にはそこまで意識が向かなかった。

なぜだろう・・・?考えてみた。
「笑顔」とか「生徒に向ける視線」とか「声のかけ方、抑揚」なるものは当然身についていて当たり前と思っているからなのかもしれない。
先生の資質はデフォルトだということだ。
道徳感、生徒への愛情、さわやかさ・・・そんなことはもはや学ぶべきところなのか?

それよりも生徒を指導するにあたってのもっと具体的な技術を身に付けたい。最新の技術!
貪欲な私はそんな風に思っていた。

ここでハタときづく。
年齢だ!
今までの人生経験が違うのだ。
私がほかの皆と意見が違うのは、ほかの人たちがまだ若い人たちだからだ。
そうか、そうか。

しかも若い人たちは現代の教育指導を受けていて、私が驚く指導法に何の違和感ももっていなかった。昭和と平成の教育現場の違いだろう。
どうりでポイントがずれていると思ったよ。

というわけで、それぞれの異なるバックグラウンドを持っている者たちが集まり、目標としていることも皆少しずつ違う。
そんな多様な人たちとの関わり合いをどう受け止めるかも、もしかしたらこのスクーリングで学ぶべきことなのかもしれない。

結局のところ
教師はどうあるべきか(態度)
教師はどのように教えるべきか(指導技術)
どっちも大事だなぁということだな。

早くも3日目終了。あと1日だ。頑張ろう!

<1年前の”ほのぼの日記”> 
あーこれな。改めて読んで、胸がちくっとなった。じいちゃん、ごめん。


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


いいなと思ったら応援しよう!