ほのぼの生きる 133_20230601
木曜日は本曜日（202305)
このタイトルが気に入っている。
考えた人、センスいいと思う。単なるパクリなので、元ネタを紹介している記事を掲載しておく。
私は毎月、このタイトルで読書記録をとっている。
６月に入ったが、今日は木曜日なので５月分の記録を書き留める。
５月は読書をする時間が少なかった。ゴールデンウィークは一人の時間があまりなかったし、TOEIC、FP3級、知人の来訪と結構することが多くて、読書に時間をさけなかった。
１冊だけちゃんと読んだ本（感想がかけるレベル）がある。
西野亮廣『夢と金』
Youtubeで紹介されていて、内容が面白そうだと思い、購入して読んだ。
朝、３時間ぐらいでちゃっちゃっと読んでしまった。
すぐに読めちゃうので、興味のある方はぜひ読んでみてほしい。
そもそも、なんで読もうと思ったかというと、Youtubeでの説明で「飛行機にどうしてファーストクラスが設定されているのか」の部分が面白いと思ったからだ。
あんまり考えたことがなかったけれど、ファーストクラスやビジネスクラスの人が高い料金を払って利用してくれているから、われわれエコノミークラスの人は安い料金で利用できる。富裕層の人、あっざーすっ！
車の話も面白かったなぁ。「プレミアム」と「ラグジュアリー」
ベンツ（持っていることに価値があり、実際に乗る）はプレミアムだけど、フェラーリ（持っていて眺めて満足する、実際には乗らないかも）はラグジュアリー。
プレミアムの商品はお客さんが値段を決める（できるだけ多くの人が買えるように設定）けど、ラグジュアリーの商品の価格設定は提供する側にあり、手に入れたい人はお金を積んで夢を買うのだと。
これから商品を売ろうとする人は「ラグジュアリー」を売りなさい。
そのためには（人が夢を持つように）認知度を上げなさい。
なるほど～
そして、ラーメンの話も面白かった。
味が60点のラーメンが80点に美味しさを増す時、料金を上げてもよいが、97点のラーメンを98点にする努力の必要があるか。お金にならない努力をどこまでするのか。自己満足でしかないのでは。
「ハイスペック」と「オーバースペック」を間違うな、という話。
これはホテルの例でも説明をされた。
１泊5000円のホテルが20,000円に上がるには機能（設備）がグレードアップするが、50,000円と100,000円の違いはどこにある？という話。
「機能」でなく「意味（価値）」を売れ！
なるほど～
同じ価値のものを同じ値段で売りに出したら、あとは「誰から買う」しかないのだという。
その「誰か」に価値（意味）をつけるのだという。
これって、noteの記事でも言えるのかな？
ビジネスの記事、恋愛の記事、家族の記事、料理の記事、どれも似たような内容のあるものがあるとして、あとは「誰が書いた記事なのか」ということになってくるのかもしれない。
ということは、「この人が書く記事なら毎日読みたい」「きっと面白いだろう」と思わせる何かが必要だということだろうか。
たまたまその日に限って記事が上出来でなくっても、毎日読んでくれるファン（フォロワー）さんが多い方が記事を読まれるってことなんだな。
記事の内容に価値をつけるのか、執筆者に価値をつけるのか、ということか。
なるほど。
今回はたまたまnoteの記事に例えたが、有料記事を書いている人にとってはそれもお金につながる話だから、あながち例えも間違ってないようにも思う。
私はまだ自分の商品を作れていないので、なんともだが、今回の西野さんのこの話は勉強になった。
ただ・・・１回読み切りでいいかな？
というわけですでに本は私の手元を離れ、８割の値段で購入していただいた。
さすが人気なだけあって、１時間ですぐに売れた。
もう１回読みたくなったら、図書館で借りるかまた買えばいい。
物は価値があるうちに手放した方がいいのだな、ということも最近学んだ。
ところで、この本の後半はＮＦＴのことが書かれているが、正直ここまではお腹いっぱい。一通りは読んだが、私にはまだ早い感じ。
前半だけで十分に学ばせていただきました。
第二章の番外編「お金のイロハ ～借金は悪いもの？」のコラムは面白かった。
お父さんが子どもに皿洗いの提案（１回100円）をする話。
これは家での教育にも多少役に立つかもしれないな。
子どもにこうだと教えなくても子どもの経済センスを確認するというだけでも価値はありそうだ。
今、世の中はマネーリテラシ―を高めましょうという気運が高い。
かくいう、私もマネーリテラシ―が低い。勉強してこなかったからなぁ。
そういう意味で５月はＦＰ３級の資格試験の勉強をして、少し興味を高めたところである。
そして６月は簿記３級に挑戦する。
少しずつお金の勉強も進めてみようと思う。なにしろ無職だから(笑)
今月は読みかけだった村上春樹さんの『街とその不確かな壁』を読もうと思っている。その次はニーチェだな。