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キラキラ✨ひかる 167_20240816

心震える授業

8月5日(月)から始まった通信大学のスクーリングもいよいよ明日が最終日だ。2週間、長いようで短かった。

今さらながら、通信大学について少し説明をしたい。
通信大学は基本的に、送られてきた教科書を読み込み、課せられた課題に対してレポート(原稿用紙5枚程度:2000字程度)を書き、最終試験を受けて、単位を取る。
自分が必要としている単位をとって、修了となる。
私の場合は3学年からの編入のため、基本的には2年で修了する予定である。

ところで私が今回大切にしていることとして、教員になった時に各科目を指導する技術的なことというよりは、教育とはどういうことか、教師とは?学校とは?といった基本的な理念を学ぶことにある。

時々、学校が用意してくれるスクーリングというのは、直接、専門教授から授業を受けることができるのだが、このスクーリングを受けるにあたって、今回いろいろと思うところがあった。

私の場合は、自分が学びたいことをスクーリングにあてた。
一人で教科書を読んで勉強するより、直接授業で学びたいと思ったからだ。
私の場合は「概論」など、ちょっと難しそうな科目が多い。
中には〇〇指導法といった実技を主にとっている人もいる。

ここに大きな違いがあるように思っている。

もちろん、指導法を学ぶことは大切であるが、私としては「そもそも」が絶対的に大事だと思っている。
基本的な思想や理念を自分の中に植えこみ、なんとなく自分なりの教育観があって、初めて手法としての指導法になるのではないのかなと思ったりしているからである。

今回、私は理念的な部分の授業に多く触れたが、周囲の学生が眠っていたり、つまらなそうにしているのをよそに、何度、教授の熱弁に心を震わせ、涙を流しそうになったのかわからない。

今日は音楽の授業で泣いてしまった。
「ふるさと」という曲ができるまでの歴史、日本の音楽教育がどのようにできあがっていったのか、そこにどれだけ多くの人が関わっているのか、この歌は単にふるさとを思うだけの歌ではないことを知った時の感動。
さらに、これまで慣れ親しんでいた多くの唱歌と言われる歌たちが現代にも歌いつがれていることに、並々ならぬ感動を覚えたのである。

教育論でもしかり。
鎖国を解いて、明治時代に西欧の文化が日本にやってきて、それを受け入れる政府とそれに携わっていく人たちの動き。一方で世界が戦争に向かっていく中で保たれてきた理想の教育、「人とはどうあるべきか」を深く追求した中に生まれた新しい教育観。

私がこれからやろうと思っていることは、なにも「足し算、引き算」を上手に教えるコツではない。
自分の半生をかけてやってみようと思った熱い心のうちには、「生きる人々」に焦点を合わせ、一人一人が心豊かに生きていく術を探る、そんな思いが隠れているのだと改めて認識したところである。

明日はいよいよ最終日。
午前中の音楽は今日すでに試験を終え、明日は歌のグループ発表のみとなっているので、気が楽だ。
午後は最後の講義と最終試験がまだあり、今日はこの試験勉強に残りの時間を使いたいと考えている。

台風の影響で授業が2時間ほど早く切り上げられたため、時間があったはずなのに、ベッドに横になってしまって、先に休憩してしまった。
まぁその分元気を取り戻したので、あと2時間ぐらい頑張ってみようと思う。

【2024年夏の目標:ダイエット作戦 28日目】
 腹筋     30回 OK
 ラジオ体操     OK

今日はこんだけ。疲れて全然やる気なし。

<1年前の”ほのぼの日記”>
母と義母の違い。
私は義母も家族と思って接しているが、やっぱり実母とは違う。
今みたいなスクーリングの時に顕著に出る。
実母は毎日のように私の状態を心配し電話をかけてくる。特に台風や地震の時は心配して、本人がケロっとしているのが申し訳ないぐらいだ。
義母は私がいまだにスクーリングで何をしているのか、どこで何をしているのか、何度説明しても興味がないのか知らない。台風も地震も関係ない。
まぁそんなもんだろう。だから私は思う。どっちの介護したいかって?そりゃあね。

<2年前の”つれづれ日記”>
最近、夫との電話がぎこちない。夫は変わらないが、私の方が対応が悪い。はっきり言ってそれどころじゃないからだ。辛くあたって申し訳ない。
夫の浮気かぁ。。。基本的に考えは変わってないな。


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


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