明日の種をまく 101_20231223
自分の夢は自分で叶える(クリスマス企画03)
2日前からクリスマス企画を考え、5日連続で!と書いたのだが、明日は短歌、明後日はインスタントフィクションと計画し(まだ何もできていない)、そういえばあと1つなんだっけかなぁ?と思い返すも思い出せず。
もしかしたら、昨日のクリスマスプレゼント(33人をフォローする宣言)だったかもしれないと考えて、あっ!3日目のイベントなくなっちゃったじゃあないかとなってしまったうぉんのすけです。
クリスマス・・・
クリスマス・・・
クリスマス・・・
小さい頃のことを思い出そうにもあんまりこれと言って思い出すことがない。
私は1月に誕生日がくる。
母が11月、父と弟が12月、祖父と妹と私が1月、祖母が2月。
家族の誕生日が冬に集まっているため、クリスマスと正月と誕生日がいつもセットみたいな感じで特別感があまりなかった。
両親はプレゼントを用意するのにも大変だったに違いない。
私自身、なんか損した気になって、7月とか8月の夏生まれの人に憧れた。
ケーキもクリスマスと誕生日が近すぎてありがたみがなかった。
クリスマスはどちらかというとケーキより「LadyBorden」のアイスクリームを食べていた記憶があるなぁ。500円ぐらいの一番大きなヤツ(チョコ)を買ってもらって、一人で食べるという贅沢!
私はバニラが苦手なのである。
ソフトクリームも絶対にチョコ。
たまーに、バニラしか売っていない店があると、みんなでソフトクリーム食べよってなっても絶対に食べない。
アイスクリームは絶対にチョコ!チョコしか食べない。ちなみに一番好きなチョコアイスは、パルムでもPINOでもなく「BLACK」である。当時は50円だった。
ケーキも同じである。
イチゴのショートケーキが食べられない。
モンブランとかレアチーズケーキとか・・・いろんなおいしいケーキがあったとしてもチョコレートケーキ一択である。
私は小学校の時、お店のケーキに満足しなかった。
形が好みでないとか、スポンジがちょっと違うとか、チョコの味が違うとか。
うまく言えないけど、自分が理想とするケーキと微妙に違うのだ。
仮にチョコレートケーキがA、B、Cとあったとすると3つのケーキのそれぞれのいいところをミックスしてほしいなぁみたいな。
もちろん当時はチョコレートケーキは1種類しかなくそんな3種類から選べるみたいなことはなかったのだけれど、だからこそ、そのたった1種類しかないチョコレートケーキが自分の理想のものでないとガッカリしたものだった。
そこで私は考えた。
そうか!自分で食べたいケーキを自分で作ればいいだけの話だ。
あれは小学5年か6年生の頃だったと思う。
クリスマスと正月のお年玉と誕生日のプレゼントを全部合わせてオーブンレンジを買ってほしいとお願いした。
チョコレートケーキを作りたいからという理由で。
私の理想のケーキは、2段重ねのお城のようなチョコレートケーキだった。
ウェディングケーキみたいなものを想像してもらいたい。
当然、そんなものをみたことはなかったが、私の中にははっきりと段々重ねのチョコケーキがイメージできていた。
あれは最高に楽しかったなぁ。
それからだろうか。
自分がこういうのがほしいと思ったら、自分で作ればいいと思い始めたのは。
それからは洋服づくりにもちょっと凝ったりもした。
布や毛糸を買ってきて、自分のデザインした服を縫ったり編んだりする。
なんでもオリジナルのものにこだわった。
大人になってからはDIYもしたりしたかな。
こうしてみると私は案外「ものづくり」が好きな人間だったのかもしれない。
でもなぜか職人みたいに一つのことを突き詰めるようなことが好きでなかったため、お菓子づくりも洋裁も編み物もDIYも長くは続かなかった。
1つ自分のものができればそれで満足だった。
結局「オリジナル」へのこだわりは「もの」ではなく「こと」に変化した。
「じぶんらしさの追求」
そうやって私は自分の夢をずーっと追いかけている気がするな。
クリスマスからそんなことを思い出した土曜日の午後であった。
タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。