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#81 なぜ補欠は回るのか?'24(小学校受験・小受)

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 補欠の玉突きは壮大です。一つの辞退が巡り巡ってずっと先まで繋がります。12月の筑波大附属小学校の結果によって、9月に合否の出てた埼玉校の補欠が動くことも大袈裟な話ではありません。大手企業の人事異動の風景にも似ています。

 なぜ「補欠は回る」と言われるのでしょうか?
 その答えは、その玉突きが「入学者数が全学校の定員数に達するまで続く」からです。
 通えるのは「一人1校」です。よほどの定員割れの学校がない限り、全学校の総定員の数だけ入学者は生まれます。出願倍率の5倍や10倍の数字ばかりがクローズアップされる昨今の小学校受験ですが、「収まるところは総定員数」であり、全体倍率(本noteでは志願者数÷定員数)となります。


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