見出し画像

こんなにも違う公立高校入試②〜「特色」がヤバい

「特色入試」と聞くとどんな入試が浮かびますか?
なにそれ、と思う都道府県の方もいれば、
特色で先に決まって、他の子を応援してた!という人もいれば、
マジで難しかった…となる人も。

それくらい都道府県によって違うのが「特色」と名前がつく入試。
福岡や栃木などの特色化選抜は、
面接や作文、内申点、学校により筆記や実技で合格が決まるなど、推薦書が必要ない推薦のような立場の入試になることが多い。
選考基準で何を重視するかは高校ごとに違ってくるが、5科目の筆記を設けない高校もあるので一般入試に自信がない人が特色で決めたい!と選ぶときもある。

そんな他県の特色と全く違うのが神奈川県だ。
特に自己表現と呼ばれる筆記型を実施する高校は、基本的に偏差値がかなり高いところばかり。そして自己表現というが、好きに作文を書いたりするわけではなく、様々な科目を横断した知識、思考が問われる問題となっている。

特色検査

とにかく情報量が多く、問われることの複雑さも相まって、高偏差値帯の子たちしか受けないのに、平均点は40点から50点台になることが多い。

通常5科目受けた翌日、そんな難問のテストに臨むのが神奈川県。※2025年は5科目が金曜だったため、月曜が特色の学校が多い。
他県の人が「私、高校特色だったんだよね」と聞くと神奈川の人は勝手に尊敬という勘違いをしてくれるかも。
実際の問題を解いてみたい人は
こちらから過去問を覗けます

いいなと思ったら応援しよう!