shu-to
日記です。毎日文章を書く用です。
短編を集めた一つの小説です。 文化祭を中心に様々な想いを馳せる高校生のお話です。
小説です。青春って感じを覆したい、そんな感じです。
拙いですが、思いの丈を詩にしてます。
雪が積もった。 田舎で雪が積もると山の緑とか、空の青とかが全部なくなる。雪が積もって白色になると、それ以外が全部色を失って黒色になる。 一見味気ないようにも思えるが、色弱のわたしにとってははっきりと色を見分ける唯一の世界になる。 雪の降った日って音もなくなったように思うから、多分この世で一番シンプルな瞬間なんだと思う。見た目的には。 ***** 先日NetflixでBUMP OF CHIKINのライブ映像をみた。 BUMPのライブは照明や映像での演出がとてもいい。
後ろを振り返ってしまう癖がある。多分その先にあるものと取りこぼしてきたものを比べてしまっている。どちらを求めてしまっているのかは言うまでもない。 年末や部屋の掃除をしていると特に想う。 一年を振り返って、いい年だったと思うことがない。それどころか三か月に一回は強盗にでもあったかの様に、心の何もかもが奪われたように気持ちになる。反対に身体だけは、えらく頑丈にできてしまって泣くこともできない。 一年を整理するつもりが散らかってしまい、掃除でいらないものを捨てるつもりが余計な
かなり間が空いてしまいました。 寒くなると人恋しくなる性格をしています。 なので、筆が進みます。 四等星のファンファーレ「全然‼︎ 夏休み中ずっと遊んでたもん。」 「大丈夫なの? 赤点なんてとってないでしょうね。」 「え? 」 「・・・嘘でしょ? あんなに一緒に勉強したのに? 」 どうだろうねー、と会心の笑顔でいうと、仲村さんはまた眉間にグレープフルーツの苦味を集めた。テルシマたちはまだ浮気したミカの話で騒いでいる。こいつらの会話と話し声はセミの泣き声にしか聞こえな
連休が光の速さで過ぎ去ったことがいまだに信じられません。加えて10月に連休がないこと、十一月は仕事が地獄であること。 やれるのか私。 四等星のファンファーレ 二階の四組の窓からはグラウンドを見渡すことができる。上からグラウンドを見るのと、実際にグラウンドに立つのとでは広さがまるで違う。 眼下では野球部、陸上部、サッカー部が一つのグラウンドで窮屈そうに走り回っている。狭いグラウンドだからこそみんな一生懸命練習していて、二階から見ているというのに額や首筋に汗が滲んで見え
これをいうのは何回目かになるんですが、小説を書き始めます。 自分のやっていることは正しく、それを信じて同じことを続けるということは非常に難しいですね。 前に書いていた小説をやめ、また新たに始めたいと思います。 タイトル「いっせーのーでっ」 楽しんでいってください。 四等星のファンファーレ 仲村さんは夜みたいに長く、黒い髪をしているからどこにいても仲村さんだとすぐにわかる。うちの高校は髪を染めているやつが多いから、昼間なんかはよく目立つ。そんな中で仲村さんは本当に
夜は美術館 私の毎晩決まった道を散歩している。好きな音楽を聴きながら夜道を歩くと、その音楽のPVに出ているような気分になる。これを友達にいうと「今年一番面白い」と言ってもらえた。 私は本当に夜空が好きだ。月があろうがなかろうが。星の数が少なかろうが。晴れてさえいてくれれば、夜空が絵のように見えてくる。おまけに季節によって見える星座が違うというのだから、毎日歩かないと。夜空は黒いとか、暗いとかいうよりも「青い」のだと思う。ある人の詩集を読んでからそう思うようになった。最初は
大学に一人の女性がいた。 私がこの人のことを「友達」と書けないのは、少しだけ「そういうこと」だったからだ。 授業が同じだったことが多かったけど、あまりキャンパスには来ない人だった。いつも授業前にLINEがきて、「出席出しといてー」言われるのが日課だった。彼女の名前と学籍番号は、大学四回生にもなると、何も見なくても書くことができた。 話す機会は週に一度。話すことと言えば一方的なお願いばかり。それでも私が何も言わなかったのは、口から滑り落ちてしまいそうな感情よりも、単純に分
毎日書いていたものが一週間に一回になった。半年前にそれすら途切れたことを皮切りに、「よし、ゆっくり小説を考えよう。」とnoteをしばらくやめた。 タイトルや、内容、構成は手足を動かすように進むものの、進んでは戻り、取り戻しては手放す。要は、うまく書けないのだ。 前に書いた短編はうまくいったと思っている。仕事との両立は大変だったけど、達成感と充実感は今までにないものだった。手直しするから見てほしいと言ったものの、初めて自分で作り出したものという特別感がそれを邪魔した。多分満
父親に積年の想いを伝えてみた。 父親のせいでいじめにあったことがあること、最近父親の生活音や物言いで家には居づらいこと、父親とはもっとしっかり話をしたいということ。 父はただ、 「わしは何も悪いことをしていない」 「お前の言っていることはわからない。」 「親に何偉そうなこと言っている。」 と、私にキレた。 私の祖父(母方の祖父)は、話をよく聞いてくれる人で、私が上記のことで悩んでいると「それはつらいな」、「でもしっかり父親と話するんだよ。」と諭してくれた。 祖
最近あまり本を読まなくなった。 まさか自分が「読めなくなる」のではなく、「読まない」ようになるとは思わなかった。 読めない時は本を読みたいと言う気持ちは大いにあって、読めない理由について考える時間が、今自分が抱える悩みを解決するための糸口だった。 何かが読書の邪魔をするから「読めない」だった。 ***** 最近身辺がガラリと変わった。 それがいい方向に転がったから、ものすごく心穏やかに生活している。(世間が大変な時にごめんなさい。) 心のゆとりとは逆に暇な時間が
新学期が、まぁ、始まりました。職場が変わりました。 新任の教諭は2、3年同じところにいるそうなんですが、私は昨年度までは常勤講師という扱いだったので、この度の人事異動で別の小学校に移ることになりました。 世の中が世の中なんですが、子どもがいなくても私たちは学校に行って仕事をしなければいけません。 とんだ年に新任になったなと思います。 ***** 担任をもつと、やらなければいけないことがたくさんありました。 時間割や学級通信の作成。教室のレイアウト、掲示物の用意など
優しさは一度始めたら、どんなに報われなくても最後までやり切らないといけない。 と、最近思った。 ジェンガは後半になればなるほど面白いけれど、倒れてしまうと倒したやつが悪い。 トランプタワーは、最初に崩れた方が潔い。 みたいなことで、優しさもどんどんとハードルが上がるもので、後半になればなるほど要求は高くなるし、一度ブチ切れると今まで積み上げた「優しさ」は一気に崩れる。 優しい人がいつも優しい気持ちで居れるわけなんかないし、わたしだってあなたと同じ人間なんですよなんて
今日、学校に行くといつもと違った。活気のない学校は、学校のようで学校じゃない。寒い。最初に思ったのはそれだった。 いつも思うのだが、終わってから寂しいと思う。誰か死んでから、「もっとこうしてあげれていれば」なんて思いたくないのだけれども、自分は恐らくそれだ。嫌。 けれども教師に関しては寂しいは違う気がする。毎年違う子どもをみることになるわけだから、慣れないと仕方ない気もするけれども、って書いてるとだんだん慣れるのも違う気がしてくる。 そんなことを考えていると疲れてくるか
今日は暖かい日だったから、車を掃除することにした。家の横にある鉄骨の倉庫から、車を洗う道具を取り出そうとしたとき、小学生の時に買ってもらったグローブが目に留まった。 昔はグローブを買ってもらうだけで、いろいろ思ったんだとおもう。嬉しいとか、野球うまくなるぞとか。多分そんなことを。 けれども、今はどうにもそれが思い出せない。なにを忘れてしまったのかも、その埃まみれのグローブを見るまで忘れたいた。 昔に比べて自分は、他人からすると気難しい人になったのかもしれない。人を好きに