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最後の音に込めた想い ーアイリスアウト、知らない香りー

まず、これを聴いてください。


赤らんだ雨晒しの耳が火照った
鋭い苦しみの上
一人立っている
笑顔で飲み込んだ青い毒は今もまだ消えない
あなたに見せた宝物
半分は誰かに貰ったものさ
「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら
良かったな」
涙が溢れた

微睡の中あなたが今抱きしめるものが
安らぎでありますように
頬を削った涙へ必死に捧げた祈りの欠片でも
贈れますように
ひらひらと届きますようにと
願う

あなたに見せた宝物
今じゃ手に余るものばかりなのさ
「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら」
何が出来るか

共に歩いた証が
はじめての詩の一節が
掠れていくその温度が今もこの身を生かしている朝焼けのプロローグが黄昏のエピローグがいつかは愛せますようにかつて出会った全てにこれから出会う全てに「これで良いんだ」と言えますように
ひらひらと
届きますように
最後の音があなたへと届きますようにと

願う

アイリスアウト / いよわ

そして、これがアイリスアウトのイラスト

届きますようにと願う

手で何かを祈っていますね。
あと背景が、知らない香りに似てますね。

もう一度、恋させてくれますか

アイリスアウトと知らない香りは
どちらも落ち着いたような曲なので、
なんらかの繋がりがあるのだろうと、
わたしは、思います。

ちなみに、アイリスアウトとは、
映画の撮影法で、
画面の端から丸く、中心へ
その円が小さくなっていく技法のことです。
映画のことはよくわかりませんが。

歌詞の途中で、

あなたに見せた宝物
半分は誰かに貰ったものさ

アイリスアウト / いよわ

と、歌っていますね。
その誰かとは、
香りさんのことでしょうか。
背景が明らかに似てますよね。
満月(太陽かな?)といい
海の月光(日光)のあたり方が
同じような気がします。

とりあえず、
知らない香りがなぜ出てきた⁉︎
と、言う人のために一応置いときます。

風が吹く 数ミリ先から
少し寒いね、ごめんね
随分と遠くに来たのか
もうそろそろ着くさ 何処かへ

幸せのリミット 求められるアンコール
何もかも塗りつぶして綺麗にしよう
悪い魔女にもし目をつけられたなら
もう笑顔しか見れない呪いをかけてほしいな、
なんてね。



知らない香りがするところへ行こうよ
何でかもう悲しくない 終わりも愛せる気がする
知らない香りがするところへ行こうよ
その先は諦めてくれますか。



風が吹く 刺すくらい冷たい
少し暗いね、ごめんね。
随分と遠くに来たのが何の為かも忘れたの
最寄り駅の定期 要らないとか言わないで
誰かの言葉だけが真実じゃないだろう
手を握ったまま 目も合わせたままで言う
「あなたらしくない無責任なこと言うのね。」
「なんてね。」



知らない香りがするところへ行こうよ
何でかもう悲しくない 終わりも愛せる気がする
知らない香りがするところへ行けたら
もう一度、
恋させてくれますか。

知らない香り / いよわ

願いの反対は、諦めなのでしょうか。
アイリスアウトは一人立っていると歌っていましたね。
なので、香りさんが最寄り駅で帰ったあとの話なのでしょうか。
どっちにしろ、わたしにはなんにもわからないです。

もともとは、アイリスアウトの
考察だけをしようと思いましたが、
背景からきて、知らない香りも入ってしまいました。
でも、こうやって考察要素が増えても、
考察するのはとても楽しかったし、
また、こう言うのしてみたいなと思います。
終わりです。

疲れたっていくら叫んでも、   
わたしの出番は無くならない。


郗の枝でした。
さようなら。

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