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疾走の1人と1匹。

この交換日記を書いている僕、木枯しヴォルと眠御沢すろう。
僕は15日、について思い知らされることとなった。
思い知らされるって言っても、いろんな形があるんだなってとても素敵なことがあってさ。

まぁ詳しくはすろたんの記事、読んでみてよ。
僕が何気なくテーマを出して作ってくれた、凄く素敵なサムネイルのお話。


切っ掛けは些細な事。
お互いに限られた時間の中で、精一杯やってたんだけどね。
だけど、上手くいかない日が続いちゃった。
15日は大失敗だって思って、自分の力不足を思い知っちゃったっていうかさ。
もぬけの殻になっちゃった。僕としたことが。

もっと上手くやれたんじゃないかなとか、ここで歩みは止まっちゃうのかなって思った瞬間、唐突に何にもできなくなっちゃって。
冷え性のはずが今年はやたら元気。
こころが毎日あったかくて、身体も自然にあったかくて不思議だなぁなんて思ってた矢先だった。

15日の朝、僕は時計をかけた8時半通りに起きたんだ。
すろたんと一緒に、これから先も素敵な幸せをみんなに撒き散らしながら、僕らも楽しんでいこうって。

だからこそ、時間がとっても大切で、今この瞬間の、1分1秒も無駄にしたくないなって。

すろたんはイエスマンだ。
14日の夜、急なバイトのヘルプが回ってきそうになったんだけど、「自分のことと、自分の時間を大切にしてよ」って言ったのは僕だった。
ちょっと苦しくなりながらも、すろたんは自分で急なヘルプを断ることができて「明日はめいっぱい時間が使えるね」って。

多分、僕は誰よりも一瞬、瞬間、時間が尊いものだと感じてる。
だからこそ崩れちゃったことのかもしれない。

2度寝どころか4度寝して、僕が最後の気力を振り絞って弱々しい声を掛けた時間は11時だった。
「だったらバイト入れとけば良かったね。そのほうが合理的。」
氷の刃みたいな言葉を突き付けてしまった


手足は先まで冷え切って、どんなに布団にくるまっても、温まらない身体。
たった数時間で疲れ切ってしまった心。
僕は勝手に諦めてしまって、勝手に寂しくなってた。
無力感に埋もれてた。
何もできない自分に。何もできなかった自分に。
悔しいとも思えないくらい、空っぽの心。

朦朧とする意識の中で、動かない身体で、開かない瞼の中、僕がやっと振り絞った声。心の底から最期に思ったこと。

『君は本当は強い子だ。僕は気付いてる。だから今の弱り切った僕に流されないで、どうか自分で歩んでほしい。どうか歩みを止めないで。

すろたんは僕が傍にいるから前を向けたって言ってくれた。
出会っていなかったらきっと潰れちゃってたって言ってた。
だからこそ、僕はこんな状態で傍にいちゃいけない。

これが心からの思い。
そこから先は記憶がないんだ。

(伝えることは伝えられた…すろたんは自分の判断で動ける子。きっと通話を切って、課題と向き合って…)

そして僕は意識を手放した。


僕はすろたんの配信と時間を被せたくなくて、15時から配信する予定だった。
普段入れもしない配信スケジュールまで珍しく入れてさ。

端末から声が聞こえた。
「15時から配信でしょ?配信しなくていいの!?」
って。

でもね。
こんな状態で何を話せっていうんだ。
今の僕は、自分のことも誰のことも笑顔にできない。
まず、声が出ない。
言葉が出ない。
「いい。どうでもいい。ごめん。心配かけて。通話切ろう。結局繋ぎっぱなしにしてごめん。切ってくれ。」
何とか絞り出した声。でも感情がすっぽ抜けてた。
自分でも分かるくらい。

誰にも聞かせたことのない、自分でも聞いたことがない、虚無。

(ああ、こんな声なんだ…最後にこんな言葉。こんな声。)

でももう取り返せない。
言葉の重みは自分で分かってる。
終わった。そう感じた。

突き放して、突き放された。
突き放すなよって自分で言ったのに。
僕の前で壁なんて張るなよって自分で言ったのに。
勝手に離れていくんじゃねぇぞって、言ったのは僕なのに。

端末から声が聞こえた。
「そう。」
「まぁ切りたいなら切ろう。それがいいよ。」
「ま、時間があるときにでも見てよ。さっきまでサムネイル作ってたんだ(笑)」
聴いたことのない声。冷たくて、突き放すような声。
僕のことも、自身のことも嘲笑うかのような、冷たいナイフみたいな声。
別人だ…って思った。
僕が壊した。

でも次の瞬間、僕は冷水みたいな温かさを浴びて飛び起きることになったんだ。
頑張って、いつものヴォルくんの笑顔が見られるように僕なりに試行錯誤はしてみたよ。笑顔のヴォルくんが好きだから。ヴォルくんには笑顔でいて欲しい。こんな苦しい声はもう聞きたくない。苦しんで欲しくないんだ。悲しんで欲しくないんだ。ごめん。通話切ろう。」

率直に。

「は??」
「え??」
「何考えて…何やってんの!?」

叫んだ。
身体が自然と跳ね起きた。
乾ききっていた心と目が。
心が溢れかえって。
「なにやってんだよ…ごめん…ありがと…ごめん…」
「俺がこんなんなってる時に…本当にありがとう…」
「出会った時から、僕の笑顔をずっと大事にしてくれて…」

泣きながら、僕はなんてて言ったんだっけ。
心の底から嬉しくて、心の底から切なくて、心の底からあたたかくて。
わたあめで殴られたような気分だった。
こんなにキツい言葉かけたのに、こんな声聞かせちゃったのに。
それも全部受け止めて、繋ぎとめてくれた。

さっきまでの空気、なんだったんだろうって。
全部吹き飛んで、2人で「ありがとう、ごめんね」って。

これからも一緒に歩んでいけるって。
僕は笑顔をきっかけに笑顔の勇気をもらえた。
本気の思いを、本気の愛を受け止められた。

「これからもみんなのことを笑顔にしたいね」

そうして全力で心をぶつけ合って。
すれ違ってたのが噓みたいだけど、もっと絆は強くなっていて。
笑顔と幸せを届けたい2人は、そのまま通話を繋げたまま。

すろたんの配信時間になって。
僕は受け取ったアイコンですろたんの配信に行くって思ってたのに、見事にやらかしましたw
サプライズでもらったお洒落サムネイルで行っちゃって、慌てて戻ってアイコンと名前変えたよ。

木枯しヴォル@愛され狼

すろたんが作ってくれた「愛」をテーマにしたサムネ

みんなに愛されて、みんなを大切にしてる笑顔のヴォルくんが好き

この言葉を僕は一生忘れることはないよ。


何かを選ぶ時、選ばなければならない時。あなたならどうしますか?

https://note.com/wol_kogarashi/n/n782ea812ba16?magazine_key=m59ad0ca36ed1

僕は前回の交換日記でこう問いかけた。
僕の考えてることってだいたい小難しくて、面倒なことばっかりなんだけど。

これから先、何が起きるかなんて誰にも分からない。
それは15日のように。

だけどこれは言える。
笑顔でいてほしい。だから僕は笑顔でいたい。
大切な存在を笑顔にするためなら、僕には底なしのパワーがある。
空っぽの僕に水を注ぎ続けてくれる人がいる限り。

僕のことを大切にしてくれる人がいる限り。
僕は絶対諦めたりしないよ!
居なくなってなんてやらないんだからな!
笑顔で言えるよ!
僕のそばにいてくれてありがとう。
僕を選んでくれてありがとう。

この先どんな未来が待っていても。
言葉で言い尽くせない絆は、簡単に崩れたりしない。
絶対笑顔にしてやる!


(完全に目が覚めて本気スイッチが入っちまった僕は、すろたんの魅力を引き出すべく。もっと色んなすろたんをみんなに知って欲しくて…笑顔のスパルタ狼として爆走をし始めたのであった…)

みんなひっくるめて幸せ届けるから覚悟しろよな!!


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