素敵な世界で生きている人
こんにちは。ヲキタです。
昨日、こんな記事を書きました。
スーパーで出会った素敵な女性に声をかけたかったけど、チキって声をかけられなかったことから
「素敵ですね」と気軽に言い合える素敵な世界にしたいよねと思った、という話なのですが
なんと今日、そんな素敵な世界を生きている人に出会ってしまいました。
出会いは桜舞う中で
夫と私が休日だったため、娘を連れて家族3人で外出をしようと思い立ち、今が見ごろのツツジの名所に行くことに。
その名所はツツジが満開でもちろん美しかったのですが、それとは別に大きな桜の木が何本か植えてありました。
桜の見ごろはすでに過ぎていましたが、ちょうど散り際のタイミングだったようで、私たちが桜の下を通ると風に舞った花びらがまるで雪のように舞いました。
その時です。
「え!めっちゃいい!」
近くで桜の写真を撮っていたお姉さんが、私たちに声をかけてきてくれました。
「この構図(桜を背景にした私たちの様子)めっちゃいい!」
「これ写真撮るべきやって~!カメラある?貸して!撮ったげる!!」
お姉さんはとても興奮した様子です。
あまりに嬉しそうなお姉さんの様子に、私と夫は思わず笑ってしまいました。そして「じゃあ、お願いします」と言ってお姉さんにスマートフォンを預け、今来た道をもう一度歩きながら写真を撮ってもらいました。
「いや~!いいわ~!とってもいい!」
プロカメラマンばりに人をノせるのが上手なお姉さんの様子が楽しくて、私と夫は終始笑顔でした。モデルさんになった気分です。
「いい写真撮れたよ!めっちゃたくさん撮っちゃった~!」
無邪気に言うお姉さんはお友達と来ていたようだったので、お礼を伝えた後に
「よかったら写真撮りましょうか?」
と私たちが申し出ると
「いい!いい!もう若くないから~!(ニコッ)」
と爽やかな笑顔を残して去っていかれました。
人の明るさは周囲を照らす
写真を撮ってくれたお姉さんは私たちだけでなく、大きな犬を連れていた他のご夫婦にも「ワンちゃんかわいいですね~!」とほがらかに話しかけていました。話しかけられたご夫婦も思わず笑顔になったようで、そこにはとても楽しい時間が流れているようでした。
他人に臆せずに明るく声をかけられるお姉さんはとてもパワフルでした。お姉さんの明るさは、話しかけられた周囲の人々を照らしていて、事実、照らされた私はお姉さんに巻き込まれて元気をもらいました。
他人を元気づけることのできる人は、やっぱりすごいなあ
と思った出来事でした。
素敵な世界への入り口
こう書くとかなり怪しさ満載ですが(笑)
お姉さんはまさしく、私が昨日書いた記事の中に出てくる「素敵な世界」で生きている人でした。
昨日書いたばかりの世界で生きている人に、今日出会えるなんて!
なんてタイムリーなんでしょう!
ここ日本でも、こんな身近に、あたたかく素敵な世界で生きている人がいるのだと知れて嬉しい。私もきっとそうなれるだろうと勇気が出ます。
私たちのことを素敵だと思ってくれたというより、桜が舞うシチュエーションに私たち家族がいた構図が良かったのだと思いますが、
自分の「いい!」と思った感覚に素直に従い、自然に声をかけてくれたお姉さんはとても素敵でした。声をかけてくれて本当に感謝です。
「迷惑かな……」
「怪しまれないかな……」
そんなことを心配する前に
素敵と思ったら、声かけちゃえ!
そんな風にお姉さんは教えてくれた気がします。
もちろん、声のかけ方は大事ですし、相手が嫌がっていたらサッと引くことも必要でしょうけれど。
なんでもウダウダ考えるより先にまず行動、ですね!