稲を畑作する試み(畑作米) 乾田直播
ひさしぶりの投稿です。また、思いつきですが稲を畑作したいと思い立ったので素人考えをメモしていきます。
※トップ画像は私がイメージしている畑作米の栽培風景をAIに生成してもらった画像です。
現状
我が家は鳥取の兼業農家です。今は父が田んぼで稲作をしてくれています。作付面積は6反です。
現状は、苗は農協から買ってきます。毎年120箱です。
農機具はトラクターと田植え機はあるので、田んぼをすくのと田植えは父がしています。
農薬散布は地区の農家が合同でドローンでやってもらいます。
稲刈りは他の農家さんに依頼して、コンバインで刈り、そのまま農協に持ち込んでもらいます。
収穫した米は「保有米」という仕組みで、数ヶ月ごとに農協に預けている米を渡してもらい、保冷庫で保管しています。
ただ、この保有米は我が家が作った米というわけではなく、他の農家さんがつくった同じ品種の米です。
使っていない田んぼ(6アール)があまっています。
今後の計画(妄想)
2025年
余っている6アールの田んぼで試験栽培。
畑用有孔紙マルチ購入 10本
幅135cm 長さ 50m 、条間 30cm 株間 30cm 並列
マルチパートナー(マルチを張る道具)購入
種まき君
立ったまま種を蒔く道具。
田んぼの大きさは15m x 40m。全面にマルチを敷いて30cm間隔で穴が空いているとすると、4400個の穴が開いている。なんとか撒けるか?
もみ「にこまる」4kg
播種前
SBX(スーパーバイオX)Type-R 3袋 (120L)まく
播種時
MYKOS(マイコス)菌根菌-G 粒状タイプ 500g 4,980円(税込)
ナイロン袋に籾種1kgとマイコス菌5gを入れて撹拌する
1.5〜2cmに埋めて鎮圧する
YGイーストガード (ビール酵母細胞壁使用 名称:ぐんぐん伸びる根.CW1)1kgサイズ¥5,907円(税込)
IGAアイアンガードアクア 1kg 1,100円(税込)
K3ケイスリーNEO 1kg 6,160円(税込)
水を使わない稲作 乾田直播(かんでんちょくは)
そもそも、この投稿を書こうと思い立ったきっかけは、下記のニュースを見たためです。
ビール酵母を配合したもみや肥料を使い、田んぼに水を入れず籾をまくことで、メタンの排出量を80%削減でき、労働時間が7割削減できるとのこと。
すばらしい。
私も父から田んぼを継がないといけないので、どうにかラクして米を作りたいなと思っていました。
IoTデバイスの開発が本業のため、スマート農業にも関わるのですが、水の管理などはIoTデバイスなどで若干ラクにはなるものの、小規模農家にとってはそれほど変わらないというのも実感としてあります。
そこに飛び込んできた先のどのニュース。その後、いろいろとネットを検索して下記の情報をみつけました。
https://www.risocare.jp/product/xl
マイコスDDSRという農法?菌?を使った乾田直播はすでに各地で行われていて実績もでているようです。
ただ、水を張らないため「除草」が問題になるもよう。もしかすると、使う除草剤の量も増えてしまうのかもしれません。
超簡単にまとめると、田んぼに溝を掘って、籾をまいて、除草するという作業になるようです。
超小規模で畑作米(勝手に命名)を栽培するアイデア
我が家は超小規模な兼業農家です。大型農機なんて購入できません。小型の農機具でなんとかならないか考えてみます。(我が家のことしか考えていません)
除草対策
日光、水、酸素を雑草の種から遮断すればよいわけで、田んぼに水を張る場合には酸素が届かなくなり雑草の生育を防げるとのこと。
では、畑作米の場合にはどうするか?
他の野菜みたいに、マルチシートをしいてみてはどうだろうか?
もちろん、小規模だからできることでほぼ手作業にはなるだろうけれど、できなくはないような気がする。
紙マルチにすれば、稲刈りの時に剥がす手間がかからないかもしれない。
酢も除草効果があるらしい
播種方法
歩きながら捲く
手押し式播種機
うちも以前大豆を育てていたときに、大豆を撒く農機具があったなぁ?と思い出した。(現物はもうないと思う)
たぶん、このような農機具。
だけど、これでマルチを敷いたところに播種できるのだろうか?要調査。
田植機の1条毎の間隔は通常30cmと決まっていて、株間(進行方向)はとくに決まってはいないらしいので、1条の間隔を30cmにしておけば、稲刈りは機械でできるのかもしれない。
管理機のアダプター
管理機用のアダプターみたいな機械はあるらしい。
シーダー農法
種子をシーダーという紐上に加工して、それを埋めていくらしい。
管理機対応でマルチも敷いてくれる製品もある。
畑米収穫イメージ画像
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