DTM初心者(ガチ)のためのコンプレッサー解説
前回に引き続き、初心者の時「ワカラン!」ってなるやつランキング上位(自分調べ)の、いわゆる「コンプ」の理解する手助けになるコラムを書いてみようと思う!
ちなみに前回のMIX編はこちら
今回も、右も左もわからないくらいのレベル感でお届けします・・・
なので実際の使い方とか、おすすめの設定みたいなのは先人たちに聴いてみてね
はじめに
DTMはじめたばかりの時って、コンプが必要らしいって知って、動画とか見てみるんだけどなかなか変化聴きとりづらかったりするよね。DTMでつくる音の中にはいろんな要素があるんだけど、慣れてないとそれぞれの要素って聴き分けるの難しいんだよね。
そんなわけでコンプ感みたいなのがわかった時のことを思い出して解説してみるよ。
コンプとは
まずコンプが何かだよね。ほんとに初心者の時、初めてその名を聞いたときは海藻の仲間かとおもったよねそれコンブ使い方こそ多様にあるけれど、機能は結構シンプルで、シンプルがゆえに奥が深いってやつです。
超簡単に言うと、コンプはデカイ音に反応して音量を下げる機能があります。どのくらいの音量でどのくらい下げるとかを設定するんだね。その設定をするのが「スレッショルド」とかなんだけど、細かい解説は検索したらめちゃくちゃでてくるので割愛するよ。
音量の変化を感じて
めちゃくちゃシンプルにコンプのことを理解するならここが一番わかりやすかったかなと思ったのでそこを主軸に書いていくよ。
上で書いたけどコンプって音量の変化を使って音作りしたり、トラックを整えたりするんだよね。だから音量の変化で変わる感じっていうのをまず体感してもらいたい!
そこで登場するのがこれ
いやADSRって何!?というのはちょっとおいといてもらって、(シンセとかで音の出方を調整するやつだよ、発音のタイミングからの音量変化を時間で設定できるツールみたいな感じ)これをつかってシンプルな参考音源を聴いてもらいたい!
ちなみに
A:アタック、最大音量になるまでの時間
D:減衰、最大音量から下がっていく時間
S:サスティン、鳴ってる間の音量
R:リリース、鳴り終わってから消えるまでの時間
このうちアタック・リリースはコンプでも見かけるよ
音に時間変化をあたえる
まずはこのシンプルな発信音を聴いてみて
(一応聴かなくても画像でみれるよ)
この設定はこんな感じになっているよ
アタックが最速、つまり鳴り始めから最大音量で出て、終わった瞬間とまる音
ちなみに波形をみるとこんな感じ
次に変化を加えたほう
そして波形はこんな感じ。
設定した通りの音量になってるのがわかるよね
そしてかなり音の感じが変わったのわかったかな?
1つめはプーって感じのただの発信音だけど、2つめはちょっとなんかフゥンって鳴ってるみたいな感じがするよね。印象はかなり違うけど、おなじ音色で音量が変わっただけなんだよね。(ノート長、ベロシティなどADSR以外の設定は全く同じ)
同じことをコンプレッサーもしてる
さてさて、コンプは音量を下げるものってかいたけど、アタックとか、スレッショルドとかの設定で、同じことをするんだよね。もちろん元の音ありきなので、こんなに極端には変わらないけど音量の変化の仕方に干渉して、コントロールしてるんだよね。
いざ実践
というわけで極端にだけどさっきのフゥンにコンプをかけてみたよ
波形はこんな感じ
余韻が伸びた感じするのがわかるかな(実際、聴感上聞こえる時間が伸びてる気がする)
波形をみても音の減り方が変わっているよね
こんな感じで音量の変化をつかって、アタック感とか余韻感とかをコントロールできるのがコンプレッサーなんだよね~
ちょっとわかりやすかったか自信ないけど、自分はここに気が付いて「コンプ完全に理解した」ってなったので(わかってないやつ)お役に立てたら嬉しいです。
もし興味をもってもらえたらニコニコ動画やYouTubeなどでオリジナル曲投稿してます!よしなに!
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