置きベンの作り方
対話之町京都ヲ目指ス上京の取り組みです。
板を用意します。大きい物が無い場合は何枚か合わせて天板にすることもあります。
地域の酒屋さんに協力して調達してもらっています。業界的にはお金と交換に借りる制度のようです。基本的には借り物になりますので、ケース自体への加工はしていません。実質返却を求められることはない様子ですが。
板だけだと、座ったときに板が体重でしなりますので、構造材を仕込みます。木工ボンドでしっかり圧着すると「座り心地」が凄くよくなります。足腰の具合の悪い方でも、安心して体重を預けることができます。
ボルトを構造材に仕込んで、ボルトの頭が座板(天板)に出ないようにします。ボルトの頭が出ていると、スカートやズボンが引っかかったり、座ったときにお尻に違和感があるので、ボルトが露出しないようにします。
あとは座ったときの引っかかりがないように天板を「磨き」ます。
天板磨きは心磨き
雨ざらしになる場合は、塗料を塗らないと木が直ぐに痛んでしまいます。日頃手入れができるなら透明のラッカーでも大丈夫だと思われます。
置きベンは「住み開き」の装置の一つ
歩道や公園などの設置はしません。
あくまでも置きたい人の「敷地内」に置くのが「置きベン」です。
対話之場づくり
井戸端会議の井戸づくり
ベンチ置くだけプロジェクト
皆さんの地域でも取り組んでみては如何でしょうか。