『ヒーラー・ガール』というアニメを(特にプリティーシリーズのファンに)見てほしい話
※この記事はオリジナルTVアニメ作品『ヒーラー・ガール』について、その魅力を言語化して書き連ねたものです。記事の項が進むほど、本編の内容や細かい設定について深く触れていくような構成を取っています。
核心部分に触れるようなネタバレは記事を通して行っていませんが、この作品に興味を持たれた方・初見の衝撃をフルに味わいたい方は、是非御観覧の途中でもこの記事を閉じてアニメ本編を見てみてください。
(サムネイルを含め、『ヒーラー・ガール』アニメ本編の切り抜き画像は全て公式HPおよび公式Twitterより引用しています)
はじめに ~90秒~
90秒。どうか何は無くとも90秒だけ、皆様の意識をこちらの動画に傾けてみてください。
𝑭𝒆𝒆𝒍 𝒚𝒐𝒖……
私はこの90秒の映像に心と涙腺を撃ち抜かれて『ヒーラー・ガール』の視聴を決めました。信じ難い話ですが、作中ではもっともっとすごい歌と音楽と映像が飛び交います。そんなことしていいんでしょうか。
私と同じようにこの90秒に心奪われた皆様。監督に『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の入江泰浩、音楽に『ACCA13区監察課』『プリンセス・プリンシパル』の高橋 諒を迎えた本作は、きっとあなたを満足させてくれるはずです。
テレビアニメ『ヒーラー・ガール』は(2022年春クール現在)TOKYO MX・BS11にて放送中&各種ストリーミングサイトにて配信中!なんと1話はYoutubeで無料!!noteを捨てて聴きに出よう!!!!
6/15には振り返り一挙放送もあるらしいですね。渡りに船。
一体何するアニメなの? ~医療・成長・ミュージカル~
この項ではざっくりと『ヒーラー・ガール』がどんなアニメなのかを紹介していきます。お急ぎの方はこちらの公式PVをご覧ください。
①歌で患者を癒す「ヒーラー」という存在
『ヒーラー・ガール』は医療を題材の一つとした作品です。何やら堅苦しそうなテーマですが、このアニメはその「重さ」を上手く展開の緩急の中に落とし込んでくれています。基本はやさしい日常系なアニメです。
「普通の医学じゃどうしようもないような状況を、フィクションの概念でサッと解決してヒーリングTUEEE!!する」ような単純構造物語……には決してなりません。『ヒーラー・ガール』はもっと真摯にもっとリアルに、医療というテーマに向き合っているのです。詳しくは後程。
②等身大の少女たちがヒーラーを目指す成長譚
物語の主軸となるのは、彼女たちの人間的・ヒーラー的成長。このアニメは音声医学という特殊な概念を学んでいることと歌がハチャメチャに上手いこと以外はごく普通の女子高生である彼女たちが、夢に向かって懸命に努力する様を描く爽やか~な作品なのです。
見習い3人を見守る高垣彩陽演じる歌が意味わからんほど上手い師匠、楽譜の作成・薬の調剤など歌以外の方向から彼女たちを支える人々。そんな仲間たちと共に、様々な歌で患者を、周囲を、自分自身を癒す様々な歌を毎話響かせてくれます。
③これぞ特色!飛ぶわ跳ねるわミュージカル
作中には、キャラクターたちが歌い踊りながらミュージカルめいた会話劇を繰り広げるシーンがそこそこの頻度で盛り込まれています。それだけならディズニー作品っぽいね~で片付く話なのですが。
毎話挟まる「挿入歌パート」と呼ばれる“本気”の歌が奏でられるシーンでは、ヒーラーの歌に合わせて「イメージ」と呼ばれる固有結界的なビジョンが現れます。その中でヒーラーたちは、飛んだり跳ねたりWindowsXPの背景みたいな草原を無から萌え出でさせるのです。上述のOP映像みたいな演出が作中でもスッと差し込まれるような感覚ですね。
……何を言っているか分からないと思いますが。このアニメ、ただ上手い歌を聴かせるだけでは終わらないのです。比較的リアルな世界観の中にあって貴重なTHE・アニメ的演出である「イメージ」にも、ちゃんと意味を持たせています。
前述の通り、このイメージ空間はヒーラーのイメージの力によって姿を変えていきます。患者の容態、手術の状況、歌を聴かせる相手の心情……。様々な要因が、イメージ空間の様子を変化させていくのです。
このアニメは本来ヒーラーにしか観測できないそれらを私たちに追体験させることで、「今何が起きているのか」を説明臭い言葉を用いずドラマチックに伝えてくれるのです。
2話の挿入歌パートのイメージは、イメージのイメージ(?)を掴むのにピッタリですね。なにぶん言葉だけでは説明しにくい概念ですが、映像を見ればバッチリ虜になるはず。
(スクロールした先で挿入歌パートの内容に映像付きで触れていきます。ネタバレを嫌う方は先に2話をご視聴いただくか、こちらから次の項にジャンプしていただくと平和。)
妊婦さんが苦しんでいるところに居合わせたかな・ソニアの2人が、救急車が来るまでの間の応急処置としてヒーリングを行うシーンの映像です。
凄くないですか?
「主人公たちの歌も十分上手いし見習いだけでも困んないんじゃないの~?」という疑念を吹き飛ばす、圧倒的な師匠の力。歌唱力とイメージ空間のスケールの違いを持って、実力の差を一撃で吞み込ませる演出は圧巻の一言に尽きます。
「藤井さん」って呼ばれたかなが一瞬戸惑ったのはなぜ?
どうしてかなとソニアの歌では効果が無かったの?
師匠のかなへの目配せ、イメージ空間の急な変化の意味は?
スマホ持ってたかわいい子誰?
これらの説明は2話本編を見れば全てわかります。全ての描写に意味があるのです。丁寧~!
ちなみに各話の挿入歌パートは、上の動画のようにアニメ公式Youtubeチャンネルが切り抜いて無料で配信してくれています。それだけ歌の力だけで視聴者を虜にする自信があるということなわけで。本当にそういう解釈でいいのか?
閑話休題 ~『ヒーラー・ガール』を見てほしい層の話~
ここまで『ヒーラー・ガール』という作品の特色をざっくりと紹介してきました。作品の大まかな流れとしては、
かわいい女の子たちが日常を送る
なんかトラブったりする
歌って解決する 固有結界の中で技や演出が飛び交う
状況が改善されたり、登場人物たちの成長や絆の深まりが描かれる
と言ったところ。
……この構図、どこかで見覚えありませんか?
そう。プリティーシリーズです。
ヒーラー見習いたちはアイドルであり、状況を改善するべく行われる歌唱はライブであり、その際飛び出るイメージはプリズムジャンプないしメイキングドラマないし○○やってみたないしプリマジイリュージョンなのです。
ここで更に脱線。この『ヒーラー・ガール』というアニメ、BS11とランティスの合同企画をきっかけに結成された「ヒーラー・ガールズ」という実在のガールズユニットをモデルに制作されています。参考文献はこちら。
往年の名アニソンをカバーするために選ばれた若手声優が、自分たちをモチーフにしたキャラが出るアニメの声を演じる……。こんなんPrizmmy☆ないしi☆Risじゃないですか!!
……という無理矢理なこじつけを抜きにしても。歌を絡ませた少女たちの日常+熱い成長物語に心惹かれる方であれば、『ヒーラー・ガール』も刺さること請け合いです。
1クールアニメ故か(?)毎話新曲を聴かせてくれるのも、プリズムに漬け込まれた身体には新鮮で嬉しい要素でした。曲調の幅広さも、あちら同様飽きさせない引き出しの多さで私たちを楽しませてくれます。
プリティーシリーズファンの友人の心を撃ち抜いた率は100%です(2人しかサンプル数無いけど)。騙されたと思って、一度お手に取ってみませんか?設定や演出の突飛さも女児なら「そういうジャンプなのか!?」で受け入れられる範疇です 安心してください
キャラ紹介 ~おもしれー女たち~
この項では『ヒーラー・ガール』の登場人物をザックリ紹介していきます。公式サイトのキャラクター紹介ページに載っているキャラだけ抜粋。
藤井かな
THE・主人公。見ていて安心する朗らかさ。
幼い頃謎のヒーラーに救われたことをキッカケに自分もヒーラーを目指す……という、これまた主人公然とした少年漫画チックなバックボーンを持っています。
素直で頑張り屋の竹を割ったような性格は、視聴者の心を歌うまでもなく浄化してくれます。されました。されましょうね。
「少ない経験を才能でカバーする」というまたまた主人公あるあるな力を発揮したりもしますが、物語の軸となる成長譚の真ん中には、基本的に彼女の苦難があったりします。安易に主人公最強~!な物語にさせまいとする制作側の姿勢をひしひしと感じますね。
五城玲美
3人組のクール担当。大体ツッコミを入れるかかなをいじるか師匠に関係する情報を摂取して限界化しています。上記の「隙あらば理彩に近づこうと奮闘する。」は誇張でも何でもない適切な表現です。
隙あらば師匠への愛を歌に乗せるわ物を貢ぐわ、前日の師匠の髪形を律儀にコピーしてくるわ部屋を隠し撮りするわで愛が重すぎる。結構な確率で師匠からも愛(愛?)を返されているので、よかったね……という気持ちにさせてくれます。この子が何らかの法に問われていないの、ヒーリングの概念の次にリアリティ薄い描写な気がします
師匠関係の描写を抜きにすると、世界的な音楽家を両親に持ち、メイドを雇ったりもできるようなマジ・良家・お嬢様ヒーラーとして映し出されます。
彼女の家族周りの背景を急速に掘り下げる8話は、『ヒーラー・ガール』でも屈指の神回。基本的に1話完結型の話が連続するアニメなので、ここだけでも是非見ていただきたいなぁと思う次第です。スッスッスのジョージ回みたいな爆速濃厚掘り下げが好きな人は好きだと思いますよ
森嶋響
母性が服着て歌ってる。高1の包容力か?これが────
「おっとり癒し系キャラ」って辞書で引いたら例として出てきそうなほど慈愛に満ちています。面倒見が良くて料理上手ですってよ奥さん。素晴らしいですね。
基本は見習い3人衆の優しいお姉ちゃんとして描かれますが、ここぞという時はガツンと主張を前に出す意志の強さも持ち合わせています。
でもその芯の裏には秘密があって……。と、単なる穏やか担当では終わらないものを背負っています。彼女について深く触れる10話もまた、味わい深い25分を体験させてくれることでしょう。
矢薙ソニア
ちょろい。ツンデレ。お調子者。私たちが平成に置き忘れてしまったような3拍子を、耳を揃えて内蔵しているかわいいキャラです。
成長譚には登場しがちな「序~中盤くらいに現れる最初から強い実力者キャラ」の枠を担っています。劇中に登場するのは2話から。
「一定の年齢にならなければ上級ヒーラーの資格を取得できない」という音声医学界のあり方に苦言を呈し、「今のトップである烏丸を私が越えれば音声医学界もそのあり様を改めざるを得ない!」という思考から、師匠(とその門下生たち)をライバル視してきます。
この設定だけなら、(序盤は噛ませになって段々仲良くなってくちょろいやつなんだろうな……)と思われそうですが。彼女の魅力はそんな簡単な言葉では表せないのです。ちょろいのは本当ですけどね
C級ヒーラーである彼女は見習い3人と違い、実際に患者を診察・治療するシーンも描写されます。その中で、「「自分の資格ではこの治療は行えないから」と、患者に音声治療を行わず申し訳なさそうに薬の処方だけ行う」という一コマが差し込まれます。キャラと違くない?とそのことを突っ込まれた返しに、
技術の有る無しじゃなくて、やって良いか悪いか
ルールを変えようって人間が(ルールを)破っていたら道理が通らない
と、自信家なお調子者というキャラクターからは距離のありそうな、ものすごーく真っ当な意見を返すのです。ちょろいしゅうか様みたいなイメージが一番近いかも
己の実力を誇りながらも許可されていない治療は絶対に行わない、あくまでもルールの中でルールを変えようとする生真面目さ。
彼女が真面目にヒーリングに取り組むということそれ自体が彼女の魅力であり、『ヒーラー・ガール』という作品が「医療」というテーマを真摯に受け止めている証左となっているのです。すげえ。
穂ノ坂しのぶ
ソニアと共に2話から登場。ヒーラーではなく、「ヒーリングの際に使用する曲の作曲・編曲・演奏を行う」音療楽譜士を目指す人見知りがちな女の子です。これまたソニアに引き続き、存在そのものがアニメの世界観を豊かにしてくれるようなキャラですね。
「ヒーリングん時の曲って誰が作ってるの?」なんて質問を「フィクション概念ですから~」の一言で片づけず、「もし音声医学が本当に存在したらこうなるんだろうな」と更なる設定を作りこむ……。制作陣の愛を感じます。
「極度の人見知り」を自称するほどコミュニケーションが苦手な子ですが、そんな彼女をフォローするソニアの行動がね……良いんですよ……。詳しくは2話をチェック。
余談。ソニアとしのぶのキャラ紹介を書くにあたって2話を見返したんですが、このアニメ個々人の性格や感情の描写がめちゃくちゃ上手いんですよ。しみじみ。
新キャラ2人の人物像をものすごーくわかりやすく、ほとんどBパートだけで伝えてくれる脚本の巧みさには舌を巻かされます。
烏丸理彩
バケモン。歌上手すぎ。何この人?あっ魔女か……。
上記紹介文の通り、とんでもない実力でかなたちを導く稀代のヒーラーです。とんでもない実力を持っているので、
看医大(多分こういう字)の魔女と呼ばれてる
若い頃から音声医学界のルールを変えられるだけの実力もあったし立場にも居た(ソニア談)
ヒーラーの中でも優秀な外科的知識と腕を持つため大学病院から音声治療のオファーが飛んでくる
めちゃくちゃ美麗な寝息(寝歌?)を立てて寝る
という全盛期のイチロー伝説コピペみたいなとにかくすごい人なのです。挿入歌パートでの活躍も盛り込めばもっとすごいことになりますが、それは実際に見てのお楽しみということで一つ。
治療院を営む傍ら、自ら積極的に学会に出席して音声医学界を盛り立てつつ、少女たちが進むべき道に迷ったら的確に手を差し伸べる。
「苦手なことは特に無いですね」という自身の言葉が嘘に聞こえない、トンデモハイスペック人間です。プリパラ1期からいきなりジュリィが味方陣営にいたらすごいじゃないですか そういう感覚
それでいて、時には寝坊するわ好きなキャラのグッズにキャッキャするわ二日酔いでダウンするわと人間味も感じさせたり。高嶺の花の超人で片付けられないところも、また魅力的です。
渚 笙子
しょうこさん。レギュラーキャラの中で、唯一音声医学を志していない人物。烏丸治療院で音声治療を受けた患者に薬を処方したり、ヒーラーたちがいない間の烏丸治療院の留守を守っていたりします。
彼女にはヒーラーの発するイメージが全く見えていません。それはすなわち、音声医学的知識や経験をほとんど有していないということ(のはず)。
それでも音声治療がメインである烏丸治療院に身を置いているという事実が、「彼女たちのいる世界では「音声医療だけでは完全な治療ができない」という認識が大前提である」ことを私たちに指し示しています。
私たちの良く知る医学がベースにあって、その上に(比較的)新興的概念の音声医学がある。歌う人間だけでは成立し得ない世界観を、やはり彼女も補強してくれているのでしょう。
シビアでリアルな世界観 ~歌だけで人は救えない~
布教noteの〆として、ここまでもチラチラ触れてきた『ヒーラー・ガール』という作品の大きな魅力である世界観について、改めてまとめていきます。
この世界には私たちの知る西洋医学・東洋医学が同じように存在・発展しています。音声医学周りの描写以外は、ほとんど現実と変わりないと言って差し支えないでしょう。
ヒーラー見習いである主人公たちもまた、ごく普通の女子高生。地域の運動会で汗を流したり、ハロウィンには仮装をしたり、文化祭の準備に追われて寝不足になるようなただの人間なのです。
患者だけではなく、執刀医にまで影響を与えるヒーリングの力。しかしこれは裏を返せば、「この世界ではまだ外科手術が必要とされている」ということ。
劇中でも、ヒーリングだけで全ての状況が解決するわけではないことがしばしば描かれます。精神面はともかく、病の根治に至らせることは決してありません。必ず患者に薬が処方されたり、病院での診察が勧められているのです。
市民権を得はしたものの、音声医学は他の医学界から懐疑的な目線を向けられている……という描写さえあります。その目線の存在も、『ヒーラー・ガール』の世界を身近に感じさせてくれる一助となっているように感じます。
ヒーラー側(というか師匠)もその斜陽さを理解しているような姿が描かれたりもします。師匠が精力的に学会に出ているのも、そういった立場から音声医学界を引き上げんとする意図故かもしれません。
PVで語られているお話ですが、この奇跡、起こすためにもちゃんとした国家資格が必要です。他分野の医学的知識が無ければできない音声治療もありますし、かなたちが励んでいるように地道な修行だってこなさなければなりません。ファンタジー感の乏しさが何ともリアル。
劇中で一番奇跡っぽい(?)ヒーラーの放つイメージにも、「補助に回っているヒーラーが治療時に発生するイメージの様子をスケッチして記録する」……なんて設定があったりします。ものすごく「それっぽく」ないですか?
あくまでも私たちの知る医学と近しいところに音声医学があって、私たちの知る医療と同じく万能の魔法ではない。そんな背景作りにここまでこだわっているのは、ひとえに患者に、あるいは見ている私たちに寄り添うためなんじゃないか。そんな風に、私は思ってしまいます。
おわりに
アニメ『ヒーラー・ガール』の魅力について語ってまいりました。
導入部で書いた通り「読んでる途中でも気になったらnote放り投げて本編を見てくれ!!!!」のスタンスではありましたが。それはそれとして、このあとがきまで目を通してくださっている皆様には感謝の念に堪えません。
色々と小難しい話も書き連ねましたが、とにかく歌・音楽周りの演出が素晴らしい作品なので、そこだけでも是非味わってほしいなあと思う次第です。こればっかりは文字じゃ伝えられませんからね。皆で挿入歌パートの動画の再生数を伸ばそう。
ワイワイキャッキャな優しい雰囲気一辺倒ではなく、それなりにシリアスな展開にもなるこのアニメ。「医療」という遊びの余地が無いテーマをメインに据えているおかげで、メリハリのあるストーリーを楽しめることでしょう。
この記事から少しでも、『ヒーラー・ガール』の魅力が皆様に伝わることを祈りつつ、具体的には再生数とか視聴率とか色んな数字が伸びることを願いつつ。走らせた筆を置こうと思います。
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。