総務の派遣社員に在宅勤務許可が出るまで #3
2の続きです。ラストです。
そうして私が下した決断は、③週1日以上は無給の自宅待機を認めてもらうために派遣先に相談するということ。
自分の身と心の安全を確保するための手段は自分の中ではこれしかありませんでした。
翌朝、意を決して上司を呼び出そうとしたところ、逆に私が呼び出されました。
「来週から、あなたも僕と交代で週1~2日在宅勤務をすることになりましたのでよろしく。」
ええ~~~!?そうなの~~?!拍子抜け。
どうやらほかの拠点から、一日も在宅勤務をしたことがない社員がいることを批判されたようなのです。
それに加えて後から聞いた話では、人事の社員が上層部に話を通してくれたとのことで、なかなか強く出れない派遣社員としてはこういう対応をとってくれる方がいるだけで本当に心強いのだな、としみじみ感じました。
今回、私は結果的に誰ともバトルすることなく(笑)、恵まれた形で在宅勤務へと入ることができました。本当にありがたいことだと思っています。
しかしこの未曽有の事態の中、”自分を守る”ためにいろいろな行動をとったことは、とてもいい経験になりました。
実は派遣社員として働くのはこの会社が初めてで(今まではずっと正社員だった)、働いてまだ半年の私。派遣社員が置かれる立場がよ~~くわかりました。(苦笑)
今後の自分がどういう働き方がしたいか、正社員なのか派遣なのか等を踏み込んで考えるきっかけになり、これからも常に考え続けたいトピックです。
おわり