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肌の色の違うお友達-ニュージーランド留学中のわたし-
こんにちは。ちょっとNote書きたい気分です。書いていきます。
ちなみに前回のニュージーランドの多様性についての記事が20いいね以上あって嬉しかったです。びっくりしました笑
では、本日は「肌の色の違うお友達」について書いていきたいと思います。
自己紹介
はじめましての方もいらっしゃると思うので、、
こんにちは!ニュージーランド留学中の日韓ハーフ、女子高生です。
詳しくはこちらから。
肌の色の違うお友達
同じ色のお友達
私は現在進行形でニュージーランドに留学中です。
留学生も5分の1は居る学校に通っています。
やはり留学生の方が友達になりやすいです。話しやすくもあります。
それは何故かというと境遇が似てるから。
お互いに大変なところを共感しあえて、話も合う。
だからすぐお友達になれる。
日本からの留学生が他の国の留学生と一番最初に仲良くなることは自然なことです。
私もそうです。
私のクラスには私のほかに日本人、韓国人、タイ人の留学生がいます。
やはり一番最初に仲良くなり、一緒にお昼を食べたのはその子達です。
みんなアジア人。留学生。境遇が似ているところが多いです。
やっぱり一番落ち着くし、安心します。
現地のアジア系の子達も同じです。
生まれ育った環境は違えど、やはりマイノリティ。
マジョリティーはいわゆる白人の環境において、同じ肌であること。
同じ人種であることへの安心感がうまれます。
やっぱり同じ肌は仲良くなりやすいです。
違う色のお友達
では現地の子と友達になるのはどうか。
結論から言うと壁が多すぎます。
まず、言語の問題。
一番のコアな部分ですが、やはり大変な部分です。
そもそも言語が通じ合えなければお互いに意思疎通ができません。
もし聞き取ることができても話せなければ意味がありません。
私もこの部分でつまずきました。
日本の中高では文法しか習いません。
論理・表現という科目もありますが、あくまでも教科書的な英語です。
友達と会話する上では役立たずです。
現地の方のナチュラルな表現やスラングは全くもって習うことはありません。
なのでどういう問題が発生するかというと、「つまらない人間」になります。
会話に抑揚がなく形式的になってしまいます。
やはりスラングを身につけるには現地の子と過ごすのが一番です。
ですが、そこまでの道のりにも壁がたくさんある。
難しいですね。
その壁を乗り越えた先にも新たな壁があります。
それは話についていけない。
今までの自分の当たり前が当たり前じゃない。
育ってきた場所も違ければ、聞いていた音楽も、食べてきたものも何もかも違う。
バックグラウンドがあまりにも違いすぎるのです。
そもそも現地の子達は去年も、もしくは一昨年も一緒に過ごしています。
それがたとえ1、2年だとしてもそれは大きなものです。
過去の回想話をされるとついていけない。
そんな状況に陥ります。
加えて、私の身分は留学生。
バックグラウンドが違う。
日本で聞いていた音楽も、日本で食べていた物も全くもって違う。
現地の子達が話している内容についていけない。
「喋らない人」になる。
「つまらない人」になる。
どんどんギャップが広がっていく。
そんな負の連鎖に陥るのです。
その先にもまだまだ壁が連なっている。
英語が喋れても違う肌の子達と友達になるのは簡単なことではないのです。
わたし
学校を歩いていると、英語を現地の子と同じように話せる子でも同じ肌の子と一緒にいます。
最初はそれが不思議で仕方がなかったです。
でも今はなんとなく分かってきました。
壁が多すぎる。
みんな優しいけどやはり何かが違う。
肌の色もそうだけど、違うところが多すぎる。
解決策はないのか。
やはり仕方のないことなのか。
これが私の残りの留学生活での課題です。
終わりに
この記事はあくまでも留学生の私の視点で書いています。
世界にはいろんな人がいて、いろんな考えがあります。
他の方は私とは違う視点で違う考えをもっている。
それを忘れないでいただきたいです。
そして、この記事は決して誰かを批判したり、傷つけたり、貶めようとすることを目的としていません。
私が不足していることにより、傷ついている方がいらっしゃればお詫び申し上げます。
人種問題は複雑です。
すべての人が自分のアイデンティティに誇りをもって暮らすことのできる社会を作るために精進したいと思います。