稲森としなお議員がトランスヘイターの嫌がらせに完勝した件
三重県議会に稲森としなおという名前の大変素晴らしい議員さんがいまして、伊賀市や三重県にパートナーシップ制度を作ることに尽力してくださっていました。
この稲森議員が前からずっと批判してきたのが、同じく三重県議会議員だった(当時)小林貴虎議員です。
三重県ではパートナーシップの議論にあたって特別委員会を設置していました。そこでこの小林貴虎が特別委員会に参考人招致をした(?)のが近藤聡という人物です。
近藤聡なる人物は以前から過激な発言でLGBT活動家を攻撃している人物であり、自称LGBT当事者であることから、右翼の皆様に大変重宝されていました。そんな近藤聡がパートナーシップ制度を制定する特別委員会でパートナーシップに反対を主張したものだからもう大混乱です。
同性婚には憲法改正が必要だなどという持論をかげていますが、日本の裁判で憲法が同性婚を禁止しているなどという判決が出たことは過去に一度もありませんし、日本政府もその様な解釈を示したことはありません。
議長にまで注意される始末です。
近藤の答弁にたいして、稲森議員がこんなツイートをしました。
これがまたアンチLGBTの皆さまを刺激したらしく、お祭り状態です。
近藤が稲森議員を訴えるなんて言う事態になりました。
裁判の間、小林貴虎が、稲森議員と親しいゲイのカップルの住所をネットに晒して問題になったり、小林貴虎が統一教会関係者であることが明らかになったり
近藤聡が「芙桜会」なる団体を立ち上げて女性スペースを守る会や森奈津子先生と共同声明をやったり
近藤聡が「薬物の奴隷」をカミングアウトしてTwitterアカウントを削除したり
非常に様々なイベントがもりだくさんだったわけですが
ようやく裁判が終わりました。
「三重県議会の汚点」としたツイートには問題がない、という判決ですね。
当たり前です。
「汚点」としか言いようがないでしょう。
有権者はきっちり、見ています。