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【薬膳の基本!六味とは?】
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~W-NUDGE note~
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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!
本日の内容は!
【薬膳の基本!六味とは?】
~こんな方におすすめ~
・中医学の基礎を学びたい
・体質を改善していく為の食事の基礎を学びたい
・ライフスタイルを見直したい
薬膳学では中医学の理論に基づき、
「陰陽調和のための食事をして弁証により施膳し、
五気六味の治療効果を得て調理方法を重視する。」
という考え方があります。
本日はその中でも五気六味の治療効果の
【六味とは?】についてお話していきます♪
>>> 前半部分の【五気とは?】はコチラから👀♪
【六味とは】
全ての食材や中薬は”六つの味”に分類されると考えられています。
”六つの味”は「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味・淡味」といい、これらをまとめて”六味”といいます。
”六味”にはそれぞれ心と身体に働きかける作用があります。
作用で分けられる為、必ずしも”その味がする”とは限りません。
それでは早速一つずつ特徴を見ていきましょう✨
❶酸味
「收斂」といい、筋肉を引き締める働きを持ちます。
梅干しを食べた時に顔がキュー!っとなりますよね。
そのイメージです♪
食べてなくとも梅干しを想像するだけで、酸っぱさをイメージし唾液が出てくると思います。
酸味には唾液の分泌を促進する働きもあるのです。
また「固渋」という尿や汗などの分泌過剰を抑える働きを持ちます。
症状例:多汗、下痢、不正出血、長引く咳、頻尿
などがある方におすすめです。
食品例:梅、酢、トマト、レモン、ざくろなど。
夏の暑い日や激しいスポーツで大量の汗をかく時には
梅干しや酢の物を食べると良いです😌
ちなみに酢の物のお酢は非加熱のアップルサイダービネガーを使うと、胃腸への負担も少なくお勧めです。
❷苦味
「瀉下」といい、便秘や尿など体内の不要なものを排泄する働きを持ちます。
「燥湿」といい、湿を乾燥させ取り除く働きを持ちます。
「清熱」といい、体内の熱を鎮める働きがあります。
良薬は口に苦しと言いますが、苦味は様々な効能を持っているのです♪
症状例:発熱、目の充血、便秘、浮腫、皮膚の赤み
などがある方にお勧めです。
食品例:苦瓜、緑茶、紅茶、ウド、菊花、陳皮、アロエなど。
❸甘味
「和中」といい、お腹を和ませる働きを持ちます。
「補益」といい、弱っている所を補う働きを持ちます。
症状例:疲労、倦怠感
などがある方にお勧めです。
疲れた時に甘い物を欲するのは身体の自然な反応なのです。
弱った身体を補い、胃腸の健康を保ち、痛みを緩和してくれます。
食品例:バナナ、りんご、棗、栗、南瓜、山芋、はちみつなど。
❹辛味
「活血」といい、滞っている血の流れを良くする働きを持ちます。
「発散風寒」といい、汗をかかせる働きを持ちます。
寒気を発散させ、体内の”気”を巡らせることで血を循環させてくれます。
唐辛子や薬膳素材をたっぷりと使った薬膳鍋を食べると身体がポッポと温かくなりますよね。
そのイメージです♪
症状例:風邪、風邪の初期症状
などがある方におすすめです。
食品例:生姜、大葉、パクチー、茗荷、ニラ、唐辛子、シナモンなど。
❺鹹味
「軟堅」といい、堅いものをやわらげ散らし、 排泄する作用があります。
白菜を塩水につけておくと、あっという間にしんなり柔らかくなりますよね!
そのイメージです♪
また、「散結」という痰を取り除く働きを持ちます。
余計な水分が多く溜まっている場合、体内で痰に変化します。
痰は毛穴を塞ぎ、”気”の巡りを悪くしてしまいますので、飲み込まずにきちんと取り除く必要があります。
症状例:便秘、イボ、絡んだ痰
などがある方におすすめです。
食品例:昆布、のり、アサリ、くらげ、蟹、イカ、ほたて貝など。
❻ 淡味
「滲湿」といい、皮膚と筋肉の間の”腠理”という部分に溜まった邪気を外へと滲ませ排出する働きを持ちます。
「開竅」といい、人間が持つ9つの穴を広げ通気性を良くする働きを持ち、体内の水の代謝を良くします。
症状例:下痢、浮腫、難聴、 胃もたれ、めまい
などがある方におすすめです。
食品例:湯葉、ハトムギ、冬瓜、白木耳、金銭草など。
六つの味の特徴はいかがでしたか?
これらを「五気」と合わせて「五気六味」といいます。
薬膳学では病の症状や環境に応じて
先に味を決めてから食材を決め調理することもあります。
素材それぞれの効果効能を考え選択し、丸ごと食べることが大切なのです。
なぜなら、六味は五臓腑器官との密接な関わりを持つ為です。
健康を維持する為には五臓腑器官が健康でなければなりません。
私たちは毎日の食事により、食材の六味の効能を得て臓腑を養っているのです!
ラーメンだけ!菓子パンだけ!になっていませんか?
慌ただしい毎日の中、食事に気を使うのは難しい現実もあるかもしれません。
しかし偏りが慢性化すると体内の陰陽を乱し、
一部の臓器に負担がかかり働きを弱め不調を招いてしまいます。
【六味の偏りによって起こる不調】
酸味の摂りすぎ:
汗をかきにくく、体内に余分な水分を溜め込みやすくなり浮腫む。
水の巡りが悪くなることで様々な不調を招きます。
浮腫が酷い時は控えめにするのが良いでしょう。
苦味の摂りすぎ:
苦味は身体の熱を冷ます為、冷えの原因ともなります。
また皮膚が乾燥しやすくなります。
冷え体質の方や胃が弱く下痢気味の方は特に注意が必要です。
甘味の摂りすぎ:
浮腫や肥満になりやすいのが特徴です。
疲れている時やストレス過多の時は甘い物を欲しやすくなりますよね。
そんな時に食する物の中に白砂糖など精製された糖を含む場合、甘いもの欲を増加させ不調を悪化させる悪循環となります。
どうしても甘いものを欲する時は、焼き芋やおにぎりなど自然の甘味から頂きましょう!
胃腸が張ってガスが溜まりやすい時は控えるのがおすすめです。
辛味の摂りすぎ:
イライラしたり、人に対して怒りっぽくなったりします。
爪にヒビが入り割れやすくなります。
皮膚が乾燥気味の際は悪化しますので摂り過ぎないようにしましょう。
鹹味の摂りすぎ:
浮腫み、動悸が起こりやすくなります。
胃腸が消化不良を起こしていたり下痢気味の時は控えましょう。
不調を起こさず、身体を快適に保つ工夫の一つとして
季節や体調に合わせた食材選びを実践していきましょう♪
【六味のバランスの整え方】
和定食をチョイスする
和定食は六味を揃えやすく簡単に続けられます!
例えば
主食のご飯は「甘味」
お味噌汁は「鹹味」
酢の物や梅干しは「酸味」です。
「苦味」のあるお茶を添えたら
あとは「淡味」や「辛味」のおかずにを用意するだけでOK!
あっという間にバランスが整います✨
おかず例①「淡味」=湯葉のサラダ、冬瓜の煮物
おかず例②「辛味」=セロリの胡麻和え、焼きネギ
時間がない時は”味の効能”に沿って素材を選択し、
具沢山のお味噌汁にしてしまってもOKです🫶
「六味」をバランスをしっかりと整え
臓腑を満遍なく養うことが健康への近道になります。
弱い部分に耳を傾けて、普段使う食材の性質を知っておくと良いかもしれません♪
次回は日曜日は!
皆様の食生活からくる五臓の負担をチェックする!
【五臓の疲れタイプチェック!】
をお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°
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