詩供養「CAOL-カル」
CAOL
あの日に帰りたい
還る想いは
白波に呑まれてもまれて
邂逅
変えれないってもうさぁ
波はすぐに潮位してさ
広がる光景は
まるで穹蒼(そら)のように
息を呑み込むんだ
青と白 混ざり合う
黒い感情が
心壊浸水して
鉛のようにさ重たくて
飾りの羽 役ただずだ
恨んで悔やんだところで
さぁ 意味なんてないね
碇に縛られた身体
解こうにも「疲れた」な
僕は息吐いて 眠りつく
あの日に帰りたい
還る想いは
廻航
嗚呼 抗ってもがいて「これから」を
始めよう 始めよう
かけがえのない 僕の言葉(おと)を
響かせろ
飾りだけの羽を愛そう
いつか海峡こえ
この穹蒼(そら)飛び立とう
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