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本物の露天風呂はここだ!@乳頭温泉郷「鶴の湯」


露天風呂が好きです。

温泉で体はあたたまりながらも、冷たい外気を大きく吸い込むと、体の奥深くにひんやりした冷気が充満し、満たされる。そんな露天風呂が好きです。

ということで、至高の露天風呂を求めて、秋田の乳頭温泉郷「鶴の湯」へ行ってきました!

鶴の湯へは秋田新幹線で田沢湖駅まで行き、その後はバスを活用。バスは「アルパこまくさ」で下車し、そこからは送迎バス(田沢湖駅に着いたら、宿に何時のバスで向かうか連絡を)。伺ったのは2023年の12月。都心から次第に雪景色に移り変わる様、異国へ向かってるようで胸が高鳴ります。

田沢湖駅
アルパこまくさにも温泉があります
平日だったのでガラガラだった送迎バス
あたり一面雪景色


鶴の湯は秋田県の乳頭山という山のふもとにある乳頭温泉郷の一軒。
1638年には湯治で使われていたという記録が残っているとか。長〜〜い歴史のあるお宿です。素敵。


本陣ってなに?!とりあえずかっこいい!
殺されそうなつららが…
まずは事務所で受付。事務所にはお土産なども売ってます


私が泊まったのは一人宿泊が可能な二号館。6畳のこじんまりとした部屋でトイレは共同。食事は本陣食堂で他の宿泊者の方々と一緒に食べます。


この部屋の大きさが逆に落ち着きます。タイムスリップしたみたい、、、
趣味・温泉タオル集めなのでうれしい
ちょっと散歩するとあまりに雪深い森で笑いました。遭難したら死ぬ
部屋にある温泉案内

どこから行けばいいのか迷ってしまうほど、泉質の異なる様々な湯が沸いているけど、とにかく早く湯気に包まれたい・・・!!!
ということで、まずは一号館を通って内湯へ。


撮影場所すべてが絵になる〜〜
誰が描いたんだろうかわいい暖簾
念願の湯…!!!


伺ったのは12月、芯から冷えていた体にしみわたります。入った瞬間に良質な湯だとわかる香りと温かさ。幸せってこういうことなんだよなァ。この湯を300年以上も守ってくれてありがとうございます、という気持ちになりました。

混浴の露天風呂(画像は秘湯を守る会公式HPより引用)

鶴の湯にはメインの混浴の露天風呂があります。混浴と聞いて怖気付き、露天風呂の横を通るだけで「誰か入ってる汗」と逃げていましたが、せっかくなので腹を括ります。
着替えていざ露天風呂へ向かうと、入り口付近は岩に囲われて見えなくなっていてお湯に浸かった状態で混浴になる形でした。
初心者にも安心でした。さすが鶴の湯。

女性専用の露天風呂
先が見えないほど山&森

何より個人的に女性専用の露天風呂が良かった。
周りはもののけ姫か?と感じるくらい深い山で、そんな中で浸かる極上の湯。たまりません。

夜バージョン。雰囲気あります
自販機が設置してある集会所みたいなところ

湯に入り倒したので、そろそろお腹が減ってきました。本陣という食堂で名物の芋煮をいただきます。湯治で身も心も健康です。

いろり
量結構多かった


夜は自分でお布団を敷いて就寝です。
夜中に「バサッ!!」って音で目が覚めて、何事かと窓の外を確認したら屋根の雪が落ちる音でした。
朝起きて、まずは湯に浸かります。

なにこの景色。幸せ。

女性専用露天風呂の奥には天気によって色が変わる温泉がありました。どゆこと?!?自然のチカラ、奥深!!!

敷地内にある神社にお参り

総じて、鶴の湯さんは本当に素敵な秘湯でした。
また伺います!!





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