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”チャーリー・プース”を世に知らしめた名盤『Voicenotes』。"天才性"を垣間見た日本独占インタビュー①

―― Who is ”チャーリープース”?

2015年にデビュー。同年に公開されたアクション映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」サウンドトラックからのウィズ・カリファの楽曲「See You Again (feat. Charlie Puth) / シー・ユー・アゲイン (feat. チャーリー・プース)」にて大ブレイク。

ダイヤモンド認定並びに、計20回のプラチナ認定を獲得し、計4度のグラミー賞ノミネート歴をもつ、現在のUS音楽シーンを代表するシンガーソングライター、Charlie Puth (チャーリー・プース)

2022年には、通算3枚目となるスタジオ・アルバム『CHARLIE / チャーリー』をリリース。BTSのジョングクとの楽曲「Left And Right / レフト・アンド・ライト」や、TikTokで激バズりしている「I Don't Think That I Like Her / アイ・ドント・シンク・ザット・アイ・ライク・ハー」など、今や一番注目を浴びるシンガーソングライターの一人といえます。

5月11日は、彼のセカンド・アルバム『Voicenotes / ヴォイスノーツ』5周年!ということで、取材やインタビューをうけてもらうのも至難の業になってきたチャーリーの、当時、リリース直前(2018年4月)に実施された公式インタビューを紹介致します!
当インタビューは、アメリカのみならず海外プレス、ジャーナリスト、そして各国のレーベル担当者を集めて開かれたアルバム用プレス・カンファレンスと並行して行われたもので、紛れもなく日本独占インタビュー(PART1 & 2)となります。
音楽以外にも日本からのサプライズお土産などにも反応してくれたチャーリー。是非最後までチェックしてみてくださいね。

日本独自インタビュー
(この取材は2018年4月にLAにて行われたものです
内容を一部抜粋/補足して掲載致しております)


『Voicenotes / ヴォイスノーツ』制作秘話!

スペシャル・インタビュー PART.1

Charlie Puth / チャーリー・プース

―― (ファースト・シングルの)「Attention / アテンション」は日本で書いた曲だと聞いていたので、大ヒット曲になって非常に嬉しいです。

 「僕はこの曲「Attention / アテンション」を日本滞在中のホテルで書いたんだ。素晴らしいホテルだったよ、僕は日本が大好きでさ。日本の皆にインスパイアされたから、あの曲を書いたんだと思うよ。
 日本のカルチャーに浸かったことで僕がインスパイアされて、世界中の人々が一緒に踊れるような楽しいレコードを作りたいっていう気持ちになったんだよね」

―― 実際にホテルで、どのように書いたか教えていただけますか?

 「スマートフォンを取り出して、それから(歌い出す)パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン、っていうヴォイスノートをスマートフォンに録音したんだ。
 その時、僕は友人と一緒にいたんだけど、この“ヴォイスノート”を使って曲作りをはじめて。最終的にこのアルバムを『Voicenotes / ヴォイスノーツ』って呼ぶことに決めたんだよ」

―― 特に「Attention / アテンション」以降の楽曲には本当に圧倒されています。

 「どうもありがとう。そう言ってもらえると、僕の次のアルバム、将来のサウンドはどんな風にしようって考えさせられる。またスタジオに入って、新しい曲をレコーディングしたいって気持ちになるよ」

―― このアルバム『Voicenotes / ヴォイスノーツ』についてどう感じていますか?

 「最高に、誇りに思っているよ。『Voicenotes / ヴォイスノーツ』は完成させたばかりで、マスターも終わって発売できる状態になったよ(※インタビュー時はリリース前)。本当に誇りに思ってる。ほぼ全てを自分で制作したから、作るのに時間がかかった。でも、その方が良かったんだ。今、アルバムを頭から終わりまで聞くと、きちんと完成された作品に聞こえるからね」

―― このアルバムで、あなたが素晴らしいアーティスト/プロデューサーであることが世界中の人達に知られることになると思います。デビュー・アルバム(『NINE TRACK MIND / ナイン・トラック・マインド』)と比べてみても、大分誇りに思える出来になったのでしょうか?

 「そんなに優しいことを言ってくれて、どうもありがとう。そうなったら嬉しいけど、とても優しい意見だね!そうだね、前と比べても誇りに思える出来だよ。このアルバム(『Voicenotes / ヴォイスノーツ』)の方が、ずっと僕らしい作品だと感じられるんだ。僕の内向的な性格が、このアルバム『Voicenotes / ヴォイスノーツ』では聞こえると思う。
 ファースト・アルバム(『NINE TRACK MIND / ナイン・トラック・マインド』)も良かったけど、ただ、全く僕じゃなかったんだよ。音楽界で、自分がどんな人間なのかを探ってたんだ。今は、自分がどんな人間かはっきり分かってるよ」

―― 『Voicenotes / ヴォイスノーツ』サウンドの方向性は、何がきっかけで決まったのでしょうか?

 「このサウンドは、ずっと僕の中にあったものなんだよ。こういうサウンドのアルバムをずっと長い間作りたかった。子供の頃からジャズとクラシックを演奏して育ったから、最近のポップ・ミュージックとジャズ・ミュージックの類似点に前から興味を持ってたんだ。だから、その二つを合体させる方法を考えて作ったのが『Voicenotes / ヴォイスノーツ』なんだよ」

インタビュー中のCharlie Puth

―― セカンド・シングル「How Long / ハウ・ロング」も素晴らしい曲です。どの様に制作されましたか?

 「ツアー中に書いた曲で、僕はツアーバスの後部にいたんだ。そして、「Attention / アテンション」を思いついた時と同じように(ビートボックスをはじめる)……それをレコーディングして、ループして、どれくらい続いてたの? (またビートボックスをはじめて) 
そうやって、全ての曲をビートボックスをしながら書き上げたんだ。そのレコーディングしたものを、曲にして完成させたんだよ」


―― 日本についてお伺いします。なんか日本での特別な思い出はありますか?

 「日本での特別な思い出と言えば、生まれてはじめて活エビを食べたことだね(笑)今、思い返しても、クレイジーだよ!ああいうものを見たのも生まれて始めてだったし、僕は(日本人の)ボディーガードと一緒だったんだけど、彼がつまみあげたエビはまだ生きてて。僕達はそれを食べたんだよ。君達は、生の鶏肉も食べるよね。アメリカではやれないね。なぜか日本では可能みたいだけど、ここじゃ無理だよ。だから、僕が2匹の活エビを食べたのは、クレイジーだったよ(笑)」

―― (笑)口に入れた時に、音楽が聞こえたとか(笑)?

 「(笑)かもね。その瞬間に、8曲ぐらい、アルバム一枚分の音楽を書いたんじゃないかな。笑い話にしてるけど、本当に見たことのないものだったからさ。僕も活エビに挑戦したアメリカ人の一人になったよ。僕は日本が大好きだって言ったっけ?日本が大好きだよ!

―― あなたの頭の中では、全ての音に音階(ドレミファソラシド)がついて聞こえているとのことですが、自分にその才能があることに気づいたのはいつですか?

 「気づいたのは12歳の時だよ。僕は両親が聞かせてくれる音楽を聞いて育ったんだけど、僕がパーティーで、そうした曲をピアノで弾くことになって。楽譜がなかったから曲を耳でコピーして弾いたんだ。それが普通だと思ってた。耳で曲を聞き取って演奏するって、誰にでもできることじゃないみたいだね。珍しいことなんだよね。でも、曲をプロデュースする時に役立ってるよ」

―― 聞こえて来る音が全て音楽に聞こえたら、時々、音に圧倒されてしまいませんか?

 「そうだね。でも、それが僕の生きてる世界で、僕は四六時中、音楽に浸ってるのが好きなんだよ。だから問題ないんだよ(笑)」

続きはPART 2 に続きます!


名作『Voicenotes / ヴォイスノーツ』は以下からチェック!

2018年05月11日リリース、5周年!
  1. The Way I Am / ザ・ウェイ・アイ・アム

  2. Attention / アテンション

  3. LA Girls / LA・ガールズ

  4. How Long / ハウ・ロング

  5. Done For Me (feat.Kehlani) / ダン・フォー・ミー(feat. ケラーニ)

  6. Patient / ペイシェント

  7. If You Leave Me Now (feat. Boyz II Men) / イフ・ユー・リーヴ・ミー・ナウ(feat.ボーイズⅡメン)

  8. Boy / ボーイ

  9. Slow It Down / スロウ・イット・ダウン

  10. Change (feat. James Taylor) / チェンジ(feat. ジェイムス・テイラー)

  11. Somebody Told Me / サムバディ・トールド・ミー

  12. Empty Cups / エンプティ・カップス

  13. Through It All / スルー・イット・オール



最新アルバム『CHARLIE / チャーリー』はこちら!

2022年10月7日リリース

チャーリー・プース、3枚目となるフル・アルバム
全世界同時発売!

BTSJung Kook(ジョングク)とのコラボレーション曲「Left and Right (feat. Jung Kook of BTS) / レフト・アンド・ライト(フィーチャリング・ジョングク・オブ・BTS)」、TikTokで大バズり中の「I Don't Think That I Like Her / アイ・ドント・シンク・ザット・アイ・ライク・ハー」、ビリーズブートキャンプのビリーが出演していることでも話題になったシングル「Light Switch / ライト・スイッチ」、自身が2019年に経験した“大きな別れ”を歌ったという「That’s Hilarious / ザッツ・ヒラリアス」等を含むグローバル・ヒット・アルバム


スペシャル・セットもWarner Music Storeにて取り扱い中!

アルバム『CHARLIE』+ Tシャツ セット - Warner Music Storeで販売中
(数に限りがございます)



Charlie Puth - Warner Music Japan アーティストページ


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