武器兵器調達課#94: 「J-20」
今回は「J-20」についてみていきましょう。
多分ですが、エンジン以外は相当高性能だと思います。 航空自衛隊、いまでも大変なのにこれからもっと大変になりそう。
恐らくですが(なんの発表もありませんが)、かなり近い将来これに小柄ドローンをしたがえ日本の上空を襲うことになるでしょう。
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「J-20」: 中国が独自開発した第5世代ステルス戦闘機です。2011年に初飛行し、2017年に中国空軍に配備されました。J-20は、中国初のステルス戦闘機であり、中国の軍事力における大きな飛躍を象徴する存在です。
性能
J-20の性能は、まだ完全には公開されていませんが、推定される性能は以下の通りです。
全長: 約22メートル
全幅: 約13メートル
全高: 約5メートル
最大離陸重量: 約35トン
エンジン: WS-10C ターボファンエンジン 2基
最大速度: マッハ2以上
最大航続距離: 約2,000キロメートル
搭載兵装: PL-15 空対空ミサイル、PL-12 空対空ミサイル、LS-8 空対地ミサイル、JD-20 空対艦ミサイル、レーザー誘導爆弾など
J-20は、高いステルス性と超音速巡航能力を備えていると推定されています。また、人工知能を搭載している可能性も指摘されています。
開発状況
J-20は、現在も改良が続けられています。
2021年11月には、中国空軍がJ-20の改良型であるJ-20Bを公開しました。J-20Bは、エンジンや火器管制レーダーなどが改良されています。
2022年3月には、中国空軍がJ-20の艦上戦闘機型であるJ-20Sを開発していると報じられました。J-20Sは、空母からの発艦・着艦が可能になるように改造されています。
中国空軍への配備
J-20は、中国空軍の主力戦闘機の一つになりつつあります。
2024年5月現在、中国空軍は約200機のJ-20を保有していると推定されています。
中国空軍は、今後さらにJ-20を配備していく計画です。
評価
J-20は、その性能から、米国のF-22 ラプター戦闘機と並ぶ世界最先端のステルス戦闘機と評価されています。
J-20は、F-22 ラプターよりも低コストで製造できるとされており、中国にとって大きな戦力となる可能性があります。
一方、J-20のステルス性能やエンジン性能については、F-22 ラプターに劣るとする専門家もいます。
日本の防衛への影響
J-20の登場は、日本の防衛にも影響を与えています。
J-20は、日本の航空自衛隊にとって脅威となる可能性があります。
日本政府は、J-20の能力に対抗するために、F-35戦闘機の配備を進めています。
お値段は、まあまあですね。
F-22、J-20、NGADの値段
F-22ラプター
1機あたり約2億2000万ドル(約300億円)
開発費用は約765億ドル(約11兆円)
J-20
1機あたり約1億7000万ドル(約240億円)と推定されている
開発費用は公表されていない
NGAD
1機あたり数百億円になると推定されている
開発費用は公表されていない