用語集: 「ロックビット」 <ー 名古屋空港も被害
今回は「ロックビット」についてコメントさせていただきます。
日経MJ 2023年7月24日 p−2の報道では被害は、半年で500社以上
で、この「ロックビット」とは?
「ロックビット(LockBit)」: 2019年に活動を開始したランサムウェア(身代金要求型コンピュータウイルス)の一種です。世界中の企業や政府機関を標的に攻撃を仕掛けており、2021年には約1億ドル(約110億円)の身代金を獲得したとされています。
ロックビットの特徴は、暗号化されたデータを復号するために身代金を支払う必要があります。支払わない場合は、盗んだデータが公開される恐れがあります。また、ロックビットは、ランサムウェアを配布するために、Eメールの添付ファイルや不正なWebサイトへのリンクなどを悪用しています。
ロックビット感染を防ぐためには、以下の対策を講じることが重要です。
不正なメールの添付ファイルを開かない。
不正なWebサイトへのリンクをクリックしない。
最新のセキュリティパッチを適用する。
強固なパスワードを設定・使用する。
バックアップを定期的に作成する。
ロックビットは、非常に危険なランサムウェアです。感染を防ぐために、上記の対策を講じることが重要です。
2021年徳島県つるぎま町立半田病院の場合は、このロックビットのお陰で新規患者の受け入れが不可能になりました。
2023年名古屋空港では、ロックビットのおかげで、2日もコンテナが止まりました。
ちょっとした油断でこうなりますのでちゅういしましょう。
それも無理なら、せめてバックアップをこまめに取りオフラインのところに保存しましょう。
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