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武器兵器調達課#130: 「IRBM」

今回は「IRBM」について見ていきましょう。

日本は、これを持っていないのでは?

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「IRBM(Intermediate-Range Ballistic Missile)」: 中距離弾道ミサイルのことです。

IRBMの特徴と役割

  • 射程距離: 短距離弾道ミサイルと大陸間弾道ミサイルの中間の射程距離を持つミサイルです。一般的に、数千キロメートル程度の射程を持つとされています。

  • 発射方式: 地上または潜水艦から発射され、弾道軌道を描いて目標地点に到達します。

  • 用途: 戦略兵器として使用されることが多く、核弾頭を搭載して敵の軍事施設や都市を攻撃する目的で開発されています。

  • 影響力: 比較的短い準備時間で広範囲に攻撃できるため、地域紛争や抑止力として重要な役割を果たす可能性があります。

IRBMが問題視される理由

  • 核拡散の懸念: 核弾頭を搭載可能なため、核拡散につながる可能性があります。

  • 地域紛争の激化: IRBMの配備は、地域の軍備競争を激化させ、緊張を高める要因となります。

  • 抑止力のバランス崩壊: 一方の勢力がIRBMを大量に保有することで、地域の軍事バランスが崩れ、新たな紛争を引き起こす可能性があります。

IRBMに関する国際的な取り組み

  • 中距離核戦力(INF)条約: 米ソ冷戦時代に、中距離核ミサイルを全面的に禁止する条約が締結されましたが、2019年にロシアが条約から離脱し、再び中距離核ミサイルの開発競争が活発化しています。

  • ミサイル技術統制レジーム(MTCR): ミサイルとその技術の拡散を防止するための国際的な枠組みです。

まとめ

IRBMは、その射程と破壊力から、国際政治や軍事戦略において重要な役割を果たす一方、核拡散や地域紛争の要因となる危険性も孕んでいますが、相手がもっているならこちらはその倍はほしいですね。

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