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パラレルワールド新聞: 「外務省:ドミニカ共和国の危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)]
今回はドミニカ共和国にお友達のいる方向けです。
JICAの守備範囲地域(派遣先の一つ)なので、今回は知り合いがいる方もいるかも?
ドミニカにいろいろ求めても...
_*_*_
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください(継続)
【ポイント】
●拳銃や刃物を使用した強盗や殺人事件等の凶悪犯罪が多発しているため、十分注意してください。
1 概況
(1)国家警察が発表した2023年における殺人事件の被害者数は1,237人であり、前年比152人減となりましたが、強盗やひったくり等の事件は日本と比較して多発しています。特に、サント・ドミンゴ首都圏やサンティアゴ市等、都市部を中心に昼夜を問わず、特に夜間に拳銃や刃物を使用した強盗、ひったくり、暴行、薬物犯罪等の被害が多発しています。
また、麻薬問題から派生する事件も多く、密売グループ間や犯人と警察との間での銃撃戦等により、住民が巻き添えになる被害も発生しています。
(2)日本人犯罪被害の多くは路上強盗やひったくりです。中には拳銃を所持した強盗が家に押し入り金品等を強奪したケースや、夜間に高層階のアパートの窓から侵入したケースもあります。
(3)停電、断水、道路等のインフラ改善、病院や学校などの公共施設の整備を求める抗議活動や、不正選挙や政府の汚職に抗議する大規模なデモ等が全国で発生しています。これらは暴力を伴う抗議活動に発展する可能性があるので注意が必要です。
(4)毎年、誘拐事件が発生しており、これまでに邦人の被害はないものの、外国人を標的とするものは過去に数件発生しています。また、誘拐の標的は富裕層に限りません。短時間の誘拐行為で金銭等を奪うケースや何らかのトラブルに端を発した金銭目的以外のケースも発生しています。
(5)現時点では国内外を拠点とするいわゆるテロ組織やテロを行う際に利用するインフラ(活動拠点、組織、特定宗教団体等)は確認されていません。