資料室#18: 「航空自衛隊 背振山分屯基地 電子情報収集」 <ー 自衛隊の中国情報収集
今回は「航空自衛隊 背振山分屯基地 電子情報収集」についてコメントさせていただきます。
「航空自衛隊 背振山分屯基地 電子情報収集」: 福岡県と佐賀県の境にある脊振山の山頂に位置するレーダー基地です。この基地は、第43警戒隊が所属し、九州北部から中国地方にかけての空域を監視しています。
背振山分屯基地の電子情報収集は、主にレーダーによって行われています。基地には、360度全周を監視できる大型のフェーズドアレイレーダー「TPS-102」が配備されています。
このレーダーは、空中を飛行する航空機の位置、高度、速度、方向などの情報を取得することができます。
また、背振山分屯基地では、電子情報収集衛星からの情報を受信・処理する設備も備えています。これらの衛星は、地上から電波を傍受して、航空機やミサイルなどの情報を取得しています。
背振山分屯基地の電子情報収集は、日本の領空や周辺の空域を監視する上で重要な役割を果たしています。これらの情報は、航空自衛隊の航空機やミサイルによる防空作戦や、警戒監視に活用されています。
具体的には、以下の情報を収集しています。
* 航空機の位置、高度、速度、方向
* 航空機の種類、識別番号
* 航空機の電波発信
* ミサイルの軌道
* ミサイルの電波発信
これらの情報は、航空自衛隊の指揮統制システムに送信され、航空機やミサイルによる防空作戦や、警戒監視に活用されます。
背振山分屯基地の電子情報収集は、常に最新の技術を取り入れ、性能を向上させています。今後も、日本の安全保障に貢献していくことが期待されています。
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