武器商人秘書オリガのノートブック#36 : 「陸上自衛隊のOSINTはどこの部署が担当?」 <ー 伝説的CIA分析官シャーマン−ケントさん曰く、米国の情報なら95%公開情報、他歴史家も自由世界側では90%が公開情報、従い一般人でも軍の分析官と実力を競うことができます。 ま、一般人なら株、ライバル会社の情報になるかもしれませんが
今回は「陸上自衛隊のOSINTはどこの部署が担当?」についてコメントさせていただきます。
回答: 基本は、陸上自衛隊中央情報隊です。
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諜報業界用語: 「OSINT」|武器商人秘書:オリガの資料室 (note.com)_*_*_
「陸上自衛隊中央情報隊」: 東京都練馬区の朝霞駐屯地に所在する、陸上総隊直轄の情報科部隊です。
**任務**
中央情報隊は、陸上自衛隊の部隊が作戦を実施する際に必要な作戦情報、偵察情報、地理情報などを一元化し、効率化を進めるために編成されました。主な任務は以下の通りです。
**情報収集**
* 公開情報(新聞、雑誌、インターネット等)の収集・分析
* 画像情報(衛星写真、空中写真等)の収集・分析
* 地理情報(地形図、地図等)の収集・作成
* 人員情報(氏名、経歴、所属等)の収集・分析
* その他の情報収集
**情報分析**
* 収集した情報の分析・評価
* 情報に基づいた判断材料の作成
* 指揮官への情報提供
**情報支援**
* 各部隊の情報活動に対する支援
* 情報システムの運用・管理
* 情報教育訓練の実施
**部隊編成**
中央情報隊は約1,000名の隊員で編成されており、以下の主要な部隊から構成されています。
*情報処理隊**:情報収集・分析、情報システムの運用・管理等
**地理情報隊**:地理情報の収集・作成、地図の作成等
**基礎情報隊**:公開情報の収集・分析、外国語資料の翻訳等
**国際情報隊**:国際情勢に関する情報収集・分析、国際機関との連携等
**情報保全隊**:情報セキュリティの確保
**中央情報隊の役割**
陸上自衛隊の情報活動の中核を担う部隊であり、以下の役割を果たしています。
* 陸上自衛隊の作戦行動に必要な情報の収集・分析
* 各部隊の情報活動に対する支援
* 情報セキュリティの確保
* 情報教育訓練の実施
**中央情報隊への入隊**
情報処理、地理情報、外国語、国際情勢等に関する専門知識や技能を持つ隊員で構成されています。入隊には、陸曹候補生採用試験や一般曹候補生採用試験に合格する必要があります。
なお、この部隊は以前は、市ヶ谷で情報処理隊と呼ばれていたと思います。