資料室#29: 「(英国)コモンウェルス」 <- 対中国に有効
今回は「(英国)コモンウェルス」について見ていきましょう。
この連合体、対中国でかなりの切り札になります。
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「(英国)コモンウェルス(the Commonwealth)」: イギリスのコモンウェルス(英連邦)は、イギリスとその旧植民地から独立した国々が加盟する国家連合体です。現在、53か国が加盟しており、総人口は約24億人に達します。
主な特徴
歴史: 1926年に設立され、1971年のシンガポール宣言で現在の形に再定義されました。
目的: 加盟国間の協力を促進し、国際的な理解と世界平和の推進を目指しています。
首長: 現在の首長はチャールズ3世です。首長の役割は主に象徴的なもので、実際の政治権限はありません。
加盟国の例
アジア: インド、パキスタン、マレーシア
アフリカ: 南アフリカ、ナイジェリア、ケニア
オセアニア: オーストラリア、ニュージーランド
カリブ海: ジャマイカ、バルバドス
メリット
経済協力: 加盟国間での貿易や投資の促進
教育と文化交流: 学生交換プログラムや文化イベントの実施
国際的な影響力: 国際問題に対する共同の立場を強化
コモンウェルスは、政治的・法律的な縛りが少ないゆるやかな組織であり、加盟国は対等な立場で協力しています。