武器兵器調達課: 「ハープーンミサイル」
今回は「ハープーンミサイル」について見て行きましょう。
「ハープーンミサイル」は多くの種類があるのでまずは、どんなものかを知りましょう。
「ハープーンミサイル(Harpoon)」: アメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス社が開発した対艦ミサイルです。アメリカや日本など30ヶ国以上で採用されており、西側諸国ではフランスのエグゾセと市場を二分するベストセラーとなっています。
ハープーンの主な特徴は以下のとおりです。
射程が長い(初期型で220km、最新型で315km)
低空を飛行するため、敵艦のレーダーに捕捉されにくい
アクティブレーダーホーミング方式を採用しており、命中率が高い
ハープーンは、海軍や空軍、陸軍などで広く使用されています。海軍では、艦船から発射して敵艦を攻撃します。空軍では、航空機から発射して敵艦を攻撃します。陸軍では、地上発射型が開発されており、海岸線から発射して敵艦を攻撃します。
ハープーンは、湾岸戦争やイラク戦争など、多くの戦争で使用されています。また、近年では、沿海域での戦闘に適した性能が評価されており、多くの国で採用が拡大しています。
ハープーンの改良型として、次のようなものがあります。
ブロック1D:射程を延伸した型
ブロックII:中間誘導にGPSを併用した型
JASM:ハープーンの技術を応用した長射程対地ミサイル
ハープーンは、今後も世界中の海軍や空軍、陸軍で活躍していくことが期待されています。