武器兵器調達課#32: 「F-15JSI」 <ー 日本改造版F-15
今回は「F-15JSI」について見て行きましょう。
「F-15JSI」は
米国F-15C/ Dをまず日本版「F-15J」とし三菱重工業がノックダウンした改造版です。なお、これまた「F-15JSI」改造版の方は単座の方と言われています。
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日本空軍のF-15JSIの特徴は、以下のとおりです。
航空電子装備の大幅なアップグレード
F-15JSIは、最新の電子戦装備やレーダーを搭載することで、敵機の探知や追尾能力を大幅に向上させています。また、データリンク機能を強化することで、他の戦闘機や地上部隊との連携も強化されています。
エンジンの換装
F-15JSIは、より強力なエンジンを搭載することで、最大速度や上昇率を向上させています。また、燃費も向上することで、航続距離も拡大されています。
機体の構造強化
F-15JSIは、機体の構造を強化することで、より高いG負荷に耐えることができるようになりました。また、耐弾性も向上することで、敵機の攻撃から身を守る能力も向上しています。
具体的には、以下の改修が行われています。
レーダーをAN/APG-82(v)1に換装
電子戦装備をAN/ALQ-255に換装
データリンク機能を強化
エンジンをF110-GE-129に換装
機体の構造を強化
これらの改修により、F-15JSIは、旧型のF-15J/DJと比べて、以下の能力向上が図られています。
敵機探知・追尾能力の向上
データリンク機能の強化
機動性の向上
航続距離の拡大
耐弾性の向上
F-15JSIは、2024年から航空自衛隊に配備される予定で、航空自衛隊の防空能力を大幅に向上させると期待されています。
以下に、F-15JSIの特徴をまとめます。
航空電子装備の大幅なアップグレードにより、敵機探知・追尾能力、データリンク機能が向上
エンジンの換装により、最大速度、上昇率、航続距離が向上
機体の構造強化により、G負荷耐性、耐弾性が向上
これらの改修により、F-15JSIは、旧型のF-15J/DJと比べて、より高性能な戦闘機へと生まれ変わったと言えるでしょう。