諜報業界用語:　「（サイバー界の）フットプリント」

今回は「（サイバー界の）フットプリント」について見て行きましょう。

「（サイバー界の）フットプリント（footprint）」：　インターネット上で残される特定個人のオンライン活動に関する情報のことです。デジタル・フットプリントとも呼ばれ、具体的にはWeb閲覧履歴やcookieなどの受動的な性質のものと、SNSでの投稿や送信メールなどの能動的な性質のものとがあります。

フットプリントは、攻撃者がターゲットの情報を収集するために利用されます。攻撃者は、フットプリントからターゲットの興味や関心、職業、居住地などの情報を把握し、攻撃の成功率を高めます。

フットプリントを抑えるためには、以下のような対策が有効です。

• 個人情報の公開を控える

• SNSの利用を慎重にする

• セキュリティソフトを導入する

• パスワードを定期的に変更する

フットプリントは、サイバー攻撃のリスクを高める要因となるため、注意が必要で個人だけでなく、企業や組織にも影響を与えます。企業や組織は、フットプリントを抑えることで、情報漏洩やサイバー攻撃のリスクを低減することができます。