パラレルワールド新聞: 「佐藤優「ニッポン有事!」22年ぶり訪ロで見た市民生活 なぜ戦時下を感じさせないか」 <- 内心、こんなもんだとは思っていました...
今回は「佐藤優「ニッポン有事!」22年ぶり訪ロで見た市民生活 なぜ戦時下を感じさせないか」について見ていきましょう。
アサ芸Biz: 22 Sept,2024
「佐藤優「ニッポン有事!」22年ぶり訪ロで見た市民生活 なぜ戦時下を感じさせないか」
「筆者は9月13~18日、ロシアの首都モスクワを22年振りに訪問した。今回は...市民生活について記すことにする」
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「ひと言で言うと、モスクワの市民生活の水準は飛躍的に高まった。率直に言うが、東京よりもレベルが高い」
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「モスクワのサラリーパーソンの年収は100万~150万ルーブル(170万~250万円)...ちなみにモスクワの物価は、レストラン、西側のブランド品は日本と同程度だが、食料品、衣類、家賃、水光熱費、公共交通運賃は東京の2分の1~3分の1だ」
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「年収170万円ならば健康で文化的な生活ができる」
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「モスクワ郊外(車で30分、公共交通機関で50分)では、1500万円で110平方メートルのマンションを購入することができる」
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「ウクライナ戦争が始まった後、西側諸国の経済制裁、ロシアによる西側の食料品輸入規制によって、食料品はほぼ国産になった。その水準は高く、種類も豊富で、安価だ。スーパーマーケットでの価格も日本の2分の1~3分の1だ」
ん~
ロシア制裁は、かえってロシアを強めている印象です。
「プーチン大統領は、ウクライナへの侵攻後「官僚は戦時体制で仕事をするが、国民には平時の生活を保障せよ」という命令を発したとのことだ。そのせいか、モスクワでは戦時下であるという感じが全くしなかった」
パラレルワールド新聞記者も、こんな記事を載せると「ロシア寄り」と思われるのですが、現実、短いながらも2度ほどロシアで生活したことがある私的にも、そんなものではないか?
と内心は思っていましたが、やはりという感じです。
ま~
皆さん疑問に思うと思います。 ロシア人は、ウクライナ戦争で大量に死んでいるではないか? それでいて、こんなモスクワが平和で物価が安定しているのはおかしい、と?
パラレルワールド住民の推測:
1. ロシア人が大量にウクライナ戦争で死んでいるのに、どうして反政府にならないのか?
キーは、この話はモスクワということです。 そこらへんに転がっているニュースを読んでみると、戦死をしているのは基本、スラブ系のロシア人やモスクワから戦場に行っているのは他民族のロシア人と比較すると少いと思われ、戦死しているのはシベリアあたりのロシア国籍人が多く「モスクワでは戦時下であるという感じが全くしなかった」のは自然な気がします。
2.「西側諸国の経済制裁、ロシアによる西側の食料品輸入規制によって、食料品はほぼ国産になった」とのことですが、ロシア人はそもそも、自分で食べるものは可能な限り自分で作ります。 モスクワ人なら、郊外にほとんどダーチャ(дача:名目別荘、実際は農家の小屋みないなところが多し)なるものを持っていて、大体週末に農作業をする場合が多く、半自給自足のような感じです。 かつ、ソ連時代は特に、物不足の時が多く、日ごろから自分の住んているところの床の下に食料を貯蔵し、危機に備えています。
従い、大昔にルーブル危機の時にスーパーの棚に何もないシーンが日本で放映され、ロシアが大変だ~ 最悪といいつつ、現地のロシア人的には床の下の備蓄があるので、実はたいしたことがなったのでした。
スーパーの棚に何もないのに...
実際、餓死者は0人。
ですが、肥満の方は大量に存在。
お金の方は、ルーブルは通貨としてつかっているものの現実は、外資系の場合はUSD支払いで、ほかの方は常にルーブルー>USDに替え、必要な時だけルーブルに替えて使っているので、インフレも何とかなっているのが正直なところです。
どのぐらい、自給自足かと言いますと、ロシア人の同僚はこんなことをいっもいっていました: スーパーで買う、ジャムなどはまずい。 やはり、自分で作ったほうがおいしいわ~
と、こんなレベルです。
結果的に、有事のことを考えるとやはり食料自給率を上げておかないとまずいことがよくわかります。 可能なら、せめて50%くらいは国産の武器が妥当だとおもいます。
今回のロシアを観ていると、色々無料で学習できるのはいいかとパラレルワールドは思っています。
日本もロシアとはいろんな問題を抱え、戦う可能性はゼロではないのに、今の日本でこんな国を相手にどのぐらい戦えるか未知数です。
猛毒国家に囲まれた日本に多くの選択肢はなさそうです。
参考ですが、ロシア人は教育水準が高く、プラスチックが石油でできていること知らない方を探すのは難しいと思います。
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