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「人類の孤独を解消するロボット」って、どんなん?
髙橋圭子🐟しゃけこです。
昨日、三宮・東遊園地で開催された分身ロボットカフェ DAWN in Kobeに行ってきました。
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例えば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や慢性疲労症候群、重度の障がい、子育て中など外出困難な方が分身ロボットを使って働く、という実験カフェです。
テーブルの上の小さなOriHimeは、手や頭が動き、会話をしてくれます。
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遠隔で操作しているパイロットさんがおしゃべりをすると、OriHimeさんがしゃべっているような感じになるのです。
隣にはタブレットもあって、カフェのメニューを提示したり、パイロットさんのプロフィールを表示したりも。
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注文したものは、大きなOriHime-Dさんが運んできてくれます(Dさんも遠隔操作かつおしゃべりしてくれる)
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今日お話ししたパイロットさんは、パイロット歴5年ほどで、カフェの店員以外にも学校のあいさつ係(おはようございますって言いながら生徒を迎え入れる)もしているそうです。そういう使い方もあるんだなぁ、と目からうろこでした。
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例えば、「今まで学童を利用していたけど、利用終了になった小4ぐらいの子ども」が、親が残業で長時間一人になるから、親が帰ってくるまで遠隔で見守っててほしい、っていうニーズは結構あると思うんですよねぇ。(未就学児など年齢が小さいとOriHimeを触って壊しちゃわないかなとかも考えたり。)
そして30分ほど、OriHimeさんと我々家族3人でがっつり世間話をしました。
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こういうテクノロジーが発展していないと、ご病気で寝たきり状態の「今日のパイロットさん」とお話する機会は、なかなかなかったと思います。
ロボットそのものは、写真で見るよりも、見た目はかわいいし、手もパタパタ動くので、もっとかわいいです。
最近、ファミレスや回転寿司などで、自動でオーダー品を運んでくれたり、注文からお会計まで人と話さないでも成立するようなものが増えています。(人件費削減が主たる理由だとは思うのですが)
でも、それとは違って、パイロットさんがOriHimeを通じてお客さんと会話をするための大切なツールであって、お客さん、パイロットさん双方の孤独・孤立を防ぐものだと思いました。