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確かあの頃は
とにかく疲れて
ただ守るだけ
それだけだった

小さな手が守る
大きな瞳が生かす
君の唇は教えてくれる
幸せを

君がこの世に生まれた頃
まだおままごとな私は
何度も会いたいと願った

何度も君の夢を見た
世界は簡単に変わり
所詮は他人で
同じ部屋に2人ぼっち
愛なんて単純な言葉で
君を呼べない
君を呼べない
呼べない

小さな嘘で優しくする
大きな心で人を許す
いつか君が言った
ママは偉大だから
諦めたりしないで

生きることに迷った頃
やわい横顔で教えてくれた
強く美しくあれと

昨日まで幼かった君が
今日は少し大人で
いつも戸惑う
どこか似ているようで
赤の他人みたい
否応なく思い知らされる
君は美しい
君は美しい
美しい

友であり、恋人である
わが子であり、親である

君に初めて会った時
名前を呼んでみた
ふるさとのような
優しいきもちで
誰かを愛せる
そんな人になった
今の君が好き
今の君が好き
今の君が好き
今の君がすき
今の君がすき
今の君がすき
すきーっ!

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