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引っ越しの際にやること~転出時~

最近、私は仕事を辞めて引っ越しをしました。(仕事を辞めたことについては、そのうちじっくり書きたいと思います。)

今回の引っ越しは、北海道から埼玉県へ、引っ越し業者を利用せず、宅急便も使用せず、車一台で夜逃げのように越してきました。

その際に大変だったこと、おそらく皆悩むであろうことをここに書き残していきます。



1.引っ越し業者を頼むメリット、デメリット

業者にお願いするメリットは、とにかくなんでも運んでもらえること。梱包もそこそこで大丈夫。

衣装ケースなどは中身が入ったままでも運んでもらえるし、とにかくなんでも運んでもらえます。


デメリットはお金がかかること。なので会社都合の転勤などで、会社が引っ越し料金を全額負担してくれるならば、このデメリットは関係なし。迷わず業者に頼みましょう。

あえて言うならば、繁忙期に引っ越し業者を見つけること、搬出日、搬入日の指定が難しいことでしょうか。

自力で引っ越しを行えば、好きな日に搬出して、次の家にノータイムで搬入できます。(物件退去の立ち合いなどがなければ。)


やっぱり一番はお金ですかね。業者に頼むと安くても10万程度はかかると思います。運んでもらう物の量、繁忙期かどうか、距離などが金額に関係してきます。


2.自力での引っ越しが可能だった理由

今回私が自力での引っ越しを実行できた要因は以下の通り。

・自家用車を所持していた

・引っ越し先が実家なので、生活家電が必要なかった(冷蔵庫や洗濯機などの大型家電)

・近くにごみ処理施設があった

・手伝ってくれる人がいた

・思い切りのよい性格だった


引っ越し先が実家で、生活家電が必要なかったことはとても大きかったです。もしも引っ越し先に家電が必要で、持っていきたい場合には自力での引っ越しは難しいと思います。

自家用車がハイエースや軽トラなら良いですが、普通車ではまず積めません。

ハッチバックタイプであれば、今人気のSUVのように後部座席とトランクルームが繋がっており、後部座席を倒すことで、大きなトランクルームとして使用できますが、私の車はセダンタイプで完全独立型のトランクルーム。大きいものはなかなか入りません。

載りきらないのであれば処分しよう。という思い切りも大事でした。


3.処分する際に困ったモノ、困ったこと、それぞれの処分方法

今回私が処分する際に頭を悩ませたものは以下の通り。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、2口ガスコンロ、ベッド、デスク、デスクチェア、ソファ、カラーボックス、テレビ台、本棚、衣装ケース、突っ張り棒、物干竿 です。

大きいものはとにかく処分に困ります。


私の処分方法は大きく4つ。

①知人に譲る

②リサイクルショップへ売却(店への持ち込み、出張買取の利用)

③ごみ処理施設へ搬入

④指定引き取り場所への持ち込み(家電リサイクル法関連のもの)


とにかく①と②で出来るだけ処分しました。

上記の中から、おおかたの物は知人へ譲りました。

友人、友人の友人で最近引っ越してきたらしい人、会社の先輩などなど。ゴミになったり、10円やタダで引き取られるよりは、第二の人生として歩める方がモノにとっても幸せでしょう。

ただ、物を譲るには連絡をとったり、実際に譲る物を見てもらったり、運んだりすることが面倒です。事前にコツコツ予定を立てて実行する時間がない場合は難しいと思います。


その場合は、はじめからリサイクルショップへの売却を行いましょう。

ただ、退去日当日にすべてを引き取ってもらう算段で、買取出張をお願いすると、意外と引き取ってもらえないものが多く、困ることになります。

私はセカンドストリートを利用したのですが、事前に予約が必要で、その際に何を引き取ってほしいか伝えました。家電については年式が重要となっていて、洗濯機や冷蔵庫、レンジは製造から10年以内、ガスコンロは5年以内とのことでした。

この時点で、冷蔵庫が製造から10年経過しているモデルであったため、自己処理が必要なことが決定。

ベッドは引き取り不可とのことで、自己処理決定。(ブランド品や使用年数によっては引き取ってもらえることもあるようです。ニトリはダメでした。)

ガスコンロは製造から3年以内だった為、引き取ってもらうつもり気満々でしたが、コンロの焼き付きなどが目立つため、引き取り拒否されてしまいました。退去日前日に出張買取をお願いしていた為、急いでごみ処理施設へ持ち込みすることになりました。


出張買取で買い取り不可のものでも、お店への持ち込みであれば買い取ってもらえる場合もありますし、他の買取業者ならば買い取ってもらえる場合もあります。

セカンドストリートでは未使用の食器しか買取してもらえないため、使用感が気にならない食器類は、なんでもリサイクルへ売却しました。値段がつかずとも引き取ってもらえるものもあり助かりました。使用感があるものはごみ処理施設へ。


ベッドは悩みに悩みましたが、幸いにも脚付きマットレスだったので脚を外し、マットレスも簡単に二つに分解でき、軽トラへ載せてごみ処理施設で処分しました。


ここまでの流れをまとめると、

知人へ譲れなかったものはリサイクルショップへ。それでもだめならばごみ処理施設へ搬入して処分。

引っ越しに時間がかけられない人は、全てごみ処理施設へ搬入するのが早いです。


処分とは別に、冬タイヤはいつもタイヤ交換とクロークを利用していたお店に実家へ発送してもらいました。さすがにタイヤを載せてしまうと、荷物が何も車に載らなくなってしまうので・・・。2万円かからないくらいで発送してもらえました。


4.家電リサイクル法とは、処分方法について

さて、家電リサイクル法に少し触れたいと思います。モノを処分する際に、とにかく家電リサイクル法が憎いと感じます(笑)

特定の家電(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は、家電リサイクル法により有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進することが定められています。

そのため、通常のごみと同じように、ごみ処理施設へ持ち込んでの処理ができないのです。


主な処分方法は以下の3つ。

①買い替えであれば、古いものを引き取ってもらえる。

②家電量販店などで買った商品の場合、引き取ってもらえる可能性があるので問い合わせる。(引き取りの手配を依頼し、家電リサイクル券を準備する)

③家電リサイクル券を準備し、自分で指定引き取り場所へ持ち込む。


私の場合は、買い替えではなく、処分したかった冷蔵庫はリサイクルショップで買ったので、引き取りの依頼も出来ず、③の自分で持ち込むことにしました。

ネットで探すと、業者に引き取りをお願いできるようですが、引き取り自体にお金がかかるとのことだったので、利用しませんでした。


家電リサイクル券についてですが、これは郵便局で購入できます。

窓口で、家電リサイクル券を欲しいのですが、というと記入するための書類が渡されます。メーカーやサイズによって処分費用が異なります。

私は一般財団法人家電製品協会のページを参考に金額を確認しました。https://www.kaiketsukr.com/feelist/


リサイクル券を準備した後、軽トラを半日レンタルして、近くの指定引き取り場所へ持ち込みました。軽トラを半日借りると4千円程度かかりますが、他にも大きなごみを積んでごみ処理場へ行ったりと、何かと便利でした。

ベッドや冷蔵庫、移動する際には力がいります。なので、手伝ってくれる人は必須でした。同僚よ、ありがとう。


5.その他手続き

引っ越し作業に気が取られて忘れがちなこと

・転出届(これを作成すると印鑑証明も自動で廃止される)→役所にて

・転送届け(ネットで申請可能、転居の1週間前までに)→郵便局へ

・電気、ガス、水道、管理会社への連絡

・ネット回線やNHKも忘れずに


こんなところでしょうか。

電気と水道は比較的すぐに止められるので、直前でも問題ありませんでした。

ガスは立ち合いが必要な場合があるので、早めに連絡した方がいいです。

管理会社も同じく立ち合いが必要な場合あり。

ネット回線は、会社によって連絡が遅れると使用しない翌月分も支払わなければいけなくなる場合があるので、早めの方がいいと思います。

NHKは意外にも良心的で、引っ越し完了から1週間程度経過してから連絡しましたが、引っ越した日の分で止めて日割りで返金してくれました。


人がそこに住むということには、いろいろなことが関わっているのだな、と引っ越しで痛いほどに感じました。面倒なことがたくさん。


そんなこんなで無事、自家用車に荷物を詰め込み、フェリーを利用しての引っ越しが完了。

かなり頭を悩ませながら、退去日までに物はなくなるのか、と不安になりながら過ごしていたので、少しでも誰かの参考になればと思い記事を投稿しました。


今は転入時の手続きが多く、いろいろと頭を悩ませています。落ち着いたら自分のメモとして、また記事を残したいと思います。

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