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「GREATEST 25」


「バスケなんて出来るわけないです」


オファーをするとほとんどの方がこう言います。

なのでこちらはこう返します。

「ぜんぜん大丈夫です。集まることに意味があるので入場さえしていただければ。あ、歩けはしますよね?笑」


というわけで、そんな口車に騙されて笑
まんまと集まってくださったGREATESTの皆様方。

仕事に穴を開けられないという責任感からご辞退を申し出た方にも丁寧に説得しました。
今の仕事はもちろん大事ですが、これからの人生に必ず活きる時間になるという確信もありましたし、そう言うことでそういう舞台にしなければというプレッシャーを自分にかけました。

ちなみに過去のOG戦は前後半各7分くらいでハーフタイムはしっかり15分笑という配慮ver。
しかし今回はまさかの4Q制。
DAY1のメインイベントですし、チケットを販売する以上、それなりのクオリティのものを見せなければなりません。

とはいえこちらにも考えがありました。
DAY1はDAY2よりキャストが多いのです。
フレッシュもいるし25人以外のオールスター選手もいるしWKBLの選手もいるし、オールキャストで臨めば4Qはイケると考えました。
18歳と50歳が同じコートに上がるのもアリだよなあとも思いました。
まあ25人だけの時間は最初と最後の5分あればいいかなと。
※実際の進行台本はこちら↓

スタートとラストの5分だけお願いね


かくして集まりしGREATESTな皆さまの控室は井戸端会議というか、うるさいというかあっという間に当時の光景にタイムスリップしていきました。。



開場してフレッシュオールスターが行われている頃でしょうか…
ウチのスタッフからまさかの一言が告げられました。

「GREATESTの皆さんが40分自分達でやる!と言ってます!」

マジですか!
本当にタイムスリップしてしまったのか…!
いや、断る理由もないし、本人達がそう言うならば全く問題ないですと私も覚悟を決めました。
※明日どうなっても知らんぞとは思ってました笑

そして迎えたGREATEST 25オールスターゲーム。

繰り広げられたのは皆さまが観て頂いた通り。

まじすか①
まじすか②
まじすか③



私は企画をしておきながらGREATEST をナメていたのかもしれません。
でも本文の冒頭を思い出してください笑
間違いなく「出来るわけない」と言っていたのです。


しかし私は理解しました。
GREATESTにとってのバスケットとは
「あの頃の自分達がやっていたクオリティのバスケット」だったのです。
なので「出来ない」と言うのはそういうことだったのかと。

それには少しだけ及ばないプレーなのかも知れませんが、コートに上がる以上、選手としての役割を全うする責任感こそがGREATESTである由縁なのです。

まんまと騙されたのはこちらの方。

多少の助っ人導入もありましたが、その人選も「入るべき人」でしたし、名人は名人を知るという感じで素晴らしかったです。
※運営側は全く関与していません

BOXスコア入れた人すごい
援軍いっぱい笑
https://allstar.wjbl.org/images/2023-24/DAY1/G25.pdf


あとは言葉にするのも野暮なのでバスケットLIVEを是非観てください!


改めて自分はものすごいものを背負っているのだなあと身が引き締まる思いになりました。

感動というかなんかもうすげえーって感じです笑

かくしてMCコメントに入れた
「時空を超えた奇跡の時間」というキャッチコピーは本当に現実となったのでした。


というわけで次は30周年記念でお会いしましょう!

「バスケなんて出来るわけないです」

って言われても、もう騙されません笑


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