[確定拠出年金]投資信託の売り時の確認手順 その1
投資信託は、いつかは売却して利益を確定しなければならない。
一般の投資信託と同じように、確定拠出年金でも
いつでも売却することができるのだが、
60歳まで引き出すことができない = 売却も60歳時点でいい
と思い込んでいる人が、確定拠出年金の加入者の中には
結構な割合でいるように感じる。
たまたま60歳時点が高値期であれば結果オーライなのだが、
そんなくじ引きのような、運を天に任せるような危険を引き受ける必要はない。
相応の利益がとれると判断したら、都度、利益確定していくべきだ。
相応の利益がとれているかの確認方法
確認方法の手順やタイミングは以下のとおり。
すべての投資信託で共通である。
1. その商品がどの相場・指標の影響を受けるのか知っておく
例・日経平均株価か、TOPIXか、NYダウか、ドルか、ユーロか など
2. 影響を受けやすい相場・指標のニュースが目に入りやすいようにしておく
3. 投資期間(買付け時から売却時までの期間)と利益率の平均値を確認して、売却
このノートでは、影響を受けやすい相場・指標の確認方法を紹介する。
影響を受けやすい相場・指標の確認方法
確定拠出年金であれば、ラインアップ商品の説明資料が公開されている。
今回は、みずほ銀行の運用商品一覧を例にとる。
上記リンク先を開きながらおつき合いいただきたい。
A. 国内株式の場合
みずほ銀行のプランでは「DIAM DC国内株式IDX」が国内株式のインデックス(パッシブ)だ。
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