[資産運用のコネタ]アメリカの長期金利が気になる今日この頃
確定拠出年金での、投資信託の売り時の見極め方の1st stepとして
その商品がどの指標の影響を受けるかの確認方法を書いてまして、
次のステップとして指標の確認方法を書く予定だったんだけど、
先週末、案の定働き方改革法案が成立しちゃって、ちょっと仕事がバタついた。
本編書く前だけど、指標について雑感を先に。
貿易戦争だー株主総会だーなんだーかんだーと
運用的には華やかな面白いニュースが乱れ飛んだ6月末でしたが、
ワタクシ最近とっても気にしてるのは、
アメリカの長期金利の動向。
3.11%まで上がったあたりで
米中の貿易戦争がキナ臭くなって、それ以来3%が大きな壁となっている。
長期金利が上がると、株式運用でリスクをとる必要が薄まるので
株価は低迷する理屈になる。
ただし、利上げが終了すると株価はまた上昇傾向に。
となると、利上げ期は株式のいいお買い物相場期ってことにもなる。
日本の金利よりもアメリカの金利が格段にいいとなれば
円でドルを買った方がいいわけで、ドル高になるはず。
目安として日米の長期金利差が3%になるとドル高になると言われている。
ま、過去のアメリカの利上げ期を追いかけると
必ずしもそうとは言い切れない局面もあったんだけどね。
2004年の利上げ時、全然長期金利が上がらなくって
FRB議長だったグリーンスパン氏が
コナンドラム(謎) = ワケわからん!
と言った、粋な事件もあったし。
アメリカの短期金利であるFFレートが利上げスピードを上げてるので
理論上は長期金利も上がっていく方向性で間違いはない、、
と思いつつ、
さて、今回は教科書通りにいくものかどうかと気にして見てるわけです。
気持ち的には、3%超えしない昨今は、ちょっと不穏。
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