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サカナクションの隠れた名曲を紹介したい

※タイトルに「隠れた名曲」と銘打ってますが、普段からサカナクションを聴く方々にとっては全く隠れてないです。ただの名曲紹介になります。「ヤリスクロスのCMの曲の人達だよね」とか「新宝島くらいしか知らないよ」って人向けです。

どうも皆さん、こんばんは。
音楽聴いてますか。私事ですが最近はPSYQUIとか、ちょっと昔に戻って相対性理論とかSOUL'd OUTとかよく聴いてます。「シフォン主義」は本当名盤ですよね。

話が逸れました。今回は私が敬愛してやまないサカナクションの隠れた名曲を紹介していけたらなと思います。
ボーカルの山口一郎氏(以下、一郎先生)が作る曲の良さをうまく伝えられるか分かりませんが気になったら動画を貼り付けておきますので、聴いてみてください。


それではレッツゴー



1.エンドレス

歌詞が昨今なにかと話題に上がる誹謗中傷に対して、ぶっ刺さりまくりの曲です。9年前の曲ですよ?これ。
「誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人」「後ろから僕はなんて言おう?後ろから僕はなんて言われよう?」「この指で僕は僕を指す その度にきっと足が竦む」「見えない世界に色を付ける声は僕だ
なにかを変えるのは結局自分なんだ!っていう曲です。
ネガティブな感情になりがちな今だからこそ、この曲を聴いて自分を見つめ直してみるといいかも知れません。

ちなみに私は最後の「見えない世界に色を付ける声は僕だ」のところで毎回鳥肌がたってしまいます。


2.スローモーション

MVがインフルエンザの時に見る夢。
レトロなサウンドと、一郎先生らしい哲学的な歌詞が特徴的な曲です。
一度聴いただけでは「ん???」ってなる感じの曲ですが、なぜかまた聴きたくなるメロディーをしています。3回も聴くともう中毒です。ずっと頭でこの曲が流れます。
ラスサビ前に流れる間奏のジャギジャギ感は聴いてて心地の良い激しさなので、一聴の価値ありです。


3.Aoi(動画01:37~)

2013年NHKサッカーの公式テーマ曲として流れていたので、サッカー好きの人は知っているかも知れません。
曲の中でふんだんに使われる「青い」という歌詞には、若さの青サッカー日本代表としての青、そしてサッカー後進国の日本から世界に挑んでいく劣等感としての青などのメッセージが込められています。
この曲はぜひ、ライブ版を聴いてほしい。
「サカナクションの好きな曲top10」があるとして、個人的にオリジナル版だとこの曲は7位8位くらいなんですけど、ライブ版になると多分top3には入る。そのくらい違います。


4.表参道26時(動画05:04~)

「つまりは心と心絡み合って切れた」「二人は所々ほつれてる服みたいだ」
「つまらない夜に話し始めたのはなぜ」「意味もないのに左手で書いた名前」
歌詞でもうわかりますね、別れる寸前のカップルの曲です。
ファミレスかレストランか、向かい合って座るカップルの今にも崩れ落ちそうな雰囲気が、まるでその場に居合わせてしまったかの様に伝わってきます。
サビのコーラスが綺麗でずっと聴いていられます。

一説では一郎先生の実体験を元にした曲だとかなんとか。


5.夜の東側(動画08:28~)

はい、来ました。私が一番好きな曲です。
夜の東側というタイトルとは裏腹に、ミドルテンポの明るめな曲調で詩的な歌詞が印象に残ります。
夜の明け方を歌った曲なんですけど、普通夜が明ける描写を「さよならする夜の東側」って表現します?どこまで詩的でエモいんだ
「テレビの明かりだけで夜を読んでた」って歌詞も好きです。
決して派手な曲ではないですが、夜に一人で聴いてると自然と体が揺れ出す楽しい曲です。



いかがだったでしょうか。今回紹介したのはほんの一握りで、まだまだ紹介したい曲はありますが今回はこの辺にしておきます。

コロナ禍によってサカナクション自身や、他のアーティスト達のライブが開催中止になっていく中、なにか新しい事は出来ないかとチャレンジしていく彼らの活動を、これからも応援しています。

それではまたー。

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