【早慶戦 他部活対談企画 vol.4】 攻撃陣対談 ~野球部編~
◯選手紹介
ーまず初めに、自己紹介をお願いします。
藤井:ソッカー部2年の藤井漱介です。商学部です。
清原:一緒っす。
藤井:一緒っすか!FWやってます。お願いします。
香山:ソッカー部4年の香山達明と申します。経済学部で、ポジションは前の方のFWとかやってます。お願いします。
清原・本間:前の方ね!笑
本間:慶應義塾大学4年総合政策学部の本間颯太朗です。現在、主将として活動しています。ポジションはサード、セカンド辺りをやっています。
清原:4年、商学部の清原正吾です。ポジションはファーストです。よろしくお願いします。
全員:お願いします。
◯お互いの部ついて
ーお互いの部の印象を教えてください。
清原:部の印象?
藤井:自分は商学部って英語でTOEIC受けるじゃないですか、入学前に。それで1番下のクラスなんですけど、そこのクラス行くと塾高出身の野球部の人がいっぱいいて(笑)。基礎クラスに。なんか、そういうイメージです。英語基礎にめっちゃいるっていう。
香山:野球部さんといえば、早慶戦の日が休講になるくらいなので、慶應を代表した体育会っていうイメージがあって。それこそリーグ戦とかにも応援部が来て、1番盛り上がってる体育会かなっていう印象があります。
清原:ソッカー部はうちも朝早いけど、結構朝早くから練習しているイメージがあります。あ、あとめっちゃ好きなのがソッカー部の応援。野球部の練習中に聞こえるんすよ。あの「歌い飛び跳ねろ〜」を歌えるんですよ、僕。そのイメージは結構強いです。
本間:ソッカー部さんのイメージとしては、正吾も言ってたんすけど、朝早くから常にグラウンドに誰かがいるなっていう印象があって、高校生も使ってると思うので、大学生と高校生の違いは分かんないですけど、常にグラウンドで人が練習してて大人数の部活だからこそ、上手いことしっかり練習の違いを決めてタイムスケジュール組んで、効率良い練習をしているのかなっていう風に。グラウンドから帰る時に見えるんで、ちょっとの時間ですけど見ながら、そういうことを思っています。
ーお互い下田で活動している部活同士だと思うのですが、ここの4人に限らず、ソッカー部だったら野球部と、野球部だったらソッカー部と関わり合ったりとかしますか?
清原:僕のソッカー部の友達…茅野(茅野優希=4年/MF/副将/慶應義塾高)、根津(根津拓斗=4年/GK/慶應義塾高)、友香(中村友香=4年/マネージャー/慶應義塾女子高)…くらいかな。
本間:俺は慈英(荘司慈英=4年/DF/慶應義塾高)、勝木(勝木耀=4年/DF/慶應義塾高)。その辺かな。2人とも塾高なので、塾高の時のソッカー部の知り合いがいるっていう感じっすね。
藤井:自分は内部生とかじゃないんで、それこそさっき言った基礎クラスの人しか知り合いがいないですね。
香山:出会ったことないっすね。
本間:経済…?経済は少ないわ。
香山:そうっすね。あんまり見たことないです。
ー志木高の人とかいないんですか?
本間:志木高なんっすか?3年でしたっけ。
香山:いや4年(笑)
清原:全然話聞いてないやん(笑)
全員:(笑)
本間:木村(木村勇輝=4年/学生コーチ/慶應義塾志木高)…?
香山:木村!クラス一緒でした。
ーそれぞれ自分の部のアピールポイントだったり、ここ見て欲しいとかありますか?
清原:キャプテン!!
本間:やっぱり人数が多いっていうところが1番の特徴かなっていうふうに思っていて、学生だけで色々な役職含めると200名弱いるので、その200名弱がそれぞれ自立して日本一っていう目標に対して、自分がどうやってフィットしていけるのかっていうのを考えて、活動しているっていうのがうちの部の特徴だと思ってるので、そういう自主自立、自分で動く、自発的に動くっていうところを見てもらえればなっていう風に考えています。
香山:うちの部活はやっぱり規律と言いますか、練習だけじゃなくてミーティングの数を重ねて、ルールであったり、それぞれの学年の振る舞い方を事細かく学生で話して決めているので、まだまだかもしれないんですけど、ぜひ私たちの組織の規律みたいなところを感じていただきたいなと思います。
藤井:そうっすね。まあ香山くんも言ってくれたと思うんですけど、似たようなことで。正直まだ1年とちょっとしかまだこの部に所属してないっていうのもあるので、この後に何か言えって言われても、ちょっと…(笑)
全員:(笑)
藤井:この後に何か言っても、なんか薄いことしか言えない(笑)。でも、1年しかいない身として逆に言えることとしては、高校とか今までいた組織に比べても組織愛ある人が多いなっていう思ってて。本当に居心地の良いところは、アピールポイントになるのかなっていう風に思います。ちょっとまとまってるか分かんないんですけど。
インタビュアー:(清原選手は)何かありますか?
清原:いやもうキャプテンが全部(笑)
インタビュアー:個人として、自分のプレーの注目して欲しいところがあれば教えていただきたいです。
藤井:自分は足元の技術とか自信持って武器としてやっているので、そこに注目して欲しいです。
香山:僕は志木高出身っていうのもあって、サッカーの教育みたいなのあんまり受けてきてないので、積み重ねられた技術みたいなのはあんまりないんですけど、この体格とこのストリートバスケで培ったボディコントロールで、相手投げ倒してみたいなことを思ってます。
清原:ストリートバスケ?競技ちゃうやん(笑)
本間:(笑)
藤井:(香山は)中学までバスケ部だったんすよ。
本間:えーー!?
香山:いや帰宅部で公園でバスケしてました。
本間:へえー。志木高からサッカー?
香山:そうっす。
本間:へえー。僕の特徴としては、気を全面に出してプレーするっていうところが1番のアピールポイントで、執念入ったプレーに注目してみていただければなっていう風に思ってます。
清原:僕が見て欲しいのは、神宮でのフルスイングと名前を呼ばれた時のざわつき。
全員:(笑)
清原:そこには注目して欲しいなって思います。
インタビュアー:間違い無いですね(笑)。ちなみに先程(香山選手が)中学までは違う部活って話があったと思うんですけど、(清原選手は)高校はアメリカンフットボール部ですよね?
清原:自分はアメリカンフットボール部です。
インタビュアー:大学で野球を選んだ理由とかってありますか?
清原:僕、小学校まで野球やってて、中学でバレーボールやって、高校でアメリカンフットボールやってたんすけど。高校も高校で神奈川選抜とかに選ばれて、2大会連続でMVPとったりして、大学から声も掛かってたんすけど、大学4年間は最後、親孝行とかを学生生活最後なので恩返しできたらなって思って、親が喜ぶことなんだろうなって思ったら、もう1回野球に挑戦してみようっていうことで、6年ぶりに硬球なんて初めてだったんですけど、覚悟決めて野球部入りました。
香山・藤井:素晴らしいっすね。
香山:やっぱり志木高から大学サッカーっていうのがほとんどいなくて、例年1人とかなんですけど、そこの決断としては、やっぱり高校3年生でちょっとサッカーをちゃんとやってみようと思って、色々学び始めたら色々と面白いなって思って。大学サッカーでも自分がどこまでやれるのかって、挑戦してみたくなって、慶應の体育会ソッカー部に入ったって感じですね。
インタビュアー:藤井選手と本間選手は大学で続けた理由とかありますか?
本間:僕は小学生の頃からずっとやってきた中で、学生生活最後なので今まで僕の野球人生に携わっていただいた方に大学の体育会っていう場所でも一生懸命プレーすることが、1番の恩返しになるかなっていう経緯で、大学でも野球続けようって思って選ばせてもらいました。
藤井:自分は結構角度変わっちゃうんですけど、1年浪人してて、浪人中には高校でサッカーはやり切ったっていう風に思ってて、大学でやるつもりなかったんですけど、1年浪人して勉強していく中で、1年間勉強に向き合ったその姿勢をサッカーでも活かせるんじゃないかなっていう風に思って、サッカーに活かしてサッカーにもう1度向き合ったらより成長できんじゃないかなっていう興味、好奇心でもう1回やろうっていう風に決めました。
香山:サッカーに向き合いすぎちゃったね(笑)
ー慶應の良さだったり、慶應への想いとかがあれば教えてください。
清原:じゃあ慶應16年目の僕から。小学校から慶應に通わせてもらって、やっぱりコミュニティが広いっていうか。16年通ってて、慶應で良かったなっていう風に思ってて、なんて言うんだろうな(笑)。やっぱり慶應の良さって、みんな仲良いし…ね?言葉に表せられない良さがあると思うわ。
藤井:確かに。
清原:逆に聞きたい。入ってどうだったか。
藤井:確かに良い人多いなっていうのはあって、優しい人多いなって思ってて。勉強ができるから多分皆、心に余裕があるっていうか、大人な人がいるというか、皆大人だなっていうのは入って1番感じました。
清原:俺は多分わかんないわ。
本間:逆に?
清原:そう。良さがわかんない。最初から慶應だから。だから俺以外の皆に聞きたい。入ったタイミングでどう思ったかっていうのを。
香山:入ったタイミングじゃないけど今思うのはやっぱり、受け入れる力というか。幼稚舎とか中等部からの人もいれば、地方から受験して大学から入ってくる人もいるみたいに色んなバックグラウンドの人たちの色々の思想が混じり合う中でも、互いに受け入れつつ、体育会だったら1つの目標に向かってみたいな、やっぱり受け入れる力とか考える力みたいなのは高くて、こっちも好き勝手やりやすいなみたいなのはあって良いなと思います。
藤井:それは間違いない。
清原:上手いね!上手いわ。
本間:僕もコミュニティの広さっていうのをすごい感じてて、自分が所属している部活においても色々なバックグラウンド持った人がきてくれるってのもそうですし、僕たち神宮で野球させていただいて、高校生は去年甲子園で野球しているっていうところで、他部活の方が神宮に応援に来てくれる、OB・OGの人たちが甲子園に足を運んで後輩たちの応援をしてくれる社中一体っていうのが他の大学にはない慶應だけの良さかなって、そこのコミュニティの広さと慶應に所属している、していたっていうところの力っていうのが慶應義塾っていう確固たる…なんていうんすかね(笑)
藤井:慶應を愛してる人多いっすよね。
香山:OB・OGの方々の愛校心っていう…
清原:愛校心!愛校心!
本間:愛校心が強いなっていう。
ー実際高校は去年甲子園優勝して、実際後輩たちにあたる選手たちがご活躍されたと思うんですけど、大学の野球部の皆さんも観てたりしましたか?
清原・本間:僕たち応援行きました。
清原:僕、弟が甲子園優勝したんで、僕は自分事のように…(笑)
本間:僕もちょうどオフが被ったんで、決勝に。僕たちの同期の塾高で野球部で一緒にやってた人たちが学生コーチで残ってくれてる子もいて、その学生コーチのこと連絡とってて、一緒に見たんですけど、そういったところでもどこかで繋がっててやっぱり後輩たちが活躍してくれるっていうのはすごい嬉しいなっていう風に思います。
藤井:俺らもちょうど金沢遠征行ってて、遠征中にみんなで甲子園結果見てました(笑)
香山:午前の試合と午後の試合の間にね(笑)
藤井:合宿中全員甲子園見てました(笑)
香山:走って宿舎帰ってたわ(笑)
藤井:みんなで応援してた(笑)。バスとかでも見てたし。
◯趣味やマイブームについて
ー趣味だったりとか、マイブームがあったら教えていただきたいです。
清原:僕は音楽が好きで、音楽聴くのとNetflixで映画見たり、あとは小さい子の動画に癒される(笑)。音楽はヒップホップが多いですね、USのヒップホップもあれば、日本のも良く聴くんですけど。
藤井:自分は最近結構髪切るの拘ってて、毎回フェードカットにさせてもらうんですけど。
本間:おーー(笑)
藤井:今ちょっと伸びてきちゃったんですけど、似合ってる似合ってないは置いといて。モテるかモテないかも置いといて。
清原:置いといてー。うん(笑)
藤井:自分らしさというか、自分らしくいるってことが結構楽しいですね、今。
清原:1番カッコ良いやん。
本間:フェードが1番良いよ。
清原:こいつ(本間)も、結構フェードやるんよ。
藤井:え、そうなの?
本間:今伸びてるけど、明日?明後日?切りに行く。
藤井:ちょっと気合うかもしれないっす(笑)
全員:(笑)
本間:横短ければ短いほど良いからね(笑)
藤井:そうそう(笑)
清原:(香山)めちゃくちゃ長いやん!(笑)
香山:(笑)
香山:人には無い趣味で言うと、お菓子作りが好きで。
皆:うわーーー!(笑)
香山:ケーキ屋で3年か4年間くらいバイトしてたので。
清原:マジ?できる男やん。
本間:すげーー。
本間:趣味は、ほんとなくて。申し訳ないっすけど。ずっと野球やってきたので、野球が趣味であり、特技でありっていう感じでやらせてもらってます。
全員:(笑)
香山:1番カッコ良いっすね!
本間:(藤井は)趣味散髪ってこと?(笑)
藤井:そう、趣味は散髪ってことで。
ー勝負曲とか試合前に聞く曲とか、試合前のルーティーンとかもあったら教えて欲しいです。
清原:ルーティーン……1曲っすか?
インタビュアー:いや、何曲でも大丈夫です。
清原:それちょっと困るなあ……(笑)
本間:一生出てくるよ(笑)
藤井:自分あんまり音楽聞いてなくて……
インタビュアー:電話したら「スマイル」流れてくるんだけどいつも(笑)。あれ好きじゃないの?
藤井:あれは森七菜が好きで、スマイルにしてる。歌が好きっていうよりは森七菜が好き。
全員:(笑)
藤井:試合前にやることとしては、英語の勉強っていうのをやってて。
清原・本間:(笑)
藤井:なんか最近英語の勉強してるんすけど、試合前に単語帳とか……
清原:嘘つけーい(笑)
香山:いやこれまじっす(笑)
清原:本当に??
香山:このミーティングルームでみんな試合の準備してる中、こいつ(藤井)だけ英単語長を赤シートで隠しながら見てて(笑)
清原:すげー……
藤井:精神統一されるんで。
香山:練習中も最近ずっと英語で喋っているよね。
全員:(笑)
藤井:最近はね(笑)
香山:レッツゴーレッツゴーって。
藤井:簡単な英語を……笑
清原:簡単な英語ね(笑)
香山:僕はあんまり特定の曲はないんですけど、サカナクションが好きなので、大体サカナクションの曲をいろいろ流して、あっちの寮の方のトイレで聞いてます。
藤井:有線のイヤホンでね(笑)
本間:野球部は寮から神宮球場までバスで移動するので、大体1時間くらいかかるんですけど、ちょうど出発と同時に流し始めたら神宮着くタイミングで終わるプレイリストを作っていて……
全員:えーー!!
本間:最後の曲はDOBERMAN INFINITYのWe are the oneっていう曲で、その曲を1番最後に聞いていつも神宮に入っていくっていう感じですね。逆にその曲がもう緊張している時に聞く曲みたいになっちゃってて、それ聞くだけでちょっと手汗が出てくるくらいには……(笑)
全員:(笑)
本間:条件反射がついちゃって、好きな曲かって言われたらちょっと怪しいんですけど、いつも聞いてる曲はこの曲ですね。
清原:僕はその日の試合によって神宮に入る時に聞く曲のジャンルを変えてて。イケイケでぶち上げる日はヒップホップとか日本語のも聞きますけど、逆に冷静に入りたい日もあるので、冷静にグラウンドインしたい時は結構チル系の曲を聞いたりしてます。結構ジャンルはバラバラだけど、WILYWNKAっていうアーティストがいるんだけど知ってる?変態紳士クラブとか聞いたことある?
藤井:あーYOKAZEとか!
清原:その人とはプライベートでも親交があって、ずっと好きでライブも僕の誕生日にツアーファイナルがあってとか色々あって、大好きですね。
藤井:世界違うわ(笑)
本間:マジ世界違うよな(笑)
ー早慶戦にかける想いとか、これからの試合にかける想いを教えてください。
藤井:今年は早稲田大学さんと関東大学サッカーリーグ戦っていう普段のリーグ戦も一緒で、リーグ戦で2試合と早慶サッカー定期戦を入れて合計3試合あるんですけど、3戦3勝をチームとして目標にしてるので、それを達成するためにも定期戦は必ず勝ちたいと思ってます。
香山:早慶戦はめちゃくちゃ大きい舞台ですし、今年は国立競技場開催っていうところもあって、緊張はしてるんですけど、まず楽しみたいなっていうのが1つ。自分の今までの短いですけどサッカー人生の中で未知の挑戦ではあるので、いつも通り楽しんで、楽しむ姿を見て自分のお世話になった人等とかに勇気や感謝を伝えられるようなプレーをしたいです。
本間:野球部としては次の公式戦が9月14日から始まる秋のリーグ戦というところで、春のリーグ戦は最終カードである早慶戦で2連敗して目の前で早稲田大学の優勝を見届けるっていう悔しい結果で終わってしまったので、秋は早稲田にしっかり勝ち切るっていうところと、チームとしても他の5大学にしっかりカード勝ち切って勝ち点5とって、完全優勝を目指してやっていきたいなっていう風に思ってます。
清原:本間も言ってたけど、目の前で早稲田の優勝の胴上げを見て悔しい思いをしたので、ラストシーズンっていうところで最後笑って終われるように神宮や早慶戦といった舞台で野球できることに感謝しながら、プレッシャーとかも色々ありますけどそれを追い風に変えて、勝利という形で観客の皆さんだったり、ファンの皆さんだったり、お世話になった方々にも恩返しできればなっていう風に思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます!同じ慶應の名を背負って最前線で戦う選手たちの対談をお送りしました!いかがでしたでしょうか?
早慶戦企画はまだまだ続きます。お楽しみに!
下田に勝利を持ち帰るべく、日々練習に励む選手たちの舞台は8月25日、国立競技場。
熱き戦いを絶対に見逃すな。
【早慶サッカー定期戦 -試合情報-】
8月25日(日) 18:00kickoff
聖地・国立競技場にて開催いたします。
11年ぶりの国立早慶戦。
是非ご来場ください!
チケットは以下のサイトよりお買い求めいただけます↓
皆様のご来場を、早慶部員一同、心よりお待ちしております!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?