辛い人が幸せになるために意識すべきこと
現在新型コロナウィルスの感染が長期化する中、不安や孤独を感じ、辛い思いをしている人がたくさんいると思います。
友人と会う時間が減り、人とのつながりが希薄になっていく中で、社会で孤立しているかのように感じたり、就職できるか不安に感じたりと様々なつらい思いをしている人に意識するべきことをご紹介していきます。
・人に頼る
みなさんは、辛いとき、困ったときは、誰かに頼ってますか?
「誰かを頼るのは弱いこと」「自分でどうにかしなくては」と、つらい状況にいるのに、一人で「頑張ってのりきろうろ」と思っていませんか?
人に頼ること、決して悪いことではありません!
頼られた時の気持ちを思い出してみてください、頼られたとき嫌な思いを抱きましたか?
私たちは、自分を信頼してくれる人に対して悪い感情を抱くことはありません。
人にたよることで相手を喜ばせながら、人との心理的な距離を縮めることができ、抱えていた心配ごとが軽くなったり、ストレスが減り心身ともに健康的になっていくのです。
吉田穂波
「つらいのに頼れない」が消える本――受援力を身につける
・「いい人」を演じる必要はない
世の中にいい人は少なくありません。
しかし、そのなかに、人から嫌われたくないという理由でいい人を演じている人がいるのも事実です。
私たちは、学生の頃から他人から嫌われれば生きづらく、好かれれば喧嘩などの余計な人との衝突を避けられることを学んで成長しています。そして、いい人になれば「人間関係の問題は避けられる」という考え方がいつの間にかできあがっています。
私たちは、そのような環境で育ってきたのだから、人からの評価を気にしてしまうのは仕方のないことなのでしょう。
もちろん、人からの評価はよいほうがいいに決まっています。そのためにあえて好評価を得ようとへつらい、媚を売る人がいることも否定はできません。
しかし、そのような人は、自分に嫌気がさすこともあると思います。
「いい人」を演じ続けるのはストレスがかかります。
そのため、「いい人」を演じるのはやめ、人の目を気にするクセをやめて、自分をもつようにしていきましょう!
名取芳彦 他二人
他人のことが気にならなくなる 「いい人」のやめ方
・真面目になりすぎない
辛い思いをしてきた人は真面目な人が多いのは紛れもなく事実です。
実際にみなさんは、アルバイトや社会人でも「ごめん残業してほしい、休日出勤してほしいなど」の上司からの頼みごとを辛いときは断ることができていますか?
辛い思いをする人はこのような頼みを断ることができずにどんどん自分を追い込んでいきます。
さらに、全く断ることをしなければ、上司から「あの子に頼ればいい」と思われてしまいます。
そのため、真面目すぎるのは自分自身の心を傷つけることにつながってしまうのでやめましょう。
松崎博光
新版 マジメすぎて、苦しい人たち
・まとめ
まずは、ここで紹介した3つのことから意識していきましょう。
これらのこと意識することにより辛い思いをすることが少なくなるはずです。
また、精神の安定には読書がおすすめですのでぜひ試してみてください。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てたなら幸いです。